CGIの設置方法

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1998年7月19日版
CGI設置の例として、私が BIGLOBE(NECのプロバイダ)に、perl を用いた CGIを設置した時の手順を説明します。他のプロバイダや自分でサーバーを構築している場合のメモも追記してあります。

プロバイダが用意した説明書を読む

プロバイダが用意している「CGI設置の手順」などがあれば、これを読みます。プロバイダ毎に設置方法は微妙に異なりますので、まず最初に目を通しておきます。そもそも、CGIをサポートしていないプロバイダもあります。以下のような注意書きもよく見かけます。

Perlのパス名を調べる

perlのパス名(置かれている場所)を調べます。BIGLOBEの場合は /usr/mesh/bin/perl であると説明書に記述してありました。他のプロバイダでは /usr/bin/perl だったり、/usr/local/bin/perl だったりするようです。

CGIスクリプトを作成する

[メモ帳]などのテキストエディタで次のようなテキストファイルを作成し、test1.cgi というファイル名で保存します。これが CGIスクリプトと呼ばれるプログラムです。

#!/usr/local/bin/perl

print "Content-type: text/html\n";
print "\n";
print "<HTML>\n";
print "<HEAD>\n";
print "<TITLE>CGIのテスト</TITLE>\n";
print "</HEAD>\n";
print "<BODY BGCOLOR='#FFFFFF' TEXT='#000000'>\n";
print "これはCGIのテストです。\n";
print "</BODY>\n";
print "</HTML>\n";

1行目の #! の後にはperlのパス名を記述します。BIGLOBEの場合は #!/usr/mesh/bin/perl となります。#! の前には空行や空白文字を入れないようにしてください。

ファイル名が test1.cgi.txt となってしまう場合は、一度 test1.cgi.txt で保存した後、ファイル名変更してください。

CGIスクリプトを転送する

CGIスクリプトを、FFFTP や WS_FTP や Fetch などのFTPソフトでサーバーに転送します。この時、改行コードが適切なものになるように、[テキストモード]や[ASCIIモード]で転送するようにしてください。(→「改行コードについて」)

CGIのパーミッションを変更する

サーバーがUNIXの場合は(現在は多くのサーバーがUNIXです。一部 Windows NT やその他のサーバーがあります)、CGIスクリプトのファイルのパーミッションを変更する必要があります。「パーミッションを変更するには」を参照して、CGIスクリプトのパーミッションを 755 (rwxr-xr-x) に変更してください。

CGIを呼び出す

サーバーに転送したCGIスクリプトを、通常のHTMLファイルと同様に、次のようなURLを指定してブラウザから呼び出してください。「これはCGIのテストです。」と表示されれば、設置は完了です。
    http://www2e.biglobe.ne.jp/~s-hasei/test1.cgi
サーバー上に設置して、http://〜 で始まるURLで呼び出さないとCGIは動作しませんので注意してください。動作しない時は「CGIスクリプト作成時の」を参照してください。

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