著作権情報

別途記載されていない場合、このソフトウェアおよび関連するドキュメントで使用している会社、組織、製品、人物、キャラクタ、データなどの名称は架空のものです。実在する商品名、団体名、個人名などとは一切関係ありません。お客様ご自身の責任において、適用されるすべての著作権関連法規に従ったご使用を願います。©1999 - 2002 Microsoft Corporation. All rights reserved.

Access 2000、Active Accessibility、Active Directory、ActiveX、Authenticode、BizTalk、ClearType、CodeView、DataTips、DirectDraw、DirectMusic、DirectX、Exchange Server、FrontPage、IntelliMirror、IntelliMouse Explorer、IntelliSense、Internet Explorer、Microsoft、Microsoft Press、Money、MSDN Library、MS-DOS、MSN、MSN Hotmail、Natural、OpenType、Outlook、PowerPoint、SQL Server、Systems Management Server、Visual Basic、Visual Basic .NET、Visual Basic Scripting Edition (VBScript)、Visual C# .NET、Visual C++ .NET、Visual InterDev、Visual Studio、Visual Studio .NET、WebTV、Where do you want to go today?、Win32、Win32s、Windows、Windows 95、Windows 98、Windows 2000、Windows Millennium Edition、Windows .NET Server ファミリ、Windows NT、および Windows XP は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。

記載されている会社名および製品名には、各社の商標のものもあります。

Microsoft .NET Framework SDK のリリース情報

このドキュメントには Microsoft .NET Framework SDK のリリース情報が記載されています。

メモ : セットアップに関する問題の最新情報については、「オンライン リリース ノート」を参照してください。

このドキュメントの内容 :

リリースの出荷媒体

このリリースの .NET Framework および .NET Framework SDK は、Microsoft Visual Studio .NET に含まれています。また、ここからダウンロードすることもできます。

必要なシステム

.NET Framework SDK は、Microsoft Internet Explorer 5.01 (インストール CD には Internet Explorer 6.0 が収録されています) 以降をインストールしている以下のプラットフォームでサポートされます。

  • Microsoft Windows 2000 (最新の Windows Service Pack および http://www.microsoft.com/japan/security からダウンロードできる重要な更新が必要)
  • Microsoft Windows XP
  • Microsoft Windows NT 4.0
  • Microsoft Windows Millennium Edition (Windows Me) および Windows 98
    Windows Me および Windows 98 は、実行環境としてのみサポートされます。SDK はこれらのプラットフォームでは実行できませんが、.NET Framework を使用して、これらのプラットフォームで実行可能なアプリケーションをビルドできます。

.NET Framework 単体について必要なシステムは以下のとおりです。

  • クライアント
    • プロセッサ : Intel Pentium クラス、90 MHz 以上
    • RAM : 32 MB (96 MB 以上を推奨)
    • インストール時に必要なハード ディスク空き領域 : 160 MB
    • 必要なハード ディスク空き領域 : 100 MB
    • ビデオ : 800 x 600、256 色
  • サーバー
    • プロセッサ : Intel Pentium クラス、133 MHz 以上
    • RAM : 128 MB (256 MB 以上を推奨)
    • インストール時に必要なハード ディスク空き領域 : 600 MB
    • 必要なハード ディスク空き領域 : 460 MB
    • ビデオ : 800 x 600、256 色
プラットフォーム固有のプレインストール要件は以下のとおりです。

  • Windows 2000 および Windows XP の場合
    • インターネット インフォメーション サービス
      ASP.NET の機能にアクセスするには、.NET Framework SDK のインストールの前に、セキュリティに関する最新の更新が行われた IIS のインストールが必要です。.NET Framework のインストール時に IIS がコンピュータにインストールされていない場合は、ASP.NET での登録が失敗し、ASP.NET アプリケーションが動作しません。.NET Framework の後に IIS をインストールする場合は、Regsvr32.exe を使用して手動で Aspnet_isapi.dll ファイルを登録する必要があります。

  • Windows NT 4.0 の場合

.NET Framework SDK の概要

.NET Framework SDK の概要については、SDK がインストールされた場所のルート ディレクトリにある Starthere.htm を参照してください。 Starthere.htm には、プログラミングに関する技術情報、サンプル コード、開発ツール、ユーティリティなど、Microsoft .NET Framework を使用したアプリケーションの開発に必要な項目へのリンクが記載されています。

インストール手順

.NET Framework SDK をインストールする前に、以下の項目を参照してください。

  • このファイルに記載されているセットアップに関する問題を確認してください。また、.NET Framework セキュリティ Web サイトを参照し、最新の情報と更新されたファイルを確認してください。
  • 旧バージョンの .NET Framework SDK をアンインストールしてください。API は、ベータ 2 と製品版の間に変更されました。SDK の ベータ 2 Tech Preview リリースのユーザーを対象に、この変更点を記載したファイル APIChangesBeta2toRTM.htm が用意されています。 このファイルはここからダウンロードできます。
  • 旧バージョンの .NET Framework または Visual Studio .NET を使用して作成したアプリケーションは、この製品版リリースで再コンパイルする必要があります。
  • すべてのプラットフォームに関する注意事項
    • .NET Framework SDK のセットアップを実行する前に、Microsoft Internet Explorer 5.01 またはそれ以上がインストールされていることを確認してください (インストール CD には Internet Explorer 6.0 が収録されています)。 最新バージョンの Internet Explorer をダウンロードするには、ここをクリックしてください
    • .NET Framework SDK のセットアップを実行する前に、MDAC がインストールされていることを確認してください。 MDAC 2.6 が最低限必要ですが、MDAC 2.7 の使用を推奨します。MDAC 2.7 はインストール CD からインストールできます。

  • オペレーティング システムのアップグレード後の .NET Framework の修復
    問題点 :
    .NET Framework のインストール後に OS をアップグレードした場合は、.NET Framework を修復する必要があります。

    回避方法 :
    [プログラムの追加と削除] で、[サポート情報を参照するには、ここをクリックしてください] を選択します。.NET Framework のバージョン ディレクトリにインストールされている repair.htm へのリンクが用意されています。

  • .NET Framework SDK の修復情報が正しく記載されていない
    問題点 :
    SDK の repair.htm には、.NET Framework SDK のセットアップ プログラムについてではなく、redist 実行可能プログラムについて記載されています。

    回避方法 :
    SDK を修復するには、次のコマンド ラインを使用してください。

    <ドライブ名>:\<インストール場所>\setup.exe /t:%temp% /c:"msiexec.exe /fvecms %temp%\netfxsdk.msi"

  • ベータ 2 が既にインストールされているコンピュータでのインストール実行中の内部エラー 1935
    問題点 :
    ベータ 2 をアンインストールした場合に mscoree.dll が削除されていないと、製品版のインストール中に 1935 エラーが発生します。

    回避方法 :

    1. [スタート] メニューの [ファイル名を指定して実行] を選択します。
    2. 「%windir%\system32」と入力して、[OK] をクリックします。
    3. system32 フォルダの "mscoree.dll" ファイルを削除します。
    4. 製品版をインストールします。

  • Windows .NET Server ベータ 3 システムに .NET Framework をインストールすると、オペレーティング システムに既に含まれていた .NET Framework が動作しなくなる
    問題点 :
    Windows .NET Server ベータ 3 には、.NET Framework のバージョン v1.0.3215 が含まれています。これ以降のバージョンの .NET Framework をインストールすると、オペレーティング システムに既に含まれていた .NET Framework は動作しなくなります。後からインストールされた最新のバージョンは実行および使用できますが、そのバージョンをアンインストールしてもバージョン v1.0.3215 の .NET Framework は使用できなくなります。

  • .NET Framework のバージョン 1 でサポートされていないロケール
    .NET Framework のバージョン 1 では、トルコ語とアゼルバイジャン語のロケールに問題があることが報告されています。

    問題点 :
    ロケールに依存しない比較を行うべき場合に、ロケールに依存する比較が実行されます。たとえば、トルコ語のロケールを使用すると、トルコ語固有の比較規則が原因で、ファイル名 "win.ini" は "WIN.INI" と等値でないと判断されます。逆に、ファイル名の比較にインバリアント ロケールを使用すると、"win.ini" と "WIN.INI" が等値であると判断されます。

    この問題は、ファイルの比較、パスの比較、ASP.NET アプリケーションの実行、エラー メッセージの評価などの基本操作に影響を与えます。

    これらの問題を考慮して、.NET Framework のバージョン 1 ではトルコ語とアゼルバイジャン語のロケールがサポートされていません。

    具体的には以下の点に注意してください。

    1. .NET Framework を実行する場合は、Thread.CurrentThread.CurrentCulture をこれらのロケールに設定しないでください。
    2. アプリケーションで ThreadCulture が明示的に設定されない場合は、そのスレッドの CurrentCulture が既定で [コントロール パネル] - [地域のオプション] - [全般] の [ロケール] (Windows XP では、[コントロール パネル] - [地域オプション] の [標準と形式] セクション) の値に設定されます。 したがって、ロケールを明示的に設定していないアプリケーションは、トルコ語やアゼルバイジャン語のロケールを設定しているコンピュータで実行できません。

    回避方法 :

    これらの問題のあるロケールでも、ロケールに依存する比較はサポートされています。 ロケールに依存する比較を行うには、次の手順に従ってください。

    1. 以下のいずれかの方法で、アプリケーションのメイン ロケールを Invariant に設定します。

      1. Windows フォームまたはコンソール アプリケーションの場合

        1. 完全な信頼レベルまたは高い信頼レベルを持つアプリケーションで、次のコード行を追加します。

             Thread.CurrentThread.CurrentCulture = CultureInfo.InvariantCulture

        2. または、コントロール パネルの [地域のオプション] の [ロケール] で[英語 (U.S.)] を設定します。Windows XP では、コントロール パネルの [地域と言語のオプション] を開き、[地域オプション] タブの [標準と形式] セクションで [英語 (米国)] を設定します。

      2. ASP.NET または Web サービスのアプリケーションの場合は、サーバーのシステム アカウント ロケールを英語 (U.S.) (Windows XP の場合は英語 (米国)) に設定します。

    2. API 呼び出しの一部として指定ロケールを渡します。

      たとえば、C# を使用する Windows フォーム アプリケーションでは以下のようになります。

         DateTime dt = DateTime.Now ;
         CultureInfo ci ;
         ci = new CultureInfo("tr-TR") ;
         this.textBox1.Text= dt.ToString("D", ci) ;

      テキスト ボックスには、トルコ語のロケールに適した長い日付の形式が表示されます。

    更新 : この問題に関する更新情報がある場合は、http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=5263 に公開されます。

  • ASP.NET でのプロセス ID と要求 ID
    問題点 :
    Windows 2000 および Windows XP を既定の状態でセットアップした場合、ASP.NET は Web アプリケーションのコードをワーカー プロセスで実行します。このとき、ワーカー プロセスの ID は、ASPNET アカウントと呼ばれる特権の設定されていないローカル アカウントに設定されます。

    ASP.NET のベータ版では、このプロセス ID は System であり、コンピュータに対して特権を持つ強力な管理者アカウントが使われていました。製品版では、既定の状態では特権を少なくするため、以前より弱いアカウントが使われています。このアカウントは、通常の Web アプリケーションにはより適切な権限を持っています。

    ただし、ベータ版の ASP.NET で開発された ASP.NET アプリケーションを使用する場合、プロセス ID の変更に伴い、コードの変更を行わなければならないことがあります。この変更に関する詳細については、http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=5828 に掲載されている ASP.NET のドキュメントを参照してください。

.NET Framework SDK のドキュメントに記載されていない .NET Framework の新しいクラスやメンバに関する情報を含む Knowledge Base トピックおよびその他の追加情報については、.NET Framework Addendum を参照してください。

ローカライズ情報


.NET Framework には、英語、ドイツ語、日本語、フランス語、スペイン語、イタリア語、簡体字中国語、繁体字中国語、および韓国語のバージョンが用意されています。 どのバージョンも Visual Studio セットアップからインストールできます。 また、各言語バージョンの .NET Framework は http://www.microsoft.com/japan/download.htm からダウンロードできます。

メモ : 英語のバージョンとローカライズされたバージョンの違いは、UI やエラー メッセージなどのローカライズ可能なリソースです。 どのバージョンでも中核となる機能は同じです。このため、どのバージョンを使用しても各種言語のアプリケーションを開発できます。

製品のフィードバック

ニュースグループ

Microsoft .NET Framework SDK に関する技術的なご質問がある場合は、Microsoft .NET Framework のニュースグループを使用してください。

プロダクト サポート

マイクロソフト プロダクト サポート サービスのヘルプの表示

.NET Framework SDK について Microsoft テクニカル サポートに問い合わせる場合は、ここをクリックしてください。

マイクロソフト プロダクト サポート サービス

詳細およびリソースについては、「マイクロソフト プロダクト サポート サービス」を参照してください。

フィードバックの送信

ドキュメントに関するフィードバック

製品に付属するドキュメントに関するフィードバックを送信するには、ドキュメントの各トピックの末尾にある「このドキュメントについてのフィードバック」をクリックしてください。

セキュリティのガイドライン

セキュリティに関する最新情報については、「.NET Framework セキュリティ Web サイト」を参照してください。
 

既知の問題

.NET Framework および .NET Framework SDK に関する既知の問題については、http://www.microsoft.com/japan/support/default.asp に記載されています。