ユーザ管理と使用モード

４.ユーザ管理と使用モード

Musashiは、マルチユーザに対応しているため、Musashiに対して、使用ユーザを登録する必要があります。
Musashiでは、ユーザ管理や使用モードの設定を行うための管理モードというものがあります。
管理モードは、以下の３つのセクションから構成されています。

管理パスワードの設定
ユーザ設定
使用モードの設定

はじめてMusashiを使用するときには、まず最初に管理モードのダイアログが表示されます。それ以外に管理モードを実行するためには、以下の操作を行います。

ユーザ選択画面でユーザ管理...ボタンをクリックする
オプションメニューのユーザ管理...を選択する

管理モードのセクションを変更するには、ダイアログの次へボタンと前へボタンをクリックします。

４-１.管理パスワードの設定

管理モードの一番最初のセクションは、管理パスワードの設定です。
管理パスワードとは、管理モードに入る際に必要となるパスワードのことで、管理モードを実行するには、必ずこのパスワードを入力しなければなりません。したがって、誰でも自由にユーザ管理や使用モードの設定ができるわけではありません。

【管理パスワードの入力】
ダイアログのパスワード入力欄に設定したいパスワードを入力します。パスワードのタイプミスを防ぐために同じパスワードを上下の入力欄に入力してください。ここで、パスワードを入力しなければ、パスワードが無い状態になり、管理モードに入る際にパスワードの確認を行いません。

４-２.ユーザ管理

次にユーザ管理です。ここでは、Musashiを使用するユーザの追加や削除、パスワードの変更、ユーザ初期設定ファイルの保存場所の設定を行うことができます。
ダイアログの左のリスト部分に現在登録されているユーザの名称が一覧されます。

【ユーザの追加】
新規にユーザを追加するには、新規ユーザ...ボタンをクリックし、表示されたダイアログにユーザ名とパスワードを入力します。パスワード欄に何も入力しなければ、パスワードが無い状態になり、ログインする際にパスワードを聞きません。

【ユーザ名の変更】
ユーザ名を変更するには、ユーザ名リストでユーザを選択し、ユーザ名変更...ボタンをクリックします。表示されたダイアログでユーザ名を変更します。

【ユーザパスワードの変更】
ユーザのパスワードを変更するには、ユーザ名リストからユーザを選択し、パスワード変更...ボタンをクリックします。表示されたダイアログでパスワードを変更します。パスワード欄に何も入力しなければ、パスワードが無い状態になり、ログインする際にパスワードを聞きません。

【ユーザの削除】
ユーザを削除するには、ユーザ名リストからユーザを選択し、ユーザ削除...ボタンをクリックします。

【初期設定の保存場所の変更】
ユーザの初期設定ファイルの保存場所を変更するには、ユーザ名リストの下にある初期設定の保存場所を指定するをチェックしてください。保存場所のフォルダを訪ねるダイアログが表示されますので、そこで指定します。逆にチェックを外すと、標準の場所（初期設定フォルダのMusashi Preferences Folder内）が初期設定の保存場所となります。

ここで、保存場所を変更しても、Musashiは、ユーザの初期設定ファイルを移動しません。もし、すでにユーザの初期設定ファイルが存在している場合は、手動で移動またはコピーしてください。

管理モードでは、ユーザのパスワードがわからなくてもパスワードを変更することができます。パスワードを忘れてMusashiを使用できなくなった場合には、この管理モードでパスワードを変更できます。したがって、管理パスワードは忘れないように注意してください。また、各ユーザのパスワードは、ユーザ自身でも変更することができますが、ユーザ名や初期設定の保存場所は、管理モードでしか変更できません。

４-３.使用モードの設定

管理モードの最後のセクションは、使用モードの設定です。使用モードの設定とは、Musashiをマルチユーザで使用するのかシングルユーザで使用するのか、シングルユーザであれば、どのユーザが使用するのかを設定することです。

【使用モードの設定】
ダイアログでマルチユーザかシングルユーザのどちらかを選択してください。シングルユーザを選択した場合は、ポップアップメニューで使用ユーザを選択してください。

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