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青空文庫
Blue Sky Collection
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No.
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著者名
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海野十三
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書籍名
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幸運の黒子
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底本
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「赤外線男 他6編」春陽文庫、春陽堂書店
1996(平成8)年4月10日初版発行
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底本の親本
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入力者名
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大野晋
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校正者名
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しず
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作品について:「どうして、おれはこう不運なんだろう」病院の門を出て月田半平はこう呟いた。やがて、彼の前に現れる幸運の目印である黒子を持つ女性。果たして彼の運勢は好転するのか?! 昭和初期の社会を背景にした海野十三のショートショート。
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著者について:1897.12.26〜1949.5.17。日本におけるSFの始祖となった小説家。本名は佐野昌一。徳島市の医家に生まれ、早稲田大学理工科で電気工学を専攻。逓信省電気試験所に勤務するかたわら、1928(昭和3)年、「新青年」に『電気風呂の怪死事件』と名付けた探偵小説を発表して小説家としてデビュー。以降、探偵小説、科学小説、加えて少年小説にも数多くの作品を残した。太平洋戦争中、軍事科学小説を量産し、海軍報道班員として従軍した海野は、敗戦に大きな衝撃を受ける。敗戦翌年の1946(昭和21)年2月、盟友小栗虫太郎の死が追い打ちをかけ、海野は戦後を失意の内に過ごす。筆名の読みは、「うんのじゅうざ」、「うんのじゅうぞう」の二通りが流布している。丘丘十郎(おか・きゅうじゅうろう)名でも作品を残し、本名では電気関係の解説書を執筆している。
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