静的ルーティング設定
静的ルーティングを設定します。
本商品では、[静的ルーティングエントリ]のパターンを 最大40個設定できます。
 
※ 「クイック設定Web」画面に表示されている ボタンについての説明は こちら
 
[静的ルーティングエントリ]

<使用する静的ルーティングエントリを指定する場合>
1. [最新状態に更新]をクリックする
2. 使用する「エントリ番号」のチェックボックスをチェックする
3. [適用]をクリックする
 
<使用をやめる静的ルーティングエントリの指定をはずす場合>
1. [最新状態に更新]をクリックする
2. 使用をやめる「エントリ番号」の チェックボックスのチェックをはずす
3. [適用]をクリックする
 
 
[静的ルーティングエントリ編集]
新たに静的ルーティングエントリを追加します。
※ 複数の静的ルーティングエントリを編集する場合には、 下記の1〜2を繰り返してください。
1. 各項目の設定を下記を参考にして選択・入力する
 
エントリ番号
  編集するエントリ番号を選択します。
最大40個設定できます。
 
指定方法
  ルーティングエントリの指定方法を選択します。

  • 宛先ドメイン名指定:
    宛先のドメイン名を指定します。

  • 宛先IPアドレス指定:
    宛先のIPアドレスを指定します。

  • 送信元アドレス指定:
    送信元のアドレスを指定します。
    下記の「インタフェース」は、「WAN側」固定になります。
宛先ドメイン名 (上記の「指定方法」で、「宛先ドメイン名指定」を指定した場合)
  ルーティング対象の宛先ドメイン名を指定します。

 例:接続先のURLが、”http://www.aaa.bbb.co.jp”の場合

    ・宛先ドメイン名に「www.aaa.bbb.co.jp」を指定
      →「www.aaa.bbb.co.jp」だけを見ることができます。

    ・宛先ドメイン名に「.bbb.co.jp」または「*.bbb.co.jp」を指定
      →「.bbb.co.jp」に該当するところをすべて見ることができます。
        この場合は、「静的ルーティング設定」で設定した接続先で 接続されます。
       ただし、見ることができたホームページのリンク先で ドメイン(IPアドレス)が変わった場合、
       そのドメイン名が設定されていなければ、 正常なルーティングはできません。
 
宛先IPアドレス (上記の「指定方法」で、「宛先IPアドレス指定」を指定した場合)
  ルーティング対象の宛先IPアドレスを指定します。
 
ネットマスク (上記の「指定方法」で、「宛先IPアドレス指定」を指定した場合)
  ネットマスクを指定します。
 
送信元アドレス (上記の「指定方法」で、「送信元アドレス指定」を指定した場合)
  ルーティング対象の送信元をIPアドレス、またはMACアドレスで指定します。
ただし、MACアドレス指定は、DHCPサーバ機能が有効になっているときのみ 適用されます。

※ MACアドレスは、2文字ずつコロンで区切って入力してください。
   例)MACアドレスが ’xx-xx-xx-xx-xx-xx’の場合は、 「xx:xx:xx:xx:xx:xx」と入力します。
 
インタフェース (初期値:WAN側)
  (上記の「指定方法」で、「宛先ドメイン名指定」 または「宛先IPアドレス指定」を指定した場合)

  • WAN側:
    WAN側へルーティングします。

  • LAN側:
    LAN側へルーティングします。

  • 仮想DMZ側:
    仮想DMZ側へルーティングします。
ゲートウェイ (上記の「インタフェース」で、「LAN側」または「仮想DMZ側」を 指定した場合)
  ゲートウェイを指定します。
 
接続先 (初期値:接続設定1) (上記の「インタフェース」で、「WAN側」を指定した場合)
  指定した静的ルーティングエントリに適合したパケットを 送信する接続先を指定します。
本商品の動作モードが「PPPoEモード」の場合のみ、 指定することができます。
 
2. [編集]をクリックする
 

<お知らせ>
  • 「静的ルーティングエントリ」は、下記に示すような順番で 優先されます。

     1. 指定方法が「送信元アドレス指定」で、 なおかつエントリ番号順
       ↓
     2. 指定方法が「宛先ドメイン名指定」または「宛先IPアドレス指定」で、 なおかつエントリ番号順

  • 下記のような場合には、ルーティング対象の 「宛先ドメイン名指定」での「静的ルーティング設定」が、 正常に動作しない場合があります。

     ・お使いの端末の環境で、DNSサーバ指定が本商品以外に 設定されている場合

     ・お使いの端末が、独自にドメイン名の解決をしてしまう場合

       (例) 本商品の再起動が行われた場合
          (本商品の電源OFF/ON、またはWeb設定で[登録]を クリックしたあとなど)

           「宛先ドメイン名指定」で「静的ルーティング設定」を行った場合、 パソコンから1度ドメイン名
           でアクセスすると、そのドメインに対応する IPアドレス情報をパソコンが蓄え、次回アクセス
           するときにそのIPアドレスを使用することがあります。
          そのため、本商品は「宛先ドメイン名指定」で設定している場合にも、 ドメイン名に対応する
           IPアドレスの情報を蓄えています。
          しかし、本商品を再起動した場合には、このドメインに対応した IPアドレスの情報が消去され
          てしまうため、パソコンから IPアドレスによるアクセスがあったときは正常にルーティングが
          できなくなります。
          本商品を再起動したときには、お使いのパソコンも再起動し、 パソコン側のドメインに対応した
          IPアドレス情報も消去してください。

      ※ 【ご注意】
        ブラウジング等により「宛先ドメイン名指定」の 静的ルーティングを使って通信を行っている状況
        において、指定された「宛先ドメイン名」以外へのパケットデータは、 優先接続先を選択すること
        になり、結果的に複数の宛先に対して接続する場合があります。

     ・お使いの端末がHUB等を用いて接続された環境において、 本商品を再起動した場合
 

<お知らせ> −「MACアドレス」を使用する場合 (MACアドレスポートマッピング)−
  • MACアドレスポートマッピングは、DHCPサーバ機能を 使用する環境(自動取得によりIPアドレスが不定の場合)に対して 特に有効な機能です。

  • 「MACアドレス」を使用する場合には、 本商品のDHCPサーバ機能を有効にしてください。
    (本商品のDHCPサーバ機能を無効にした場合には、 「IPアドレス」を使用してください。)
 
[静的ルーティングエントリ削除]
登録した[静的ルーティングエントリ]を削除します。
1. 削除するエントリ番号を選択する
2. [削除]をクリックする
↑ページのトップへ