<A HREF="〜">の「〜」の部分に指定する文字列をURLと呼びます。URLは、Uniform Resource Locatorの略です。RFC1738という文書で定義されています。例えば次のようなものです。http://www2e.biglobe.ne.jp/~s-hasei/wwwurl.htm ftp://www.xyz.or.jp/xxx/yyy/zzz.lzh mailto:s-hasei@mtg.biglobe.ne.jp
http://〜 の形式は、ホームページのアドレスを指定するのに用います。 一般に次のような形式で記述します。http://サーバー:ポート/ディレクトリ/ファイル名#特定位置完全なURLは例えば、次のようになります。http://www2e.biglobe.ne.jp:80/~s-hasei/index.htmlポート番号は省略可能です。省略した時は :80 を指定したことになります。 上記のURLは次のように記述できます。http://www2e.biglobe.ne.jp/~s-hasei/index.htmlファイル名を省略すると、そのディレクトリの中の index.html(もしくは index.htm、たまに default.htm)を示したことになります。 上記のURLは次のように記述できます。http://www2e.biglobe.ne.jp/~s-hasei/ファイル名に「#なんとか」をつけると、<A NAME="なんとか">〜</A>で指定した、ファイル中の特定の位置にジャンプします。http://www2e.biglobe.ne.jp/~s-hasei/index.htm#XXXX
リンク先のファイルが同じサーバーにある場合は、http://〜 を省略することができます。(必ず / から書き始めてください。)/~s-hasei/index.htmリンク先のファイルが同じディレクトリ(フォルダ)にある場合は、次のようにもかけます。(/ 以外の文字から書き始めてください。)index.htmリンク先のファイルが、ZZZ という名前のディレクトリの中にある場合は、次のように描きます。ZZZ/index.htm逆に、リンク先のファイルがひとつ上のディレクトリにある場合は、次のようにします。( .. は「ひとつ上のディレクトリ」を表す特別な名前です。)../index.htmちなみに、ファイルが次のようなディレクトリに置かれているとします。□ ├□ dirX │├□ index.html │├□ fileA.html │└□ dirY │ └□ fileB.html ├□ fileC.html └□ dirZ └□ fileD.htmlこのとき、index.html から見た fileA, B, C, D のURLは、それぞれ次のようになります。fileA.html dirY/fileB.html ../fileC.html ../dirZ/fileD.html
ftp://〜 の形式でURLを記述すると、ブラウザでそのリンクをクリックした時に、FTP(File Transfer Protocol)というファイル転送機能を用いて、ファイルのダウンロードを行うようになります。 FTPの設定などについては、サーバーの管理者にお問い合わせ下さい。 プロバイダでは使用できるところは少ないと思います。
mailto:〜 の形式は、メールアドレスを記述します。ブラウザで上記のURLをクリックすると、メール送受信プログラムが起動して、s-hasei@mtg.biglobe.ne.jp 宛にメールを送信することができます。<A HREF="mailto:s-hasei@mtg.biglobe.ne.jp">XXX</A>Netscape Navigatorでは、メールアドレスの後ろに、?変数名=値&変数名=値&... の形式の属性を指定することもできるようです。変数名には Cc、Bcc、Subjectなどを指定します。