青空文庫 Blue Sky Collection Ｎｏ． ： 著者名 ： 若松賤子 書籍名 ： 忘れ形見 底本 ： 岩波文庫版日本児童文学名作集・上　岩波書店 1998（平成10）年6月15日第8刷 底本の親本 ： 入力者名 ： 浜野　智 作品について：海外の詩を翻案してつくられた童話。明治23年、『女学雑誌』194号に掲載された。離ればなれに生きることを余儀なくされた母と子の物語が少年の一人語りのスタイルで描かれる。 著者について： わかまつ　しずこ。1864-1896。本名、巌本甲子（かし）。教師、翻訳家、作家。江戸末期に会津藩士の長女として生まれたが、横浜の織物商の養女となり、キダー塾へ通って英語を習得する。のち、フェリス女学校と名前の変わった母校の教師に。英語力を生かし、『小公子』『イノック・アーデン物語』などの海外文学の翻訳もした。ペンネームは故郷の会津若松にちなんだもの。「賎子」は「神のしもべ」の意味という。

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	テキストファイル	ルビあり	9K	ZIP圧縮	1999/2/20/01
	HTML版				1999/3/26/02
	エキスパンドブック版		88K		1999/2/20/01

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