JavaScriptでは数値として10進数(123)、8進数(0777)、16進数(0x2fcb)、実数(1.23)、浮動少数(1.23e4, 1.23E4)などを使用可能。 0で始まる整数は8進数、0xで始まる整数は16進数と解釈される。 1.23e4は1.23×104の意味。 文字列を数値に変換するにはparseInt()やparseFloat()を用いる。 演算の際にはNumber.MAX_VALUEなどの値を用いてオーバーフローのチェックを行うことができる。
- Number(value) (N3/e4)
- 数値オブジェクトを生成する。 ビルトイン関数のNumber()とは別物。 「すべての型をオブジェクトタイプとして実装する」というポリシーで用意されているが、通常は単に xx = 123; とする。
xx = new Number(123);- Number.NaN (N3/e4)
- 数値では無い(Not a Number)ことを示す特別な数値。 ==などの比較演算子では使用できない。 確認にはisNaN()を用いる。
if (mon < 1 || 12 < num) { mon = Number.NaN; }- Number.MAX_VALUE (N3/e4)
- Number.MIN_VALUE (N3/e4)
- MAX_VALUEは利用可能な最大値(約1.79769e308)。
- MIN_VALUEは利用可能な最小値(約2.22507e-308)。
if ((x * y) > Number.MAX_VALUE) { alert("Too big!!"); }- Number.POSITIVE_INFINITY (N3/e4)
- Number.NEGATIVE_INFINITY (N3/e4)
- POSITIVE_INFINITYは正の無限大を示す特別な数値。
- NEGATIVE_INFINITYは負の無限大を示す特別な数値。
if ((x * y) == Number.POSITIVE_INFINITY) { alert("Too big!!"); }- Number.prototype.newName (N3/e4)
- → prototype
- number.toString() (N3/e4)
- 数値オブジェクトを文字列に変換する。
num = 123; str = num.toString();