Norton Rescue Disk for Windows 98, 98SE and Millennium Copyright (c) 2002 Symantec Corporation All rights reserved この文書には Norton Rescue Disk についての重要情報が記載されています。 =========== Rescue Disk は Windows 98/98SE/Me で使うように設計されています。 Rescue Disk は Windows 2000 または Windows XP にインストールしても機能し ません。 =========== Rescue Disk ユーティリティには 3.5 インチフロッピーディスクドライブと 1.44 MB の 3.5 インチフロッピーディスクが必要です。作成時に必要となるフロッ ピーディスクの枚数はインストールされている製品及びその組み合わせによって異 なります。720 K のディスクと 5.25 インチのフロッピーディスクはサポートして ません。2.88 MB と 120 MB LS-120 のフロッピードライブを使って救済ディスク セットを作成できますが、使えるフロッピーディスクは 1.44 MB のもののみです。 Rescue Disk は USB ドライブを検出しません。 =========== ハードディスクに救済ディスクセットを作成した場合、Rescue Disk でウイルスス キャンを実行する時に、Rescue Disk の DOS メイン画面でコマンドラインのパラメ ータをはずす必要があります。ハードディスクから Rescue Disk のシェルを実行す るとき、以下のコマンドが表示されます。 NAVDX.EXE C: /L /DOALLFILES /ZIPS/REPAIR /CFG:A 救済ディスクセットをハードディスクに作成しているため、"A" スイッチをはずす 必要があります。さもないと Rescue はフロッピーディスクから設定情報やウィル ス定義を探そうとします。そこで次のようにコマンドラインで指示しなければなり ません。 NAVDX.EXE C: /L /DOALLFILES /ZIPS/REPAIR /CFG: このコマンドを実行すると、Rescue は救済ディスクセットを作成したカレントディ レクトリを探します。"/CFG:A" 全体を削除してしまうと、Rescue をインストール したドライブを探します。 =========== Rescue Disk は DOS から実行する必要があります。Rescue Disk では Windows 内部の DOS ウィンドウから Rescue Disk 回復ユーティリティを実 行することできません。 =========== Rescue の DOS Rescue Disk ユーティリティにコンピュータの CMOS 情報を復 元する機能があると言及されていますが、これは誤りです。 CMOS の復元機能は削除されました。 =========== 救済ディスクセットは DDO (Dynamic Drive Overlay の略) が必要なハードディス クで正しいブートまたは修復をしません。DDO は特定の種類のドライブ変換ソフト ウェアを参照します。Ontrack Disk Manager、MaxBlast、EZ-Drive、BootMagic な どの製造元は基本的に DDO と同じ機能を実行します。DDO を使っているコンピュー タの場合、システム起動時に毎回それをロードする必要があります。DDO ソフトウ ェアは必要なファイルが入ったブート可能フロッピーディスクを含むか、救済ディ スクセットからプログラムを実行する前にシステムを起動するために使えるブート 可能フロッピーディスクを作成する方法についての指示を含みます。 =========== GoBack をインストールして使用する設定にしている場合、救済ディスクセットで パーティションテーブルの復元を行わないでください。復元をしてしまった場合、 コンピュータを次回再起動したときに GoBack が無効になってしまいます。 =========== 救済ディスクセットの作成時に Rescue Disk がフリーズする場合には Windows で ディスクをフォーマットして再び Rescue Disk を実行してください。 =========== 救済ディスクセットの作成では、作成を完了するために救済ディスクセットを使っ てシステムを再起動する必要があります。更新後のシステム再起動は省略可能です が、再起動することを強く推奨します。 =========== 救済ディスクセットを作成する前に、バックグラウンド実行中のすべてのアプリケ ーションをシャットダウンすることを強く推奨します。 =========== Disk Manager のパーティションは Rescue Disk と互換性がありません。 =========== Rescue Disk は以前のバージョンの Rescue Disk で作成された救済ディスクセット をサポートしません。新しい救済ディスクセットを作成してテストしてください。 =========== 救済ディスクセットには次の Norton Utilities コンポーネントと Norton Anti-Virus コンポーネントが必要です。 基本救済ディスクセットの場合 - Norton Utilities DOS アプリケーション - Norton Anti-Virus これらのコンポーネントがない場合には救済ディスクセットの一部の機能が利用で きません。 =========== 救済ディスクセットはオペレーティングシステムと密接に結び付いています。 完全版の Windows 98/Me を使っていない場合、Rescue Disk には完全な機能性 がないことがあります。 =========== Rescue Disk は圧縮ディスクをサポートしません。 圧縮したフロッピーディスクは使えません。 =========== 救済ディスク項目はハードディスクのルートに保存できません。ルートには一般に 上書きされる可能性のある重要なデータが格納されています。 =========== 一部のお客様から、MagnaRAM または QEMM97 と組み合わせて実行した場合に Rescue Disk が正しく機能しないという問題が報告されました。Rescue がシステム 上でクラッシュする場合には MagnaRAM オプションを無効にしてみて、問題が解決 するかどうかを確認します。 =========== 一部の DVD-RAM ドライブを接続した状態で救済ディスクセットを作成しようとする と、一般保護エラーが発生して作成できない場合があることが確認されています。 その場合には、DVD-RAM ドライブの電源をオフにした状態で PC を再起動した後に 救済ディスクを作成してください。 =========== 救済ディスクセット作成時の問題と救済ディスクセットからのブート時の問題につ いて詳しくは Rescue Disk フォルダ中の trouble.txt を参照してくださ い。 =========== Rescue Disk とテクニカルサポートについて詳しくはシマンテック社のテクニカル サポートサイト (http://www.symantec.com/region/jp/techsupp/index.html) を 参照してください。 =========== END