Carbon Copy Cloner の使用法
システム必要条件:
- BSD サブシステム(デフォルトでインストールされる) の内装された MacOS 10.2 が必要です。
サポート状況:
- ローカルの HFS+ でフォーマットされたパーテーションまたはハード ディスク。(ネットワーク接続を除く)
- マウントされたディスク イメージ。
- 通常アップル ソフトウェア レストアを使用しなければ作れない起動可能なディスク イメージも、CCCを使ってクローニングすれば作成できます。
- また、保存したイメージを物理的なパーテーションやディスクに展開しレストアすることで、起動ボリュームとすることもできます。
- *アップル ソフトウェア レストアは4GBまでに限定されます。
- この方法についての、より詳細な説明については http://mactips.bombich.com/asrx.html を参照してください。
- iPod を含む FireWire ドライブ。
- CCC は CD-R/RW または DVD-R/RAM ディスクへの直接のバックアップはできません。適切なサイズのディスク イメージを作成した後、Toast でイメージを CD-R/RW ディスクに焼くほか Disk Copy を使ってのバックアップは可能です。
- Mac OS X(正式版)でサポートされたすべてのマシーン。
使用法:
CCC を使用するには管理者(通常、持ち主のあなた)か root でログインされていなければなりません。
- まずコピー先のディスク(ターゲットとなるディスク)をマウントしておきます。CCC を起動してソース ディスクをポップアップメニューから選択します。これでボリューム(*註)の root レベルから得たファイルおよびフォルダーの情報が、「コピーされる項目」に表示されます。
- バックアップに不要なものを「コピーされる項目」から選んで削除できます。
- ターゲット ディスクを選択します。それぞれのドライブに独自の名前が付けていれば、簡単に選択できるでしょう。
- 一般にはデフォルトの環境設定でうまくいくように設定されています。しかしながら、高度な設定に対してお好みでチェックしたいと思うかもしれません。特に CCC 2.0 からはターゲットへソースを同期させる機能を導入しました。(これによってコピーを実行する時間を短縮できます)
- 鍵アイコンをクリックし、あなたの管理パスワード(ログインの際に使ったもの)を入力してください。あなたがドライブに独自の名前をつけている場合、ターゲット ディスクの選択は容易に行なえるはずです。
あなたが多くのファイルを作っていなければ、クローニングは5〜10分ほどで完了します。データが数GBあったり、2つの物理的なディスクを持っておらず、オリジナルと同じディスクの別パーテーションにコピーしているのなら、1時間以上の時間がかかるかも知れません。辛抱強く、CCC の作業完了をお待ちください。CCC が処理している間、ほかの作業を行なうことができます。しかし、この時にはディスクに処理が集中していますので、いくつかの作業は Finder のフォルダー リストを開くようには反応しないかもしれません。CCC が終了すれば、内蔵ディスクまたは作成したディスクといった、システム環境設定/起動ディスクの選択ができるでしょう。