LIFE GAME 作・小林顕彦
━━ 概要 ConwayのLIFE GAMEです。SX-WINDOWで動作します。 ━━ ご使用の前に 動作確認はSX-WINDOW ver 3.10でしか行っていません。このプログラムでは バージョンチェックをしていませんので、古いバージョンのSX-WINDOWをお使 いの方はご注意ください。 このプログラムはフリーウェアです。配布・改変等自由に行って構いません。 ただし、動作に関しては無保証ですので、このプログラムによって発生した 損害等について一切責任を持ちません。 ━━ 使い方 ・「ライフゲーム.X」をダブルクリックするとプログラムが起動します。左側の黒い 四角形がLIFE GAMEのセル領域です。 ・「1STEP」ボタンを押すと1世代後の結果が表示されます。 ・「START」ボタンを押すと「STOP」が押されるまで世代を進めていきます。 ・マウスの右ボタンによりメニューが表示されます。 「コピー」を選択するとその時点の内容が32×32ドットのPAT4として クリップボードにコピーされます。 「ペースト」は32×32ドットのPAT4をクリップボードからセル領域に ペーストします。 ・「ライフゲーム」のウィンドウに32×32ドットのPAT4ファイルをドラッグすると ファイルを読み込んでセル領域に表示します(エラーチェックをしていな いので、どんなファイルでも無理やり32×32ドットのPAT4とみなして読み 込みます)。 ・基本的にはパターンエディタで初期配置を行い、それをコピーして動作さ せることになります。おもしろいパターンが見つかったらPAT4で保存して ください。保存したパターンはドラッグで読み込むことができます。 ━━ 計算方法について ・LIFE GAME自体は有名なのでここでは説明しません。ご存じない方は「CA.DOC」 に簡単な説明がありますのでそちらをご覧ください。 ・領域は32×32セルで構成され、上下と左右はつながっているものとして計算 されます。 ・1つのセルは黒/黄/赤/緑/青のどれかになります(グレースケール4色はPAT4 データを読み込んだ時点で黒に変換されます)。黒が"0(死)"の状態、それ以 外は"1(生)"の状態です。 ・黄/赤/緑/青の4つはそれぞれ独立して計算されますが、1つのセルに2つ以上 重なった場合は以下のルールに従ってどの色が生き残るかが決まります。 赤 黄 → 赤 緑 黄 → 黒(両方とも死亡) 緑 赤 → 緑 緑 赤 黄 → 緑 青 黄 → 黄 青 赤 → 黒(両方とも死亡) 青 赤 黄 → 赤 青 緑 → 青 青 緑 黄 → 黄 青 緑 赤 → 青 青 緑 赤 黄 → 黒(全て死亡) ━━ サンプルパターンの説明 添付してあるサンプルパターンについて簡単に説明します。 SAMPLE1.PT4 SAMPLE2.PT4 この2つは全体の形状を保ったまま移動していくパターンのサンプルです。 SAMPLE1には「グライダー」という名前がついています。このパターンを知っ て興味を持ったのがこのプログラムを作成したきっかけです。 SAMPLE3.PT4 SAMPLE4.PT4 SAMPLE5.PT4 これら3つは自分で作ったパターンのうち、おもしろいと思ったものです。 簡単な規則から複雑なパターンが生まれるのがLIFE GAMEの醍醐味です。 ANTEI.PT4 FLIPFLOP.PT4 BAKENEKO.PT4 VIRUS.PT4 以上の4つは電脳倶楽部 Vol.24に掲載されたOS-9用ライフゲーム(鷲見誠次 氏作)に添付されていたデータです。 ━━ 謝辞 このプログラムを作成するにあたり、以下のツールを使用させていただきま した。作者の方に感謝致します。 HAS v3.09 Y.Nakamura氏 HLK v3.01 SALT氏 GNU make homy氏 (EOF)