次のページ 前のページ 目次へ

5. メッセージの閲覧

5.1 選択

その選択したいメッセージまたはフォルダを左クリックすることで選択することができます。

また、メッセージを複数選択したい場合で一定の範囲を指定したい場合、 範囲の最初のメッセージを左クリックしてShiftキーを押しながら範囲の最後のメールを左クリックします。

Ctrlキーを押しながら左クリックすることで、とびとびに選択することが可能です。 同様に、Shiftキーを押しながら既に選択された領域の中を左クリックして範囲を削り取ったり、 Ctrlを押しながら左クリックすることでその部分を抜いてしまったりすることができます

また、サマリビューでコンテキストメニューを呼び出して、"全て選択"を選ぶことで すべてのメッセージを選択でき、"全選択解除"を選ぶことですべてのメッセージの選択を解除できます。

5.2 メールを見る

ダウンロードされたメールを見るにはサマリビューの中から見たいものを選択します。 上に"U"と書かれている部分に赤の手紙のマークがある場合は、新着メール 青のマークがある場合は、未読メールということを意味します。

また、

のどれかをすれば新しいウィンドウで開くことができます。

一度選択されたら、"n"と"p"キーを使って現在のメールを 下や上に動かして選択できます。

スペースキーを使えば、 メールのスクロール、次の未読メールへのジャンプ、未読メッセージのあるフォルダへの ジャンプを同時に行なえます。

スペースキーを打ち続けることで、未読メールだけを選んで、 全部読むことができるので非常に便利です。

また、ツールバーの"次の未読メッセージ"を押すことでも次の未読メールへ飛ぶことができます。

5.3 読むフォルダを選択する

フォルダビューの中から好きなフォルダを選択すればそのフォルダに移動できます。

サマリビューで選択していた場合、キーボードの←ボタンを押すとフォルダビューに フォーカスが移り、キーボードでフォルダを選択できる状態になります。 その後↑↓キーで移動し、Returnキーでフォルダを選択できます。

フォルダの文字が赤い場合は、新着メッセージが存在し、 黒い太字の場合は未読メッセージが存在します。

また、

のどちらかをすることでフォルダ選択画面を呼びだすことができるので↑↓で移動し、 Enterで選択できます。

5.4 multipart MIME(添付ファイル)を見る

たまにファイルが添付されているメールがある場合があります。 その場合は、MIMEタイプ、サイズなどが書いてある部分が存在しますので、 そのリストの中から選択してください。

一般的に読めると思われているものは、クリックするだけで見ることができます。

保存したい場合にはコンテキストメニューを呼び出して、 名前を付けて保存を選択するか、'y'キーを押せば保存できます。

テキストとして表示させたいときは同じようにしてテキストとして表示を選ぶか、 't'キーを押すことで表示することが出来ます。

またmultipart MIMEとして添付ファイルが含まれている場合においても、 'n'、'p'キーで添付ファイル/メッセージの前後移動をすることができます。

現在のSylpheedでは、quoted-printable又はbase64エンコード方式を 使用されたメッセージを閲覧することができます。

5.5 スレッドの伸縮

そのスレッドのメッセージを選択した後、 -キーでスレッドを縮めたり、+キーで展開したりすることができます。

5.6 メッセージ操作(移動、削除等)

メッセージの削除

削除したいメッセージを選択してから、

のどちらかで削除できます。

メッセージの移動

移動したいメッセージを選択してから、

のどちらかを行えば移動先フォルダを選択するダイアログが現れるので、 フォルダを選択すれば移動できます。

また、メッセージをフォルダにドラッグアンドドロップすることでも移動可能です。

目印にマークする

マークしたいメッセージを選択してから、

のどれかをすれば、マークすることができます。 目印に利用できます。

マークを解除する

解除したいメッセージを選択してから、

のどちらかをすればマークを解除することができます。

実行

Sylpheedには削除、移動などリスクを伴なう操作を目印のためのマークとは 別のマークとして保持しておき、あとでまとめて実行することもできます。

この機能を使いたい場合は、"設定>全般の設定>インタフェース"の "メッセージを移動または削除したら即座に実行する"のマークを外してください。

その後、上記のように削除、移動の行動をとってマークをつけたら、

のどれかをすることで実際に実行されます。

5.7 メッセージ内のURL

メッセージ内のURLは、(マウスカーソルは変化しませんが)URL部分をダブルクリック あるいは中ボタンクリックすることで、 全般の設定で指定された外部ブラウザが起動しそのサイトを閲覧することができます。


次のページ 前のページ 目次へ