映画LD/DVD評
『劇場版 カードキャプターさくら』

LD、DVD、VHS共通:バンダイビジュアル 価格 9800円(税抜)、
             発売 2000/ 2/25 COLOR/NTSC/86分
LD :BELL-1481 DIGITAL STEREO(DOLBY SURROUND)/CLV1枚・2面
         /ビスタサイズ(レターボックス収録)
DVD:BCBA-0315 DOLBY DIGITAL(5.1ch DOLBY SURROUND)/片面2層
         /ビスタサイズ(スクイーズ収録)
VHS:BES-2428  STEREO Hi-Fi(DOLBY SURROUND)
         /ビスタサイズ(レターボックス収録)


封切:1999/ 8/21
原作:CLAMP
監督:浅香守生
脚本:大川七瀬
キャラクターデザイン:高橋久美子
ゲストキャラクターデザイン原案・コスチュームデザイン:CLAMP
作画監督:桜井邦彦、高橋久美子、うえだひとし
美術監督:針生勝文
色彩設計:勝沼まどか
撮影監督:白井久男
音楽:根岸貴幸
音響監督:三間雅文
企画:渡辺繁、大川哲植、丸山正雄
プロデューサー:池口和彦、小野達矢
配給:松竹
アニメーション制作:マッドハウス
製作:バンダイビジュアル、シェルティ、マッドハウス


 既にこの作品をご覧になった方も少なくないかと思いますが、電脳倶楽部を盛 り上げるという意味で、投稿してみました。  LD/DVDで観賞しましたが、結局、可愛い桜ちゃんのことを書きたいのと、 画質の評価をしたいだけだったり(笑)  長文となってしまいましたので、以下の3つに分けてあります。   ●映画評●        :作品の内容の評価です。   ●LD/DVD評●    :画質音質の評価です。   ●映像等に関する専門用語●:専門用語の説明です。映像に関する話もあり。
●映画評● 『劇場版 カードキャプターさくら』  主人公の木之本桜が昔の魔術師クロウ・リードの創ったクロウカードを封印し て集めていくという内容の、NHKで放送されたTVアニメの劇場版です。  内容をご存知の方が多いかと思いますが、一応、簡潔に説明しますと・・・  桜が商店街の福引きで香港旅行を当て、冬休みに旅行する事となったが、それ は、クロウ・リードの宿敵の魔導士が仕組んだものであり、桜は香港旅行中に魔 導士の魔力によって引き寄せられ、対峙する事となる、というものです。  イキなり厳しい事からも書きますが、演出の詰めが甘いと感じる部分が幾つか 見受けられ、バトルシーン他、所々に、また、無駄と思えるカットもあり、TV の感覚の演出をしている部分が少なくない事は否めません。  話の進み方のテンポは、早すぎもなく、ダルくもなくで、観ていて飽きてくる ような事はまず無いでしょう。  美術は、稼動を掛けきれなかったっぽい部分が散見されますが、肝心の香港の ビル群等の見せ場はちゃんと描けているといっていいでしょう。  動画については、申し分なく動いていますし、非常に綺麗ではないかと思いま す。また、桜ちゃんが非常に可愛く描けていますので、きっと、スタッフがノリ にノって愛を持って描きまくったのでしょう。  厳しい事も書きましたが、この手のアニメ映画としては、真面目に創られてい ると思えるからこそ、次回作に当たって、監督やスタッフに期待しての事ですの で、悪しからず。そもそも、配給収入だけ揚げてナンボとか、それだけの作品だっ たら、評価する気さえありませんので。  何といっても、やっぱり、桜ちゃんが目っ茶カワイイですね。香港到着後、九 龍半島−香港島のフェリー上にて、「かもめさん、かもめさん、かもめさん、か もめさ〜ん」なんて叫ぶところなんか実に可愛らしく、その直後の、雪兎さんと の会話で、照れてみたりで、観ていて幸せになれます。もう、はにゃ〜ん状態。  魔導士とのバトルシーンでは、百万ドルの夜景の中を飛び回ったり、膨大な量 の水を叩き付けられたり、冒頭でGETしたカードで破壊してみたりといった、 見せ場を創りつつも、ドラマ的なところもありで、見ごたえはあります。  魔導士の好きな人を想・・・、っって、これを書いちゃネタばれになってしま うので、観てのお楽しみにしておきましょう。とにかく、とても素敵な桜ちゃん を拝めます。  香港でも小狼君が登場するところも、魔導士の強い力を感じて動いた結果であっ て、自然と桜ちゃんの前に現われた感じですね。見せ場もあるし。  さすがに、原作者が脚本を受け持っているだけの事はあります(CLAMPは 漫画家のグループの名前で、大川七瀬氏はそのメンバーの一人)。TVシリーズ でもそうですが、原作者のこだわりが感じられますね。 アニメとして: 8 映画として : 7 オレ度   :10 おすすめ度 : 9 萌え度   :10 完全に、はにゃ〜ん状態ですぅ〜、幸せ〜(*^^*) マジで。 幸せ度   :10 衝動買い度/画質/音質は、別途記載。
●LD/DVD評● 『劇場版 カードキャプターさくら』 LD、DVD共通:バンダイビジュアル 価格 9800円(税抜)、発売 2000/ 2/25          COLOR/NTSC/86分 LD :BELL-1481 DIGITAL STEREO(DOLBY SURROUND)/CLV1枚・2面          /ビスタサイズ(レターボックス収録) DVD:BCBA-0315 DOLBY DIGITAL(5.1ch DOLBY SURROUND)/片面2層          /ビスタサイズ(スクイーズ収録)  先日、「劇場版 カードキャプターさくら」をLDとDVDで観賞しましたの で、その画質/音質を報告します。  私はDVDプレイヤを持っていないので、当初、LDだけ評価する予定でした が、友人のご協力により、DVDも評価できる事となりました。感謝感謝。  視聴環境は下記の通りです(環境1と環境2)。 環境1(私の環境)  LD Player :Pioneer LD-S9  NTSC-AnalogRGB CONVERTER:電波新聞社 XRGB-2  Monitor :TOTOKU(東京特殊電線) CV173PRO(PC用CRTで17inch(^^;)  AV Amplifier :YAMAHA DSP-A3090  Power Amplifier:Pioneer M-05  Main Speaker :DIATONE DS-800ZX  Center Speaker :DIATONE DS-C1000ZV  Rear Speaker :Lo-D(日立) HS-17(20年くらい前の物)  LDプレイヤ〜AVアンプ間       :音声−デジタルで接続。  LDプレイヤ〜NTSC-AnalogRGB CONVERTER間:映像−Sで接続 特殊環境な故、補足説明を・・・   モニタがパソコンのディスプレイであるため、プレイヤからのNTSCな映像信  号をアナログRGBに変換して、モニタに入力しています。但し、CV173PROは、  1600×1200dot表示のときも綺麗に映る高性能な物です。因みに、私の部屋に  は、俗に言う「テレビ」はありません、狭いですから。はう〜ん。   あと、スピーカは、メインがパワーアンプ経由、センタ/リアはAVアンプに  直接繋いでいます。あ、サブウーファはありません(^^;;; 環境2(友人の環境)  DVD Player :TEAC DV-1000  LD Player :Pioneer CLD-R5  TV :SONY KV-36DR7  AV Amplifier :YAMAHA DSP-R992  Power Amplifier:DENON POA-1500  Front Speaker :YAMAHA NS-10MX  Center Speaker :YAMAHA NS-C110  Rear Speaker :YAMAHA NS-10M  Sub Woofer :YAMAHA YST-SW60  DVDプレイヤ〜AVアンプ間:音声−デジタルで接続、  DVDプレイヤ〜TV間   :映像−コンポーネントで接続、  LDプレイヤ〜AVアンプ間 :音声−アナログで接続。  LDプレイヤ〜TV間    :映像−Sで接続。 各プレイヤの価格(定価・税抜)  Pioneer LD-S9 :180,000円  Pioneer CLD-R5: 49,800円  TEAC DV-1000 : 68,000円  で、点数の方ですが、3機種4パターン出しました。  CLD-R5、DV-1000は、設定の変更無しで1パターンずつ、LD-S9だけ、NR(ノイ ズリダクション)切/入の2パターン出しています。  ()内は、参考値と思って下さい。衝動買い度は自分の環境でない為、CLD-R5 の音質はアナログ接続の為、正しい評価が出来ないと判断した為です。  あ、SN感は、ノイズの少なさのことです。        LD | LD | LD |DVD       CLD-R5| LD-S9| LD-S9|DV-1000        | NR切 | NR入 | オレ度  : 6 / 8 / 8 / 10 衝動買い度:(7)/ 8 / 8 /(10) おすすめ度: 6 / 8 / 8 / 10 萌え度  : 9 / 9 /10 / 10 幸せ度  : 7 / 9 /10 / 10 −画質− SN感  : 4 / 6 / 8 /  9.5 解像度  : 6 / 7.5/ 7.5/  9 色乗り  : 7 / 8.5/ 8.5/  9 −音質− SN感  :(5)/ 8 / 8 /  8 解像度  :(5)/ 8 / 8 /  8 臨場感  :(5)/ 8 / 8 /  8  さて、コメントですが、ここからは、映像に関する、次の専門用語が出てきま す。    レターボックス    スクイーズ    コンポーネント    コンポジット    ドット妨害    クロスカラー  これらの用語をご存知でない方の事を考慮して、これらの説明を●映像等に関 する専門用語●に記述しておきましたので、解からなければご参照下さい。 LD: <画質>  解像度はLDの規格通り出ているといって良いでしょう、魔法陣等もクッキリ と映っています。  色乗りについては、かなり優秀な部類でしょう。かなり淡目の美術の色等も、 逆に、桜ちゃんの洋服の濃い赤い色等も、しっかり出ています。  SN感は、完全にプレイヤのメカとノイズリダクション次第で決まっています ね。やっぱり、高級機を使うべきなんですね。HLD-X9欲しいようぅ〜。アナログ なデバイスであるが故、仕方ないか・・・。でも、盤自体のノイズは少な目だと 思います。 <音質>  DOLBY DIGITAL(AC-3)だったらもっと良かったのにと思っていましたが、あれ? かなり良いではないですか。  センタスピーカからの台詞の抜けが良く、解像度は申し分なし。  また、出るべき方向から音がしっかり出ていると思います。  更に、SN感も良く、街の騒音なども申し分なく聴き取れます。 DVD: <画質>  本編は完全にコンポーネントマスタですね。クロスカラーやドット妨害は一切 見られず、DVDの規格通りのパフォーマンスが出ています。  動きの少ないところには、殆どノイズ無し。封印解除の際やその前後の、全体 が暗目で無段階に色が変化している画像等も綺麗過ぎ、MPEG2の限界までイッて いるのでは?と思うほど。非常に優秀です、はにゃ〜ん。  動きの激しいところにあっては、若干のノイズはあるものの、LD-S9のNR切の 場合と同じ程度ですので、ほぼMPEG2の特性上の問題でしょう。  スタッフロールでは、文字がチラつくことが全く無く、非常に綺麗に流れてい きます。コンポーネントとコンポジットの違いが明らかに出る部分です。  解像度は、やはりDVDの規格そのまんま、当然のようにLDより緻密な映像 となっています。  色乗りは、LDより若干上で、優秀です。  もし、高級機で視聴していたら、満点の10点があったかもしれません。とに もかくにも、私が今までに視聴した映画のビデオソフトの中で一番の高画質で、 感激してしまいました。はにゃ〜ん状態です。さすが、機器の画質チェックに使 えるだけの事はあります。  映像特典として、劇場公開前の予告が収録されています。  劇場での予告はコンポーネントマスタでスクイーズ、本編とほぼ同等の画質で 嬉しい限りです。  TVでの予告は、残念ながらコンポジットマスタで、クロスカラーやドット妨 害が見られます。30秒の予告だけ解像感が劣っていますが、他の15秒のもの は全て、SN感、解像度、色乗り共によく健闘しており、まずまずといったとこ ろ。一瞬、レターボックス収録かと思いましたが、上下の黒帯部分にも文字とか 入っているので、結局TVサイズの映像という事になりますので問題ないですね、 失礼しました〜。  それでも、映像特典も出来る限り高画質にしようと努力しているのは間違いな いでしょう。 <音質>  音質に関しては、慣れない環境であった為、細かいことまでは分かりませんで したが、そこそこの臨場感があったと思います。  センタスピーカからの台詞が若干聞き取りにくい感じがしましたが、AVアン プの設定がデフォルトのままで調整されていない為のようでしたので、実際はもっ と、しっかり鳴る筈です。  視聴時の状況の問題から、控えめの点数にしていますが、DOLBY DIGITALです から、規格上はLDより良い筈ですので、そのうち、再度評価し直して、何らか の形(ホームページとか?)で公表したいと思います。
●映像等に関する専門用語●  ここでは、専門用語についての説明を書いています。理解されている部分は、 読み飛ばしちゃって構いません。 <収録方法のこと>   TVと映画では、画面の縦:横比が、TV−3:4(12:16)、映画−  9:16(もっと横長なものも多い。逆にTVサイズのものもあるけど)と異  なるため、映画フィルムをビデオ化する際には、何らの処置を行なわなければ  ならない。そこで、以下の様な収録方法が行われている。  ◆トリミング:      TVサイズに収まらない、画面の左右端の領域を切り落として収録す     る方式で、切り落とした部分の情報は完全に無くなっている。      TV放送ではよく行われているが、ビデオソフトにおいては、当然、     こんな収録の仕方は論外。(逆に、「ターミネーター2」の様に、特別     な意図があって、TVサイズの方が広い範囲を収録してあるという例外     も一部あるが、当然このようなものは問題ない。)  ◆レターボックス:      縦横比を変えずに縮小して、横の長さがTVの横幅と同じになるよう     に、映画の画面全体を収録する方式。但し、縦方向の解像度は低くなり、     また、TV画面上下に空白(よく「黒帯」等と呼ばれる)が入る(それ     でも、トリミングされるよりは遥かにマシですね)。      これまでのビデオソフトには、主にこの収録方法が用いられており、     LDやVHSでは、今後もやはり、この収録方法が採られるだろう。そ     の理由については、スクイーズの説明を参照。  ◆スクイーズ:      縦方向の解像度を落とさずに映画の画面全体を収録するべく、横方向     を押し潰した格好で収録し、再生側で横方向を延ばして映画サイズに戻     すという方式。      縦横比が映画と同じワイドTVを使用する事を前提としているが、ス     クイーズに対応していないプレイヤと普通のTVの組み合わせで観ると、     横方向を押し潰した格好のまま映し出され、トンでもない事に・・・      DVDプレイヤでは、デジタルである事の利点を生かし、レターボッ     クスの状態に変換出来る物が大半なので(完全に全ての機器がそうかど     うかは分からないが)、ダサいTVを使っていても問題なく映せる。従っ     て、DVDにおいては、レターボックス収録しても意味が無いばかりか、     縦方向の解像度が低いわけだから、スクイーズ収録になっていないのは     罪であると言い切りたい。      但し、LDの場合は、前述のような機能を持ったプレイヤは皆無なの     で、消費者の再生環境を考慮して、殆どがレターボックス収録である。     スクイーズ収録であっても、自分の環境を考えた上で、入手の際、注意     しなければならない。 <映像信号の種類のこと>   放送やビデオソフト制作の際にマスタ(主にビデオテープの筈です。と言っ  ても、業務用なので、家庭用のVHS等とは画質や信頼性が全然違う)が必要  となるが、そのビデオ信号の方式には、以下の様な種類がある。  ◆コンポーネント:     RGB各色の(又は、それに似た)信号が独立した信号となっている方    式。     DVDでは、この方式を採用している。  ◆コンポジット:     色の信号と輝度信号を混合して一本の映像信号となっている方式。混合    される時点で、若干の情報の欠落がある。     LDやVHS(但し、S−VHSはちょっと違うが)では、この方式。    コンポジットの映像信号をTVに映し出す際には、必ずYC分離(Y:輝    度信号、C:色信号)という処理を行なった上で、RGBに似た信号に変    換しなければならないが、コンポジット信号には情報の欠落があるが故、    以下の様な現象が発生する。  ◆ドット妨害:     異なる色同士の境界線上やその周辺に発生する、鋸の歯状のドットやブ    ツブツのノイズみたいなもののこと。  ◆クロスカラー:     縞模様や輪郭線等の輝度の変化が多い部分に発生する、虹色のノイズみ    たいなもののこと。     これらの現象は、コンポーネント信号では発生しない、・・・しない筈    なのだが・・・(後述へ) <TV放送とコンポジットとコンポーネントについての云々>   昔のカラーTV放送開始からコンポジット信号が採用され、現在に至ってい  るが、昔のボケた映像しか映らないTVならともかく、近年のTV・ビデオ機  器の高解像度化に伴って、ドット妨害やクロスカラーといったものが目立つよ  うになってきた。これを軽減する優秀なYC分離の技術が開発されてきたが、  情報の欠落している信号を処理するわけであるから、どうしても限界がある。   じゃ、何で始めからコンポーネントを採用しなかったの?という疑問が出て  くるが、モノクロTVとの互換性のため、仕方なかったのであろう(モノクロ  は輝度信号だけなので)。   因みに、今年12月から放送が始まるBSデジタルでは、コンポーネントが  採用されている。 (編注:VHSは入出力信号自体はコンポジットですが、テー プに記録する段階でY/C分離を行い(すなわちコンポーネン ト)色信号を低域周波数に変換したのち記録しています。再生 時は色信号を本来の周波数に戻した後合成し、出力しています。 また、ドット妨害はY/C分離時点において色信号を輝度信号 と"誤認"してしまうため、クロスカラーは輝度信号を色信号と "誤認"してしまうために発生するのが原因です("欠落"ではな い)。この"誤認"はテープメディア特有のワウフラッターが原 因で、周波数にふらつきがあるためにY/C分離クシ形フィル ターが誤動作するのが主因です…という説明でどうでしょうか。 (み)) <粗悪DVDと高画質DVDについての云々>   DVDではコンポーネントを採用しているため、ドット妨害やクロスカラー  は発生しない筈であるが・・・、現実には、何故か、これが大量に発生してい  るソフトがある。高い金を払って買ったDVDが、余りに酷い画質で、げんな  り・・・、なんてことが頻繁にある。TV放送で納品したものと同じコンポジッ  トのマスタをそのまま使っていたりするためである(「○・○・○ャ○○ト」  辺りのDVDは、本当に酷いらしい)。残念な事、というか、実に許せない事  である。   こんな事だから、私的にはLD派をやめられないのである。   逆に、(費用的にも、稼動的にも)変なところでケチったりしないで、コン  ポーネントマスタにテレシネ(フィルムからビデオ信号に落とす処理をいう)  し直したものを使えば、それだけでも、規格通りの画質となる筈である。   あとは、如何に不可逆なMPEG圧縮を制するかに懸かっているわけで、こ  の段階で愛のあるエンコード・アルゴリズムで処理すれば、「カードキャプター  さくら」のような高画質のソフトが出来るわけである。   これなら、既にLDを持っていても、DVDも欲しくなりますね。                        <北海道 P.N. おほぉつく> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (EOF)