環境設定

ソース ディスクの設定

クローン作成の前に認証を修復
 クローニングに先立って、認証問題を修復するためにアクセス権を修復するユーティリティ(ディスク ユーティリティにおいて利用可能)を実行します。

ターゲット ディスクの設定

上書きの前にディレクトリーを削除
 ソースからターゲットにディレクトリーをコピーする前に、削除した項目をターゲットから除いてください。これによっ てターゲット上の項目にクリーンなコピーを提供します。ソースの root レベルにない項目は、ターゲットの root レベルでも削除されません。このオプションが選択されていない場合、ターゲット ディレクトリーの内容(まだそれが 存在する場合)は、ソース ディレクトリーのものに同一化されるでしょう。しかしながらソースの項目はターゲット上 の同じ名前およびパスを備えた項目に上書きされます。 同期オプションが選択されている場合、このオプションは利用 不可能になります。

起動可能にする
 System(システム)およびシステムフォルダ(現在のところ)を構築するために必要な Darwin リンク(/etc、 /tmp、/var)および空のディレクトリー(/Network、/Volumes、/dev)を作成します。このオプションは Netboot セットのために必要になり、それが不必要で不適当なのでディスク イメージ(Netboot が可能になる時を 除いて)のために無効になります。

同期オプション

Psync をインストール
 あなたが Psync をインストールしていなければ、このボックスの中に不明な設定の大きなボタンが現われるでしょう。 ボタンをクリックすることでデスクトップへの Psync 配布ディスク イメージのダウンロードを始めます。それ(ある いは手動で CCC に行なわせることもできます)をインストールするように促されるでしょう。あなたがそれをインスト ールすることにすれば、CCC はディスク イメージをマウントし、パッケージ(コマンドライン インストーラー ユー ティリティを使用)をインストールし、それからディスク イメージを放出、次に同期オプションを表示するでしょう。インス トールしたくなければ、一旦 CCC を終了しなければなりません。それを手動でインストールした後で、同期ユーティリ ティを使用する前に CCC を始動します。Psync は CCC の同期オプションだけのためにあり、基本的な機能には必要 ではありません。Psync は CCC の作者によって開発されてはいません(それは Dan Kogai によって開発されまし た)。それをインストールするオプションは、便宜のためだけに提供されています。より詳しい内容については Read Me を参照してください。

ソースをターゲットに同期
 任意のディレクトリーには ditto の代わりに Psync を使用してください。ソース ディスクの root レベルにファイル を持っているならば、CCC は Psync の制限により Psync の代わりに ditto(あるいはリンクのためには cp)を使用 するということには注意が必要です。

未変更項目の強制コピー
 デフォルトの設定によって Psyncはより新しいか最後のコピー後に修正された項目だけをコピーします。このオプションは 修正期日にかかわらず、すべてをコピーします。

ソースにない項目の削除
 ターゲット ディレクトリーから削除された項目はソース ディレクトリーにはありません。これはソースではなくターゲット の root レベルにあるファイルやディレクトリーには影響せず、それは「コピーされる項目」リスト上のディレクトリー内の 項目だけに反映されます。

ディスクイメージ オプション

ターゲット上にディスクイメージを作成
CCC はソース ディスクと同じキャパシティーを持っているターゲット ディスクの root レベルに空のディスクイメージを作成します。ディスクイメージのボリューム名は、ターゲット ディスクの名になるでしょう。ディスクイメージは希薄なディスクイメージ(単にそこにあるデータと同じくらいのスペースを占める)で、オリジナルのサイズの2倍に伸縮自在です。後でそのキャパシティーを増加させる必要があれば、イメージを拡大するためにディスク ユーティリティを使用することができます。

NetBoot のパーツも含めて作成
Netboot セットのディスク イメージ部分の作成に加えて、CCC はすべてに同様の auxillary ファイルを作成し ます。あなたはターゲット ディスクの root レベルの [ソース名].nbi フォルダーで行き詰まるでしょう。この フォルダーは即時の使用(イメージ上で追加のオプションを設定するために、可能/不能、またデフォルトの設定同様 にサーバー設定を実行するべきです)のための Mac OS X サーバーの /Library/Netboot/NetBootSPX フォ ルダーに転送することができます。 現在の Netboot が2GBより大きなイメージでは働らかないことに注意してください。これは CCC が持つ大変クール な特徴ですし、また Mac OS X サーバーがあれば明らかに試してみるべきことです。このオプションを選択すると、「起動可能にする」オプションが選択され無効になるだろうことに注意してください。これは、そのオプションが要求される機能です。Netboot セットを作成する場合には prefs の他の項目はチェックする必要がありません。

ASR オプション

アップル ソフトウェア リストアで修復
 このオプションでディスク イメージが読み出し専用に変換されます、またブロックされた階層を素早く修復するためにアップル ソフトウェア リストアによってスキャンされるでしょう。 このプロセスに関してもっと学習するためには、私の アップル ソフトウェア リストアについて (英語のウェブサイト)をご覧ください。 また、ターゲット マシーンに ASR ディスクイメージを準備するには ネットリストア(英語のウェブサイト)をご覧ください。このオプションを選択すると、「起動可能にする」オプションが選択され無効になるだろうことに注意してください。これは、そのオプションが要求される機能です。

リストア後にセットアップ アシスタントを実行
 このオプションは、リストアされたコンピューターが最初に起動する時セットアップ アシスタントが始動するように、ディスク イメージ上の " /var/db/.AppleSetupDone " ファイルを削除するでしょう。

ユーザーを直ちに削除
 これはあなたに、ターゲット ディスク イメージから NetInfo ユーザーアカウントやこれらのホーム ディレクトリーを削除するチャンスを与えてくれるでしょう。(システム ユーザーを含めて)すべてのユーザーがリストアップされますが、UID>  500 を持ったユーザーだけを確実に削除することができます。

フォーマット
 圧縮するのとしないオプションがあります。私は圧縮したイメージが圧縮されていないイメージより、レストアをより少ない帯域幅でより速く回復するので、圧縮オプションを使用することを推奨します。

セグメント サイズ
 セグメント サイズは、AFP のより古いバージョン(2GBのファイル限界がある)上で使用する際に有用になり得ます。私はイメージを分ける特定の理由がなければ、あなたがここを空欄にしておくよう勧めます。空欄にしておくことは「セグメント化しない」のと同じです。あなたがこの機能を使用したければ、数値(単位は MByte )を入力してください。