デジタル ID の信頼性を変更するには
アドレス帳にほかのユーザーのデジタル ID を追加すると、信頼性が関連付けられます。信頼性とは、証明書を持つ個人、グループ、または企業を信頼する程度を示します。信頼性は、既定で [発行元から信頼性を受け継ぐ] に設定されています。この設定は、デジタル ID の発行元 (たとえば、証明機関) が信頼できれば、そのデジタル ID も信頼できると見なすことを意味します。
ただし、デジタル ID は証明機関によって発行されるとは限りません。個人が作成したデジタル ID の場合は、自動的に信頼するようには設定しない方が安全です。また、デジタル ID の所有者から、デジタル ID の秘密キーが改ざんされている可能性があるという警告を受け取った場合は、信頼性を [明示的にこの証明を信頼しない] に変更した方が安全です。
- アドレス帳で、目的の連絡先の名前をダブルクリックします。
- [デジタル ID] タブをクリックし、信頼性を変更するデジタル ID をクリックし、[プロパティ] をクリックします。
- [信頼性] タブをクリックし、[信頼性の編集] の設定を変えます。
- デジタル ID の信頼性を、その発行元の信頼性と同じにするには、[発行元から信頼性を受け継ぐ] をクリックします。
- 発行元の信頼性に関係なく、デジタル ID を信頼できるものと見なすには、[明示的にこの証明を信頼する] をクリックします。
- 信頼できない種類のデジタル ID を受け取った場合や、デジタル ID に関連付けられている個人または会社を信頼できない場合は、[明示的にこの証明を信頼しない] をクリックします。デジタル ID を信頼できない場合は、削除せずにこのオプションを選択することをお勧めします。 このオプションを選択しておくと、信頼されていないデジタル ID が含まれているメッセージを受け取った場合に、警告のメッセージが表示されるようになります。
関連項目