青空文庫のしくみ


「本を電子化して、誰でも読めるようにしておくと面白い」
 そう考える者、数人が集まって、青空文庫は始まりました。
 新しい仲間が加わり、作業を分担してくれる人たちが次々と現れて、活動は広がっ ています。

「入力中の作品」と名付けたリストを見て下さい 。
 新しい作品を公開するための準備が、協力を申し出たたくさんの人によって、進め られています。

 インターネットで電子図書館を開こう。自分の作品を発表しよう。
 そう考えたのは、私たちだけではありません。
 先に始めた人、別に歩みだした人の中からも、手許の作品を青空文庫にリンクさせ たいという申し出が寄せられています。

 共感する人の「力を合わせたい」という思いが、青空文庫を支え、前進させていま す。

●青空文庫の世話役

 青空文庫の準備を進め、世話役をかって出た者たちは、「呼びかけ人」を名乗って います。
 現在呼びかけ人を務めているのは、以下の面々です。

 富田倫生野口英司浜 野 智/八巻美恵/らんむろ・さてぃ/LUNA CAT

●青空文庫を支える人

 入力や校正を引き受けてくれる人を、「青空工作員」と呼んでいます。
 工作員に応募して仕事を進めてくれているのは、以下の皆さんです。

 aki/como/et.vi./Godot/H.KoBaYaShi/H・大野/hase/ higuma/Hitoshi Nagano/j.utiyama/Juki/jupiter/kaku/kazuishi/KOBAYASHI/kumi/M.A Hasegawa/Masako Terazawa/Mt.fuji/OBaKe /oto/r.sawai/ryoko masuda/SAME SIDE/Sin/soo/tatsuki/Tomoko.I/青木直子/青木与志子/赤木孝之/あかね/あきざき愛心/あきら/渥美浩子/阿部良子/網迫/有馬康/池純一郎/石井健児/ 石川啓司/石川城路/石水裕/井出明/伊藤時也/伊藤祥/伊藤弘道/今泉るり/今中一時/海美/浦山聖子/漆原友人/江戸尚美/江村秀之/大石純子/大内章/おおかわりえ/大久保友博/大野晋/大野裕/岡本正貴/奥地/奥西久美/奥本潔/治/おのしげひこ/笠置一郎/小山純一/柿澤早苗/笠原正純/梶谷知子/春日/かとうかおり/ 加藤史崇/加藤るみ/金川一之/金田泰/上岡ちなみ/上村光治/唐崎早苗/河村尚明/木村悦子/木本敦子/ 清角克由/久保あきら/黒須憲子/啓司/小浜真由美/小林繁雄/小林 徹/ 古村充/佐々木憲仁/佐々木春夫/佐々木美香/佐女高2-1/佐藤和人/佐藤洋之/佐藤律子/佐野良二/さぶ /ジェラスガイ/しず/篠宮康彰/柴田卓治/嶋田理博/白川由紀子/進恵子/菅野朋子/鈴木厚司/鈴木伸吾/すずきともひろ/砂場清隆/瀬尾明子/瀬戸さえ子/ 瀬戸俊一/関延昌夫/曽我部真弓/田浦亜矢子/高橋潤哉/高橋真也/高橋知仁/高橋美奈子/武市正司/武内晴惠/武田秀男/田島 曉雄/田尻幹二/田代信行/田中敬三/田中久太郎/田辺浩昭/たまどん。/多村栄輝/地田尚/月島雫/土田一柄/手嶋善成/電子JUの会/内藤有香/中嶋壮一/長住/中村隆生/名倉良馬/西田/西野綾音/二宮知美/丹羽倫子/野村裕介/萩野正昭/花田生治/花音/浜野安紀子/林智史/林めぐみ/林裕司/林田清明/日隈美代子/平松大樹/平山誠/深水 英一郎/深谷由布/福岡茂雄/福田直子/福田芽久美/福地博文/文咲苺子/古川明広/古川順弘/古東一輝/紅邪鬼/星夕子/細川みづ穂/細渕紀子/細渕真弓/細見祐司/本間良太/舞/マイマイマイ/真先芳秋/増田治久/増元弘信/町野修三 /松陽/三浦美穂子/水口充/皆森もなみ/宮崎直彦/宮田大士/深山香里/宮脇叔恵/陸野義弘/村上 聡/村田/毛利のぞみ/持田あけの/ 本木まゆみ/森下祐行/森永淑子/もりみつじゅんじ/双沢薫/八木正三/柳沢成雄/山海空悠丸/山形幸彦/山口真直/山口美佐/山田豊/山根 鋭二/山本奈津恵/ゆうこ/湯地光弘/横木雅子/吉田亜津美/よしだひとみ/霊鷲類子/渡瀬淳志/渡辺裕子/渡 部峰子/割子田数哉/(株)モモ
(掲載漏れに気づかれた方は、info@aozora.gr.jpまで、是非ご一報下さい)

●青空文庫の財政基盤

 財政基盤は整えないまま、私たちは青空文庫を始めました。
 これまで、支出はできる限り抑え、それでもかかる費用は、呼びかけ人が負担して きました。
 そんな私たちにとって、株 式会社ボイジャーが青空文庫の本体を、Edo Nagasakiインターネッ ト事務局が「みずたまり」と名付けた掲示板を、サーバーに無償で置かせてくれ たことは、ありがたい支えとなってきました。
 訪れる人の増加に対応して、より強力なサーバーに本体を移すに当たっては、新た にアスキーエデュケーションカ ンパニー群馬インターネ ットの支援を受けました。

 金銭的な土台を固めつつ活動を広げて行くべきか、もっぱら呼びかけ人と工作員の 働きによって物事を進めるべきかは、大きな検討課題です。
 呼びかけ人はこの問題について、しばらくのあいだ、議論を重ねました。
 その結果、活動資金がないことに決定的な限界を感じるまでは、このままで進もう と決めました。

 資金を得られる機会があれば、立ち止まって状況を吟味した上で、もらえるものは ありがたくもらいます。
 お金を使うことで乗り越えられること、素早く解決できることは、間違いなく存在 します。
 けれど、資金確保の努力を活動の柱に組み入れることは、少なくとも当面は、しな いでおこうと思います。
 私たちは先ず、あなたのその手による、協力を仰ぎます。

 青空工作員として、入力や校正に力をふるってもらえないでしょうか。
 あなたが公開された作品を、青空文庫にリンクさせてもらえないでしょうか。
 私たちはinfo@aozora.gr.jpで、あなたを待っています。

1998年4月10日 作成
1999年8月1日 修正
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