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aboutGetPop3Mail.txt
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Text File
|
2000-03-02
|
4KB
|
103 lines
********************
*** GetPop3Mail ***
********************
内容: コンソール型 POP3 クライアント
作者: Ichikawa Hiromitsu (京都大学工学部3年 ['00 3月現在])
利用条件: 原則的に個人的な利用では、フリーソフト
個人的な利用でない場合や、何らかの商業的意味が伴う場合は、
必ず許可が必要です。
業務目的、システム管理に用いる場合には、必ず事前に許可が必要です。
配布条件: 個人的な配布は御自由に。
何らかの商業的意味が含まれている場合や、
不特定多数に配布する場合は、必ず事前に許可が必要です。
連絡先: email: h-i@bigfoot.com
ファイル構成:
aboutGetPop3Mail.txt ... このドキュメント
GetPop3Mail.exe ... GetPop3Mail 本体
version 1.1
更新履歴:
version 1.1: ('00 3月)
空行が無視されてしまうバグを改善。
version 1.01:('00 1月)
ポートも指定できるようになった。
version 1.0: 初期バージョン ('00 1月)
概要:
このソフトは、コマンドライン一つで、現在メールサーバーの
メールボックスにたまっているメールをダウンロードし、
必要ならメールボックスから削除するソフトです。
ダウンロードされたものは、一つのファイルに保存します。
(一般的な UserInterface のついたメールソフトではありません)
実行:
コマンドライン上から、
CMD> GetPop3Mail.exe server(:port) user passwd file (DELE)
server ... メールサーバのIPアドレスかホスト名。TCP110番ポートに接続。
server:port の場合、ポート番号も指定。
user ... POP3 でのユーザー名
passwd ... POP3 でのパスワード
file ... メール全体の保存場所のファイル名
(DELE) ... 第 5 引数が存在し、一文字目が "D" であれば、
受信後にメールボックスからメールを削除する。
例えば、
CMD> GetPop3mail.exe mail.mydomain.com taro taro_pwd mail.txt
の様に実行すると、mail.mydomain.com に taroというメールボックスに、
taro_pwd というパスワードで接続し、結果を mail.txt に保存します。
メッセージは、標準出力に出されます。
// から始まる行は、メッセージです。
-- から始まる行は、エラーを示します。
"--Connection Rejected(xxxx_yyy)..."
の形が多く、xxxx には INIT,USER,PASS,STAT,RETR,DELE,QUIT で
処理している段階を示し、yyy には REQ, RES で、コマンドを
送信する段階か、受信する段階かを示します。
++ から始まる行は、終了を示します。
"++DONE. (xxxx/yyyy MESSAGES Received)"
で、xxxx には受信したメール数、yyyy にはメールボックスにある
メール数が入ります。
このメッセージがない場合には、途中でエラーで終了しています。
保存されるメールメッセージ:
基本的に初めから受信したものをくっつけて保存します。(上書き保存)
メールの区切り目は、ピリオドのみの行です。(POP3 の規格)
分解して処理したいときには、ピリオドのみの行で区切ってください。
例えば perl で処理するなら、
while(<>){
$line=$_;
[do something];
chomp $line;
last if( $line eq "."); # メールの区切り目
}
という感じでいいでしょう。
内部構造:
流れは次のようになってます。
1. TCP ソケットを作成し、サーバーのTCP110番ポートに接続
2. USER, PASS を認証し、STAT によりメールの個数を知る。
3. RETR 1 から RETR n まで、受信する。
4. QUIT により終了。
以上。
ご利用に関して:
個人的なご利用であれば、フリーソフトとして扱ってください。
業務目的でご利用の場合、システム管理にご利用の場合には、
基本的にライセンス(有償)を必要とします。
ただし、このソフトを評価するために1ヶ月以内ならば、
試験的にご利用頂けます。
ライセンスを取得した場合、次のことに同意頂きます。
1. ご利用、もしくはご利用できないことによる、損害、不具合、不都合等
(直接、間接を問わず)に対して、作者は一切責任を負わないものとします。
ご利用される方の判断と責任でお願いします。
本格運用/ライセンス取得の前に十分のテストを行なってください。
2. バグ等の修正義務はないものとします。
また、機能追加等に関しても義務はないものとします。
3. お問い合わせ/質問に関して、こちらに回答の義務はないものとします。