図書カード
青空文庫
Blue Sky Collection
No.
著者名 鶴岡雄二
書籍名 モータウン・ミステリー
底本
底本の親本
入力者名 鶴岡雄二

作品について:Webオリジナルとして1999年10月に発表したアメリカ音楽史に関する論考。1950年代、60年代、70年代のアメリカのポップミュージックを支えた、ハリウッドの伝説的なスタジオ・ミュージシャンたちの業績を明らかにするシリーズの2作目にあたる本作は、彼らの業績のなかでもとりわけはげしい論争の対象になっている「モータウン問題」を扱う。近年になってつぎつぎと明らかにされた新証言をもとに、「1960年代のモータウン・サウンドはデトロイトの黒人ミュージシャンが創造した」という、会社が意図的に流布させた「定説」が、じつは「謬説」であり、「デトロイト・サウンド」はハリウッドでつくられたこと、そして、そこにはベーシストのキャロル・ケイをはじめとする、多数の白人ミュージシャンが関与していたことを明らかにする。
著者について:1953年横須賀市生まれ。翻訳者。訳書に『アラン・ケイ』(アスキー)『サイバー・スペースの決闘』(角川書店)『マサチューセッツ工科大学』『カエルや魚が降ってくる』(ともに新潮社)、『電子の巨人たち』(ソフトバンク、ディーン・マツシゲとの共訳)など。小説に『45回転の夏』(新潮社)がある。Webでは、みずからのサイトをもたず、ハリウッド研究者仲間のサイトに「居候」を決め込んでいる。ハリウッド・シリーズは今後、影武者たちに支えられたヴェンチャーズの実相を明らかにする「ヴェンチャーズ論争風雲録」、そして、世界一のドラマーの業績を解剖する「正説・大ハル・ブレイン論」という順で、2000年秋以降、順次発表の予定。ただし、「居候」なので、「大家さん」の意向で変更もある。


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