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青空文庫
Blue Sky Collection
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No.
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著者名
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富岡誠
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書籍名
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杉よ! 眼の男よ!
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底本
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労働運動 大杉栄・伊藤野枝 追悼号 大正13年3月1日
ウニタ書舗 1971(昭和46)年11月26日復刻発行
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底本の親本
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入力者名
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田島曉雄
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校正者名
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Juki
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作品について:大正時代の労働者運動の組織者である大杉栄が興した労働運動社から、出版された「労働運動 大杉栄・伊藤野枝・追悼号 大正13年3月1日」に掲載された詩である。一般に「大正デモクラシー」として知られる時代ではあるが、実際にはここに表出されているような強い閉塞状況にあり、この詩の決意通り残されたアナアキストは直接テロ活動に向かうことになった。(田島曉雄)
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著者について:明治30(1897)年1月1日−大正15(1926)年10月15日。詩人、ルポライター、テロリスト。中浜哲、浜鉄などの号を持つ。本名は富岡誓。当時、朝鮮人を強制労働させていた花岡鉱山への潜入ルポルタージュなどの貴重な記事を大杉栄発行の労働運動紙へ寄稿したりするが、公然活動は少ない。大杉栄の暗殺以降、労働運動社のメンバーと共にギロチン社を結成し、摂政(後の昭和天皇)暗殺、福田戒厳司令官暗殺等を計画するが、ことごとく失敗し、死刑になる。(田島曉雄)
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