ラウンジ設置法

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1998年8月23日版

目次


ラウンジとは

「ラウンジ」というのは、「掲示板」と同じようにメッセージを書き込むものですが、タイトル(題名)事に別々のページに分かれる点が異なります。 もちろんタイトルを新規に作成することも可能です。

動作イメージは「こちら」を見てください。 本番運用なのでテスト書き込みはご勘弁を。

公私を問わずスクリプトの使用・改造は自由に行ってください。


設置方法

まず、ご利用のプロバイダ(WWWサーバー)がCGIをサポートしていることを確認してください。 .htaccess など必要な設定がある場合はサーバーの管理者の指示に従ってCGIを使用できる状態にしてください。

サーバー上に次のファイルを用意してください。

index.htmlは、cgi-binの下にどんなスクリプトが置いてあるのか知られないためのセキュリティ改善です。 中身はなんでもよいので、とにかく置くようにしましょう。

wwwlng.cgiは、wwwlng.txtを表示して、wwwlng.cgiという名前になるように保存したものを利用してください。

wwwlng.cgi中の「$return_url = '';」という行を「$return_uel = '../index.html';」のように修正すれば、「戻る」ボタンが表示されるようになります。

wwwlngとlockはディレクトリです。 FTPやTELNETなどでサーバーに接続した際に mkdir コマンドで作成してください。 希にlockディレクトリの中に不要なディレクトリが残ってしまうことがありますが、この場合は rmdir コマンドで削除してください。

それぞれの改行コードと、パーミッションを次のようにしてください。

ファイルパーミッション備考
index.html通常通り特に無し
wwwlng.cgi755サーバーに合わせた改行コード
wwwlng777ディレクトリ(フォルダ)
lock777ディレクトリ(フォルダ)

ブラウザから wwwlng.cgi を開いてください。 この時、http://〜 という名前で読み込まないとCGIが動作しないため、正常動作しません。


管理者機能

wwwlng.cgiの中の最初の方の「$password = '';」という行を、例えば「$password = 'abcdefg';」のように変更すると、管理者モードが利用できるようになります。 ここで、abcdefg は適当な管理者用パスワードに変更して設定してください。

管理者モードを利用するには、http://〜/〜/cgi-bin/wwwlng.cgi?manage+abcdefg というURLで表示を行ってください。 題名一覧に「送」と「削」マークが表示されます。

「送」マークマークをクリックすると、サブジェクト(この題名に関する書き込み)の内容を管理者にメールで送信します。 この機能を使用するには、wwwlng.cgiの「$mailto = '';」の行を、例えば「$mailto = 'abc@xxx.yyy.zzz';」の用に変更してください。 また、サーバー上に /usr/lib/sendmail と /usr/local/bin/nkf というコマンドが存在することを確認してください。 sendmail や nkf のパス名が異なる場合は wwwlng.cgi の「$nkf = '/usr/local/bin/nkf';」の行と「$sendmail = '/usr/lib/sendmail';」の行を適切に変更してください。

「削」マークをクリックすると、このサブジェクトを削除します。


動かない時は

ラウンジを設置してもうまく動かない時は、CGIスクリプト作成時の注意を参照して原因を解明するか、プロバイダやサーバー管理者に問い合わせてください。

「CGIスクリプと作成時の注意」の説明が分からない場合や、CGIは動作するのに、ラウンジが動作しない場合は「とほほへの質問」を受け付けています。

また、http://〜/〜/cgi-bin/wwwlng.cgi?test というURLで表示を行うと、自己診断機能が利用できます。


動作確認プロバイダ

この他のプロバイダでもCGIさえ使用可能であれば若干の手直しで設置可能と思います。(動作確認プロバイダの追加は締め切らせていただきました。)

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