PPP driver "ppp.x" Technical document K.Shirakata <技術資料> 使用には直接関係のない事柄をまとめてあります。 <ESP/Xとのインターフェース> 接続、切断時にそれぞれ以下のプログラムを起動するのと同様の処理を行なっ ています。 ・接続時 ifconfig lp0 up ifconfig ep0 up my_addr ifconfig ep0 netmask 128.0.0.0 inetdconf +router his_addr ifconfig ep0 netmask 255.255.255.255 ・切断時 ifconfig ep0 down ifconfig lp0 down ご覧の通り、arpに関する設定は全く行なっていません。全てのパケットを相 手に投げるようにしています。これは必ずしも適切な設定とはいえないのです が、もともとESP/XはPPPなどで用いることを考慮していないので、だましだま し使っています。これでもちゃんと動きます。 <ppp.xのBGプロセスとしての挙動> 一通りのスレッド通信には対応できていると思います。 ・破棄要求 一回目の破棄要求を受け取ると、接続切断のためのプロトコルを実行し、それ が終了した時点で自殺します。 接続切断プロトコル実行中に二回目の破棄要求を受け取ると、無条件で自殺し ます。 ・スリープ要求 無限スリープに入ります。