一般的な Tips

  1. ターゲット ドライブに対して、クローニングの前にソース上のディスクユーティリティ アプリケーションを実行するようにお勧めします。(アップルのディスクユーティリティは有効なものです) これは必須ではありませんが、ディスクあるいはディレクトリーに関連するエラーが、クローン作業中に問題を引き起こすのを防ぐでしょう。
    注:古いディスクユーティリティの場合、ブート ブロック エラーが報告されています。私の経験では、これは正常で一般に問題を引き起こすことはありませんが、解決しておくべきです。
  2. もし余裕がある場合(特にそれが Firewire デバイスである時)には、クローンを作る前にターゲット ディスクをフォーマットすることをお勧めします。iPod は MP3 プレーヤーとして iPod 機能を作られている為に音楽およびソフトウェアをすべて削除するでしょうからそのフォーマットに注意することです。iPod をとにかくフォーマットすることに決めても、アップルの iPod レストア アプリケーションの使用により、後で MP3 プレーヤー機能性を回復することができます。そのアプリケーションが iPod から同様にすべてを取り除いてしまうことに注意してください。最後に、ディスクのフォーマットはルーチンを同期する為には必要になりません。
  3. これまでいくつかのファイルのバックアップを作っていて、今回、起動可能なバックアップを作るつもりがない場合には、「起動オプション」の各チェックをはずしてください。このオプションはターゲット ディスクを整理し、あなたがバックアップからの起動を計画しなければ、不必要なシンボリック リンクや空のフォルダーを再構成します。
  4. 別の Mac へ、もう一台の Mac 上のディスクのクローンを作りたい場合、両方の Mac が Firewire を装備しているならネットワークは要求されません。二台の Mac を Firewire ケーブルで接続して、次に “ T ” キーを押し続けて起動することにより、「ターゲット ディスク モード」でターゲットを起動することができます。これによってターゲット ディスクは別の Mac のデスクトップにマウントされ、CCC の中でターゲットとして選択することができます。
  5. バックアップは作成したいが、ボリューム全体のディスク クラッターは受け継ぎたくないというなら、代わりにディスク イメージへのバックアップができます。このオプションは CCC の環境設定から利用可能です。
  6. 既に以前ソースからターゲットにバックアップしたことがあるなら、CCC の同期オプションを可能にすることで、このタスクを繰り返す時間を大幅に縮小することができます。ターゲット ディスクが空白の場合には、同期は働らきますが、少し長くかかるでしょう。
  7. ソース ディスクと同じ名前を持つターゲット ディスクを改名する(クローニングの後に)ことはよい考えかもしれません。 いくつかのアプリケーションはファイルを作成するか、あるいはボリュームの名前に基づいた参照をするか、異なる名前のディスクからの動作に苦労するかです。Palm Desktop はこれらのアプリケーションの一つです。

あるハードウェアから別のタイプのシステムのクローンを作ることについて

ターゲット ドライブが同じコンピューターを起動する場合、あるドライブから別のドライブまでのクローニングは容易です。 ですが、あなたが別のコンピューターにそのドライブを移設すると、直ちに問題が生じることになります:

  1. あるアプリケーションは、そのコンピューターに特有の環境設定ファイルを作成します。それらの環境設定は ~/Library/Preferences/ByHost に納められます。 このフォルダーの中の項目は、大方それが作成されたコンピューターのハードウェア アドレスの一部を名前として持っています。別のコンピューターから起動してあなたがそのアプリケーションを使用すれば、それらの prefs は無視されるでしょう。デスクトップ ピクチャー、クラシックおよびスクリーンセーバーの prefs は「典型的な」例です。これらの apps は、画面解像度のようなハードウェアの特定の設定に依存する prefs を持っていますから、他のハードウェア上でこれらのファイルを使用しない(時々)ことは重要です。
  2. あなたが古いコンピューターのクローンを新しいコンピューターの為に作ったとしたら、新しいハードウェアが要求するシステム アイテム(例えば kernel extension)を古いシステムが含んでいない可能性があります。

そうすると、どのようにこれらの問題に対処しますか。

  1. 設定をリセットしてください。たいしたもので、それを克服できます。
  2. まず、やってみてください。あなたが新しいハードウェアにクローンを作ったとしても、スクリーンが進まなければそれは恐らく働らきません。その場合には、新しいハードウェアに付属しているオリジナルの工場出荷状態にシステムを戻す為にソフトウェア レストア ディスクを掴むことです。「オリジナルの工場出荷状態にシステムを戻してください」と私が言ったことに注意してください。もしあなたの個人ファイルがそのコンピューターに合わなかったのなら、安全のために、そのシステム上にクローンを作る前にそれらをバックアップします。

大抵の場合、新型のハードウェアに付属したより新しいバージョンの OS が、あなたの古いマシーンに利用可能なことは私にはよい考えではないように思えます。例えば、新しいアルミブックには 10.2.4 が付属していると聞きます。あなたがちょうど前日に 10.2.4 にアップグレードしていたとしても、アルミブックにあなたのパワーブック G3 のシステムのクローンを作ることは良くない考えでしょう。大抵の場合、小さなアップデートは最新のハードウェア ドライバーを含んでいません。しかしながら、もし 10.3 が1ヶ月後に現われるとしたら、恐らく PBG3 を 10.3 にアップデートするかもしれないし、それからあの素晴らしい新型アルミブックにクローンを作るかもしれません。

しかしながら、これと決まったやり方はありません。大部分のシステムは大変小型(Windoze と比較して特に)ですと言っておきます。