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/ HyperLib 1997 Winter - Disc 1 / HYPERLIB-1997-Winter-CD1.ISO.7z / HYPERLIB-1997-Winter-CD1.ISO / オンラインウェア / BUS / ChatMan0.9.1.sit / ChatMan0.9.1 / ChatManについて < prev    next >
Text File  |  1996-08-04  |  13KB  |  275 lines

  1. *********************************************
  2.  
  3.               ChatManV0.9.1
  4.  
  5.           1996.7.20 三上 文之
  6.  
  7. *********************************************
  8.  
  9. マガジンハウス社の雑誌、書籍等での紹介はお断りします。
  10.  
  11. *********************************************
  12.  
  13. V0.9.0からの追加、変更点は緑色です。
  14.  
  15. *********************************************
  16.  
  17. 1.始めに
  18.   最近2台目のMac(Performer588)を買ったので、自宅でAppleTalkでネットワーク
  19.  (?)を組んでいます。当然、通信したくなります。自宅ですから本格的なメールソフト
  20.  はいりません。(買えないといったほうがいいか)で、BroadCastとかAnnounceとかい
  21.  ったソフトを試しましたが、しっくり来ない上にシェアウエアです。で、作りました。
  22.   (なんちゃって、実は昔から作ってみたかった。デバッグ環境がなかっただけ)
  23.  
  24. 2.ChatManとは
  25.    AppleTalkネットワーク上で相手を指定してメッセージを送ったり、受け取ったりし
  26.   ます。(要するにチャットですね)複数の相手に送ることも出来ます。アプリケーショ
  27.   ンですが、使わないときはウインドーを隠しておいて、受信したら出てくるとかの機能
  28.   を持っていますので、使わないときに邪魔になることはありません。起動項目に入れて
  29.   おいてもらえればいいと思います。
  30.  
  31. 3.機能
  32.  ・1メッセージは512バイトまでです。(パケット1個だけということ)
  33.     再送制御とかは全くしていません。
  34.  ・マルチゾーンに対応しています。(自宅では必要ないんだけど...)
  35.  ・自動返信出来ます。(不在の時とか忙しい時のため)
  36.  ・受信時の動作を細かく指定出来ます。(いろんな好みがあるからね)
  37.  ・ホットスポットにより、速やかにフォアグランドに出来ます。
  38.  ・ウインドーの色を自由に変えられます。
  39.  ・インライン変換できます。
  40.  ・送信グループを作れます。
  41.  ・受信ログをとれます。
  42.  ・定型送信文が用意できます
  43.  
  44. 4.インストール方法
  45.    好きなところにコピーしてください。CD-ROM上では動きませんよ。初期設定フォル
  46.   ダー内にChatPrefというファイルを作ります。またChatManと同じフォルダーに
  47.   ChatGroupというファイルを作ります。これはグループ情報を含んでいます。
  48.    ChatDataは今のところサウンドリソース('snd ')のみ持っています。将来的には分
  49.   かりません。システムのビープ音だけで十分な場合はChatDataは必要ありません。
  50.   ChatDataはChatManと同じフォルダーに入れてください。
  51.    アイコンをダブルクリックして立ち上げた後に、ファイルメニューからインストール
  52.   を選んでください。起動項目フォルダーにエイリアスを作ります。
  53.  
  54. 5.使い方
  55.  ・モードを選択する
  56.    ダイアログの左上のポップアップメニューで選択します。
  57.    ・ゾーンモード
  58.      セレクタライクにAppleTalkのゾーンを選んでから送信相手を選択出来ます。
  59.    ・グループモード
  60.      作成したグループを指定し、送信相手を選択出来ます。このモードではそのグル
  61.      ープの登録メンバーの中でChatManを立ち上げているメンバーのみ表示されま
  62.      す。
  63.    ・グループ編集モード
  64.      グループ編集ダイアログでグループの作成、削除、メンバー登録等を行えます。
  65.  ・送信先を指定する
  66.     ゾーンリスト(あるいはグループリスト)とお相手リストをクリックして相手を選
  67.    んでください。同一ゾーン内であれば、複数の相手にメッセージを送れます。複数
  68.    ゾーンにまたがった複数の相手に送信したい場合はグループを作成後、グループモー
  69.    ドで相手を選択してください。お相手リストをshift+クリックあるいはCommand+ク
  70.    リックすると複数ユーザが指定出来ます。また、Controll+クリックでお相手リスト
  71.    上の全ユーザを選択出来ます。
  72.     受信メッセージのヘッダー(カッコで囲まれた部分)をダブルクリックするとその
  73.    メッセージの送信者を選択します。
  74.  ・メッセージを書く
  75.     送信メッセージボックスにメッセージを書いてください。カット&ペーストも効き
  76.    ます。
  77.    (受信メッセージからはコピーのみ出来ます)
  78.    受信メッセージ欄を選択している時はキー入力は出来ません。送信メッセージ欄をク
  79.    リックするかTabキーを押して、送信メッセージ欄を選択してください。
  80.    メッセージボックスには32KBのテキストが書けますが、送信されるのは512Bの
  81.    みです。チャットには、これだけ送れれば十分でしょ?
  82.  ・送信する
  83.     送信ボタンを押すか、エンターキーを押すと送信メッセージ欄の全文が送信されま
  84.    す。アイコンがちょっとだけ動きます。
  85.    (リターンキーはメッセージ入力時の改行となります)
  86.  ・メッセージを消す
  87.     分かりますよね。クリアボタンです。
  88.  ・受信ログをとる
  89.     セーブボタンを押すとセーブダイアログが現われます。ファイル名とフォルダーを
  90.    指定してください。受信メッセージ欄の内容をTextファイルにファイルします。クリ
  91.    エイターはSimpleTextです。
  92.  ・以下のオプションがあります。(オプションメニューです)
  93.   ・メッセージ受信時にフォアグランドに出来ます。
  94.   ・受信時にサウンドを鳴らせます。(選択可能)
  95.     著作権フリーのサウンドです。
  96.   ・着信確認が出来ます
  97.     受信時にパケットを送り返しているだけです。従って、着信したのは分かります   
  98.    が、着信しなかったのは分かりません。尚、相手が自動返信をセットしているときは
  99.    着信確認は無効になります。必要ありませんから。また相手もV0.8.2a1以降でないと
  100.    駄目です。
  101.   ・着信確認時にサウンドを鳴らすかどうか指定します
  102.   ・使わないときはウインドーを隠しておけます。
  103.   ・起動後、自動的にバックグラウンドに出来ます。
  104.   ・新しいメッセージが着いたとき、古いメッセージを消すか残しておくか選択できる。
  105.   ・送信メッセージを送信後に消すか残すか選択できる。
  106.   ・送信元を自動的に選択することが出来る。
  107.      メッセージを受けると、送信元をリスト上で自動的に選択します。返事を書いて
  108.     いる間に、別の人からメッセージを受けたらそっちを選択してしまいます。困りま
  109.     すね、ははは。
  110.   ・メッセージを12ポイントの文字サイズにも出来る
  111.   ・インライン変換するかどうかを選択出来る。(注意4を読んで下さい)
  112.   ・ホットスポットにより速やかにフォアグランドに出来ます。
  113.   ・ウインドーカラーを設定出来ます。
  114.  ・自動返信機能
  115.      ウインドー上のポップアップメニューから指定します。ちょっと席を立つ時とか
  116.     のために作りました。オプションキーを押しながら指定すると、そのメッセージを
  117.     変更出来ます。メッセージは7個までとします。これ以上は増やしません。(きっ
  118.     ぱり)メッセージの文字数は半角で255文字までのはずです。(チェックしてい
  119.     ない)でも、あまり長いとメニューが見苦しくなりますよ。長いメッセージの場合
  120.     は”送信メッセージ欄を返信する”を選んでください。送信メッセージボックスの
  121.     内容を返信します。忙しい時などは、自動返信をセットした上で、オプションメ
  122.     ニューの”受信時に前面に出る”と”受信時にサウンドで知らせる”のチェックを
  123.     外しておくとよいでしょう。
  124.  ・定型送信文
  125.      送信メッセージ欄の上のポップアップメニューから選択します。普通に選択する
  126.     と送信メッセージ欄をクリアしてから書かれます。コントロールキーを押しながら
  127.     選択するとクリアせずに改行してから追加されます。オプションキーを押しながら
  128.     選択すると、そのメッセージを変更出来ます。メッセージ数はこれ以上増やしませ
  129.     ん。
  130.  ・送信確認
  131.      送信処理中はカーソルが時計に変わります。また、オプションメニューから送信
  132.     後にメッセージを消すを選んでいると、メッセージが消えるので送信されたことが
  133.     分かります。あと、アイコンがアニメーションします。
  134.      データ送信にネットワークレイヤーのプロトコルを使っているためにパケットの
  135.     デリバリーは保証されていません。取り敢えず、着信確認するをチェックしておい
  136.     てください。
  137.  ・ユーザチェック
  138.      ゾーンリストをダルブクリックするとそのゾーンのユーザを再チェックします。
  139.     ChatManあるいはMacが異常終了した場合には、他のユーザのユーザリストが更新
  140.     されません。そのときに使って下さい。
  141.  ・いつも立ち上げていたい
  142.      ファイルメニューにインストールというアイテムがあります。起動項目フォル
  143.     ダーにエイリアスをいれます。
  144.  ・クローズボックス
  145.      クローズボックスをクリックすると、ウインドーを消してバックグラウンドにま
  146.     わります。終了したい時はコマンド+Qです。(ファイルメニューの終了でもいい
  147.     けど)
  148.  ・グループ編集
  149.      左上のポップアップメニューからグループ編集を選択すると、グループ編集ダイ
  150.     アログが現われます。
  151.   1.新規グループボタンを押して、新規グループを作る。グループ名は"New Group"と
  152.     なる。
  153.   2.グループ名変更ボタンを押して、好みのグループ名に変える。
  154.   3.登録したい相手をゾーンを選択して探す。みつかったらお相手リスト上でダブルク
  155.     リックする。その相手が左下のメンバーリストに登録される。
  156.   4.メンバーを削除するときはメンバーリスト上でそのメンバーをダブルクリックす
  157.     る。
  158.  
  159.  ・注意1
  160.     起動時および終了時に同じゾーンのユーザにメッセージを送ります。これを受け
  161.    取った側はお相手リストを更新します。つまり、他のゾーンのユーザには通知されま
  162.    せん。これは起動時間、終了時間を短くするためとネットワークのトラヒックを増や
  163.    さないためです。従って、他のゾーンにメッセージを送るときはユーザ情報が更新さ
  164.    れておらず、相手がいないのに送ってしまうこともありえます。他のゾーンへの送信
  165.    は上記のユーザチェックを行ってから送信するほうが確実でしょう。
  166.  
  167.  ・注意2
  168.     初期設定ファイルの状態が変になっていると、起動時にウインドーがとんでもない
  169.    場所に現われたり、画面からはみ出して見えなかったりします。こんなときは、一旦
  170.    終了して、オプションキーを押しながら(アイコンをダブルクリックして)起動して
  171.    ください。これで画面中央にウインドーが現われます。
  172.  
  173.  ・注意3
  174.     ゾーンは255まで、ユーザは1ゾーン当たり255人までとしています。
  175.  
  176.  ・注意4
  177.     インライン変換するには”インライン追加機能”が必要です。
  178.     漢字トーク7.1ではインライン変換はお勧め出来ません。以下の不具合が発生しま
  179.     す。
  180.      ・9ポイントでは変換前のアンダーライン部が確定後に書き直されません。
  181.      ・半角入力後にインライン入力すると、文字化けします。
  182.    いずれもKT7.1のText Service Managerのバグと思われます。KT7.5では問題あり
  183.    ません。(但し、KT7.1でも”インライン追加機能”をJ-1.1.3にすると大丈夫のよ
  184.    うです。)
  185.    また、私はことえりしか持っていませんので、他のIMでのチェックはしていません。
  186.  
  187.  ・Tips1
  188.     推奨メモリーサイズは192KBとしています。これはテキストボックス1つあたり
  189.    32KB、リストボックス1つあたり32KBまでのデータが入れられるため、それぞ
  190.    れ2個ずつで128KBあとサウンドリソースとかあるので192KBが妥当だろうという
  191.    判断です。実使用では128KBでもそれ以下でも、あまり問題はないと思います。
  192.  
  193.  ・Tips2
  194.     サウンドを増やす場合は、ChatDataにResEditで'snd 'リソースを張り付けてくだ
  195.    さい。但し、これはソフトウエアの改変にあたります。改変したChatDataの2
  196.    次配布は認めません。また、ユーザが追加したサウンドの著作権に関する問題
  197.    についても私は一切関知いたしません。
  198.     当初よりChatDataに内蔵しているサウンドは著作権フリーのものです。
  199.  
  200.  ・Tips3
  201.     自動返信メッセージを増やす場合は、アプリケーション本体あるいは(初期設定
  202.    フォルダー内の)ChatPrefにResEditで張り付けます。リソース名は'REST'で、中
  203.    味のないリソースをID番号順につくってリソース名をつけてください。このリソー
  204.    ス名が返信メッセージになります。アプリケーション本体の'REST'は初期値ですの
  205.    で、一旦ChatPrefを捨てない限り、ChatPref内の'REST'が優先されます。
  206.     但し、このように本体を改変しての2次配布は認めません。必ず、オリジナ
  207.    ルを配布してください。
  208.  
  209.  ・Tips4
  210.     定型文を増やす場合はTips3と同じ要領です。リソース名が'FORM'になっている
  211.    だけです。
  212.     但し、このように本体を改変しての2次配布は認めません。必ず、オリジナ
  213.    ルを配布してください。
  214.  
  215. 6.バグ情報
  216.  ・ときどきメッセージが文字化けするときがあるようです。このときはオプションメ
  217.   ニューから”メッセージを12ポイントにする”をチェックしたりチェックを外したり
  218.   すると直ります。
  219.  
  220. 7.開発環境
  221.   Qudra800(24M,500MHD)
  222.   漢字トーク7+ Finder7.1.3 + Macintosh Drag & Drop1.1
  223.   CodeWarrior6(Bronze)
  224.  
  225. 8.メールウエアです
  226.  ・感想、バグレポート等お待ちしています。但し、ネットワーク環境を同じにしてデバッ
  227.   グすることは不可能です(私には1対1の環境しかありません)ので、対応できないこ
  228.   とも多いでしょう。m(_ _)m
  229.  ・配布は自由です。本ドキュメントは必ず添付してください。但し、改変しての配布は認
  230.   めません。注意してください。
  231.  ・転載は事前にメールを下さい。
  232.    アーカイブファイルに含まれるファイルが改変されていないことを条件とします。ま
  233.   た、転載先での評判、要望、バグレポート等をお聞かせいただければと思います。
  234.  ・雑誌等で紹介、ディスク等へ収録する場合には必ず事前に連絡して下さる様にお願いし
  235.   ます。掲載誌、ディスク等を贈呈(2セット)していただけることが条件になります。
  236.   無断掲載、あるいは掲載条件不履行には、それなりの処置を講じる用意があります。
  237.  
  238. 9.著作権者
  239.    三上 文之(プログラム)
  240.    鈴木 範之(アイコン)
  241.  
  242. 10.ベータテスター
  243.    三上弘子、麻里子、絵里子、友里子
  244.    その他会社の仲間達(40〜50人)
  245.  
  246. 11.連絡先(三上)
  247.    f_mik@yk.rim.or.jp(出来れば、こちらへ)
  248.    PXH04442@niftyserve.or.jp
  249.  
  250. 12.私の他の作品です。こちらも宜しく。
  251.    全てNiftyServeです。
  252.  
  253.   FMACPRO   02-1176 : LaunchStation0.9.8.sea
  254.     Drag Manager対応のシンプルなリスト型のランチャー
  255.   FMACPRO   02-1024 : SSC1.3.0.sea
  256.     起動毎にスタートアップスクリーンを取り替える
  257.   FMACPRO   02-1022 : Where?1.20.sea
  258.     行き先表示専用のスクリーンセーバー(パスワード、伝言機能有り)
  259.   FMACPRO   04-1000 : AddInfo0.97.sea
  260.     ”情報を見る”のバージョン欄に書き込みが出来る
  261.     (ファイル情報変更機能有り)
  262.   FMACPRO   04-1107 : Daily Starter0.8.1.sea
  263.     起動項目の起動順序を指定できる(起動グループも持てる)
  264.   FMACPRO   05-0642 : Zoomer++0.9.5.sea
  265.     ズームボックスをクリックしたときのウインドーのサイズと位置を
  266.     アプリケーション毎に設定出来る
  267.   FMACPRO   05-0576 : Sound Off FKEY.sea
  268.     キー操作一発で音量を0に
  269.   FMACPRO   05-0575 : Screen Off FKEY.sea
  270.     キー操作一発で画面を真っ暗に
  271.  
  272.   ホームページからもダウンロードできます。
  273.    http://www.yk.rim.or.jp/~f_mik/
  274.   です。ここではアルファ版から公開しています。
  275.