- escape(string)
- N2。stringの文字列のうち、URLに用いることができない記号や日本語を %nn の形式にエンコードしたものを返す。不特定の文字列をURLに埋め込んだり、Cookieのパラメータとして指定する際にこの関数を用いてエンコードする。 例えば次の例は "いろは" は "%82A2%82%EB%82%CD" に変換される。
str = escape("いろは");注:困ったことに、IE4.0では "いろは" を Unicode(?) に変換して "%u3044%u308D%u306F" にエンコードする。
- unescape(string)
- %nnの形式に変換された文字列を元の文字列に逆変換する。
str = unescape("%82A2%82%EB%82%CD");
- Number(xxx)
- N4。xxxを数値に変換する。 xxxが日付オブジェクトの場合は1970年1月1日0時0分0秒(GMT)からの秒数(ミリ秒単位)を返す。 変換に失敗した場合は NaN を返す。 古いバージョンを考慮するならeval()を用いるとよい。
num = Number("123") + Number("456");
- String(num)
- N4。numを文字列に変換する。 古いバージョンを考慮するなら 123 + "" とすればよい。
str = String(123) + String(456);
- parseFloat(string)
- N2。文字列stringを数値に変換する。 NN3.0以降では変換に失敗した場合は NaN を返す。
- parseInt(string,radix)
- N2。文字列stringを整数値に変換する。 radixに2,8,10,16などを指定すると2,8,10,16進数として解釈する。 radixを省略した場合、"0x"で始まっていれば16進数として、"0"で始まっていれば8進数として、さもなくば10進数として解釈する。 NN3.0以降では変換に失敗した場合は NaN を返す。
- isNaN(value)
- N2(*)。parseFloat()やparseInt()での変換が成功したかどうかを調べる。 失敗していればtrueを返す。 NaNはNot a Numberの意味。 NN2.0ではUNIX版のみ、NN3.0以降では全OS版で使用可能。
if (isNaN(xx = parseInt(str))) { alert("Not a Number"); }
- eval(statements)
- N2。statementsをJavaScriptの構文と解釈して実行し、その結果を返す。 次の例ではansに27が代入される。
ans = eval("3+(6*4)");
- taint()
- N3のみ。NN4.0では削除された。
- untaint()
- N3のみ。NN4.0では削除された。