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青空文庫
Blue Sky Collection
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No.
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著者名
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夢野久作
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書籍名
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いなか、の、じけん
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底本
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「夢野久作全集4」ちくま文庫、筑摩書房
1992(平成4)年9月24日第1刷発行
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底本の親本
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日本小説文庫『冗談に殺す』春陽堂
1933(昭和8)年5月15日発行
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入力者名
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柴田卓治
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校正者名
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江村秀之
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作品について:1927(昭和2)年7月号の『探偵趣味』から、1930(昭和5)年1月号の『猟奇』にかけて、両誌に断続的に発表された、田舎の事件簿。連載一回目の作品末尾に付された「いなか、の、じけん 備考」には、「みんな、私の郷里、北九州の某地方の出来事で、私が見聞致しましたことばかりです。五六行程の豆記事として新聞に載ったのもありますが、間の抜けたところが、却って都に住む方々の興味を惹くかも知れぬと存じまして、記憶しているだけ書いてみました。場所の事もありますので、場所と名前を抜きにいたしましたことをお許し下さい。」とある。
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著者について:1889-1936。本名・杉山泰道。右翼の大物・杉山茂丸の子として生まれ、はじめ農園経営に従事。僧侶、新聞記者などを経て、作家に。死の前年に書かれた大作『ドグラ・マグラ』をはじめ、怪奇味と幻想性の色濃い作風で日本文学にユニークな地歩を占める。
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