TMIDIでMIDIファイルを演奏するには、いくつかの方法があります。
メニューバーにある、"ファイルを開く"を選ぶと、ファイル選択ダイアログが開きます。ここで、聞きたいMIDIファイルを選んでください。また、LZH/ZIPファイルを直接開くことも出来ます。(UNLHA32.DLLもしくは、UNZIP32.DLLが必要です)
メニューバーにある、"フォルダを開く"を選ぶと、フォルダツリー表示が出ます。開きたいフォルダを指定して実行してください。
TMIDIはエクスプローラからのファイルのドロップを受け付けます。複数ファイル指定可能です。また、フォルダをドロップした場合は、サブフォルダを含めてリストに追加します。
TMIDIはDDEを使用して演奏させることが出来ます。詳しくはTMIDI DDEインターフェースを読んでください。
また、エクスプローラでダブルクリックした場合は、DDEを使って処理しますので、2重起動することはありません。
TMIDIではコマンドラインを指定して読み込むべきファイル名を指定することが出来ます。また、すでに起動中の場合は最初に起動されたTMIDIに自動的に制御が渡されます。
構文は、
TMIDI [ファイル名] [/M:対象音源名]となっています。
ファイル名にスペースが含まれる場合は ""でくくる必要があります。また、対象音源名には、module.defに記述されている音源識別子を指定してください。現在のバージョンでは次のような音源識別子が存在します。
存在しない識別子を書いた場合は、エミュレーション機能がうまく動かなくなります。また、ユーザーが追加した識別子も指定可能です。
V:\>TMIDI Z:\DATA\MIDI\MUSIC.RCP
V:\>TMIDI "Z:\DATA\MIDI\TEST DATA.MID" /M:SC-88
V:\>TMIDI Z:\DATA\MIDI
V:\>TMIDI Z:\DATA\MIDI\FILES.TO2
この章は、ユニークな使い方、盲点となっている使い方を紹介していきます。なにか他に面白い使い方があれば是非お聞かせください。ここに載せるかもしれません。
TMIDIのMIDI THRUと演奏モニタのコード表示機能を使えば、キーボードや、コードボイシングの練習に役立つかもしれません。リアルタイムで弾いたコードを解析して表示します。
TMIDIはフォルダごとリストに登録して選曲することが出来ます。ファイルメニューにあるフォルダを開くもしくは、エクスプローラからTMIDIにフォルダをドラッグ&ドロップしてください。
TMIDIはキーボードによる操作が出来ます。デフォルト状態では次のようになっています。ここでは主なもののみ取り上げます。詳細は環境設定中のキーボードカスタマイズで調べてください。
以下はテーブルを使用しています。
WRDウィンドウ切替 | F5 |
DOCウィンドウ切替 | F6 |
演奏モニタ切替 | F7 |
最大化 | F9 |
再生/一時停止 | F11, Ctrl+P |
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