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Text File  |  1996-05-22  |  4KB  |  61 lines

  1. !TMsc ver1.0.1 (96.5.22)
  2. Presented by TOMTO-NET
  3.  
  4. ■The !TMsc is Free!
  5.  
  6. 「!TMsc」とは?
  7.  
  8.  !TMscは、PowerMacintosh7200,7500,8500,9500の旧バージョンで、起動時にモニターが一瞬消えてしまいStartupScreenが見えなくなってしまうバグ(Appleでは仕様らしい)に対向するため、起動ボリュームのシステムフォルダーにある「StartupScreen」ファイルを読み込み、表示するだけの機能拡張書類です。
  9.  これをシステムフォールダーの機能拡張フォルダーに入れておくと、画面が消えた後、この機能拡張書類が読み込まれStartupScreenを表示します。このとき、グラフポートの初期化も行いますので、もしデスクトップパターンを設定していると、そのパターンで絵画され、モニターの中央に表示します。
  10.  
  11.  !TMscはただ、これだけの機能です。
  12.  
  13.  しかし、折角起動時に表示されたStartupScreenが消えてしまい、後はただアイコンパレードが続くだけの味気ない起動状態が続くよりはマシだと思います。(笑)
  14.  
  15.  
  16. ■バージョン1.0.1について
  17.  
  18.  基本的には1.0と変わっていません。アイコンとバージョンリソースを追加しただけです。
  19.  
  20. ■使い方.
  21.  
  22.  !TMscをお使いのシステムフォルダーにドラッグ&ドロップしてください。自動的に機能拡張フォルダーにインストールされます。
  23.  表示したいStartupScreenファイルをシステムフォルダーに入れます。StartupScreenファイルは、'PICT'リソース(ID=0)を持つファイルです。フリーウェアのPixelCat等で作成してください。
  24.  インストールしたら再起動します。
  25.  まずHappyMacが表示され、続いてStartupScreenが表示されますが、すぐ消えてしまう筈です。
  26. (これが消えないようなら、貴方はこの!TMscを使う必要はありません)
  27.  消えた後、再びモニターが明るくなりアイコンパレードが始まりますが、!TMscが読み込まれた時点で再びStartupScreenが表示される筈です。後はFinderが起動するまで、表示され続けます。但し、機能拡張書類の中にはグラフポートを初期化してしまうものもあるため、そのような機能拡張書類が読み込まれると、StartupScreenは消えてしまいます。
  28.  
  29.  !TMscはなるべく早く読み込まれるように、ファイル名の先頭にスペースが入っていますが、漢字TALK7.5.2標準の「丸漢サポート」と「EM 機能拡張」には特殊なコードがファイル名の先頭に入っているため、そちらが先に読み込まれます。もっともこの2つはアイコンを表示しない為、特に問題にはなりませんが・・・
  30.  また、フリーウェアの「Disinfectant INIT」も!TMscより早く読み込まれてしまいますが、こちらはファイル名を修正して先頭の特殊コードをスペースに置き換えることで対処できます。機能拡張フォルダーを名前順で表示して、なるべく上位にくるよう、ファイル名を変更してみてください。但し、中にはファイル名を変更すると機能しなくなる機能拡張書類もありますので、充分注意してください。
  31.  
  32.  
  33. ■貴方の精神衛生のために.
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  35.  得体の知れない機能拡張を使うのは、なんだか不安なものです。(笑) そこで!TMscが何をしているのか、記述しておきましょう。
  36.  !TMscは機能拡張書類で、ファイルタイプは'INIT'です。ちなみにクリエータは'TMsc'でAppleに登録しています。
  37.  システム起動時に読み込まれると、まずコードフラグメントの初期化を行い、続いて!TMscが動作します。!TMscは初めにToolBoxの初期化(GrafPort、Font、Window、Menu、TEInit、Dialog、Cursor)を行い、続いて起動ボリュームのシステムフォルダーを探します。(ここで見つからなければ何もせず終了します)
  38.  次にシステムフォルダーの中にある「StartupScreen」と言う名前のリソースファイルを開きます。(ここで見つからなければ何もせず終了します)
  39.  リソース'PICT'のID=0をGetPictureで読み込み、qd.screenBitsでメインモニターのサイズを取得し、読み込んだPictureのサイズからPictureの表示位置を算出し、その位置にDrawPictureします。その後リソースファイルを閉じて終了します。
  40.  もしStartupScreenの色深度とモニターの色深度が一致していなくても、DrawPictureが勝手に変換し表示してくれます。(マックのToolBoxって偉大ですね!)
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  42.  ただこれだけの簡単なプログラムですので、ファイルサイズも小さくなっています。
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  44.  
  45. ■最後に.
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  47.  !TMscはPowerMacintosh7500/100でのみ実行確認しています。7200や8500では確認していませんが、ver1.0をご使用になられた方からメールをいただき、動作していると報告されましたので、多分大丈夫でしょう。
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  49.  !TMscはフリーウェアです。著作権は放棄できないらしいので私が保持しますが、配付、転載等自由に行ってください。雑誌の付録につけるのも自由ですが、そのときは一報いただけると嬉しいです。
  50.  
  51.  !TMscをお使いになって貴方が被害を被っても、私にはどうすることもできません。貴方の責任において、ご利用くださるようお願いいたします。バグレポート等は歓迎しますので、何かあったらご一報ください。
  52.  
  53.  
  54. 連絡先:yuki_s2@bnn-net.or.jp/とんと/齋藤
  55.     尚、NiftyServeからメールする時は、FROM:オプションを付けて差出人を明示してください。
  56.     差出人名が文字化けするのを防ぐ為です。
  57.     FROM:オプションは会員情報を公開していないと使用できません。
  58.  
  59.  
  60. 開発環境:PowerMacintosh7500/100、メモリ64MB、HD-2.9GB、漢字Talk7.5.3GM、CW8、ResEdit
  61.