------------------------------- ★DelSchduler紹介 -------------------------------  指定したフォルダの不要ファイルをごみ箱へ捨てます。何が不要なファイル かはユーザー自身が指定します(笑)  日付の指定により、一定期間内に更新されたファイルは削除しないように設 定できます。デフォルトでは7日以内に更新のあったファイルは削除しません。  /A オプションをつけて起動すると、削除を行ってすぐ終了します。 Windows98のタスクスケジューラや、Windows95のシステムエージェントから使 用するときに使います。 ------------------------------- ★動作環境 -------------------------------  Windows98日本語版/Windows2000日本語版  Windows95日本語版/WindowsNT4.0で使用する場合、IE4.0以降のインストールあ るいは、COMCTL32.DLLのバージョン4.72以降が必要です。COMCTL32.DLLは、現在 ftp://ftp.microsoft.com/softlib/mslfiles/COM32UPD.EXE等から入手できます。  動作確認はPC-9821Xa7/C4上、Windows98及びWindows2000で行いました。 ------------------------------- ★注意事項 -------------------------------  このソフトは、ファイル削除という大変危険な作業を行うソフトであり、 Windowsのファイルシステムにある程度の知識を持つ人を対象としています。  例えば、削除ファイルの指定を「C:\*.*」などとやってしまえば、当然なが らHDD上のファイルがすべて消去されます(^^; 十分な注意を払ってお使い下 さい。作者はこのソフトを使用した結果に一切責任を持てません。  また、削除したファイルはごみ箱へ入るように作ってありますが、Explorer から削除したときと同様、ごみ箱に入りきらないファイルは古いものから完全 に消去されてしまいます。ご理解の上お使いください。 ------------------------------- ★インストール/アンインストール ------------------------------- なるべく専用のフォルダを作って、そこにLHA2.13あるいは互換ソフトで解凍 して下さい。実行はDelSch.exeを起動するだけです。 アンインストールはフォルダごと削除して下さい。 このソフトはレジストリのHKEY_CURRENT_USER\Software\FUU\DelScheduler 以下に設定情報を書き込んでいます。気になる方はレジストリエディタなどで 削除して下さい。 ------------------------------- ★簡単な使い方 -------------------------------  起動すると空のリストが現れます。まずは「リスト」メニューの「新規作成」 を選んで下さい(ツールバーにもあります)。すると設定用のダイアログが表示 されます。後半の説明を参考に、削除対象となるフォルダ/ファイルを指定し て下さい。「OK」ボタンを押すと、リストに設定が追加されます。  下に例を示します。 例1: C:\TEMPにある、拡張子がTMPのファイルを削除 削除を実行するフォルダ・・・「C:\TEMP」 削除するファイル名・・・・・「*.TMP」 例2: D:\Source\BCBの、C++Builderが作る中間ファイルを削除 削除を実行するフォルダ・・・「D:\Source\BCB」 削除するファイル名・・・・・「*.~*|*.IL?|*.TDS」  デフォルトでは、最終更新日が7日以上前のファイルだけを削除するように なっていますので、新しいファイルは削除されません。日付に関係なく削除を 行いたい場合は、日付の指定を「0日以上前のファイルだけを削除」として下 さい。  好きなだけ設定を追加したら、「リスト」メニューの「全て実行」を選びま す(ツールバーにもあります)。すると、リストに表示されている設定全てに従っ て不要ファイルの削除を実行します。削除されたファイルは全てごみ箱に移動 します。  実行すると、DelSchduler本体のあるフォルダに「DELSCH.LOG」というファ イルができます。ここに削除したファイル名を記録しています。大きくなって 困ったら適当に削除して下さい(^^;  設定リストは、デフォルトではDelSchduler本体のあるフォルダの 「DELSCH.DAT」というファイルに保存されます。  /A オプションをつけて起動すると、削除を行ってすぐ終了します。ただし、 アイテムの設定で「自動的に実行」にチェックが入っているものだけが対象と なります。  定期的に実行したい場合は、このオプションとWin98のタスク スケジューラ や、Win95 Plus!のシステムエージェントなどを組み合わせて使うといいでしょ う。スタートアップで実行してもいいと思います。  また、エクスプローラからファイルやフォルダをドラッグ&ドロップで登録す ることもできます。フォルダをドロップした場合、そのままでは「削除するファ イル名」が空になっているので、ちゃんとファイル名を入力しないと何も起きま せん(^^; ------------------------------- ★詳細な説明 ------------------------------- 1.設定ダイアログ  最初に、「削除を実行するフォルダ」を指定します。フォルダはフルパスで 指定します。「参照...」ボタンからも指定できます。  次に、「削除するファイル名」を指定します。*や?のワイルドカードも使え ます。*.*で、全てのファイルを指定します。|は区切り文字です。 「*.txt|*.log」の用に指定した場合は、拡張子がtxtおよびlogのファイル全 てを指定したことになります。指定しないといっさい削除が行われません(^^;  「削除しないファイル/フォルダ」には、上で指定した中でも例外的に削除 したくないものを指定します。指定しなくてもかまいません。ワイルドカード や区切り文字は「削除するファイル名」と同様に使えます。 (ファイルもフォルダも区別せずに、指定した名前のファイル/フォルダ全てが 削除されなくなります。指定に\記号を含むことはできません)。  「○日以上前のファイルを削除」で、日付指定すると、○日以内に更新のあっ たファイルは削除しません。デフォルトでは7日以内に更新のあったファイル は削除しません。日付に関係なく削除を行いたい場合は0を入れて下さい。  「サブフォルダも対象とする」にチェックすると、指定フォルダ以下のサブ フォルダ内のファイルも削除対象に含めます。  「空ディレクトリを削除」にチェックすると、空のディレクトリ及び、削除 の結果、空になったディレクトリも削除します。ディレクトリそのものはごみ 箱には入りません。「サブフォルダも対象とする」にチェックが入っていない 場合は無視されます。  「自動的に実行」にチェックすると、コマンドラインオプションの「/A」で、 自動削除を利用した場合にも削除を行います。デフォルトのままではチェック されていないので、/Aオプションを付けて実行した場合には削除が行われない ことに注意してください。  「ごみ箱に移動せず直接削除する」にチェックすると、ファイルはごみ箱へ の移動を行わずに完全に消去されます。当然復活は不可能なので使用には十分 気をつけてください。  「削除するファイルに含める属性」では、チェックした属性のファイルを削 除対象に含めます。属性無しのファイルは必ず削除対象となります。デフォル トでは読み取り専用、隠しファイル、システム属性のファイルは削除対象に含 みません。 ------------------------------- 2.メインメニュー 「ファイル」メニュー ・新しい設定を作成  現在の設定リストとは別に、新たな設定ファイルを作成します。 ・設定を読み込む  現在の設定リストとは別の設定ファイルを読み込みます。次の起動時からも その設定ファイルを使用するようになります。 ・保存  現在の設定リストをファイルに保存します。デフォルトではDelSchdulerの 存在するフォルダの「DELSCH.DAT」というファイルに保存します。 ・名前を付けて保存  現在の設定リストを別のファイルに保存します。次の起動時からもその設定 ファイルを使用するようになります。 ・オプション  オプション設定ダイアログを表示します。 (前バージョンの「終了時に自動保存」はオプションダイアログの中に移動 しました。) ・終了  プログラムを終了します。 「リスト」メニュー ・選択したアイテムを実行  リスト内で選択されている項目のみに従ってファイル削除を実行します。 ・全て実行  リスト内の全ての項目に従ってファイル削除を実行します。 ・新規作成  このリストに、新たな削除対象の設定を作成します。 ・コピー  選択されている項目をコピーして新しい項目をリストに追加します。 ・削除  選択されている項目を削除します。 ・プロパティ  選択されている項目のプロパティダイアログを表示し、設定を行います。 前記の「設定ダイアログ」を参照して下さい。 「ヘルプ」メニュー ・バージョン情報を表示 このソフトのバージョン情報を表示します。 ・ReadMeを読む  このファイルを表示します。 ・削除ログを表示  テキストエディタでDELSCH.LOGを表示します。  表示中は削除の実行が行えない場合があります。その場合は、表示中のフ ァイルを閉じてから行って下さい。 ------------------------------- 3.オプション設定ダイアログ ・終了時に自動保存  ここにチェックが入っていると終了時に設定リストを自動的に保存します。 チェックのない場合は保存するかどうかを確認します。 ・削除状況を表示 チェックすると削除の実行状況をメインフォームに表示します。 ・ツールバーをフラットタイプにする  チェックするとツールバーがフラットタイプになります。 ・フォント 削除設定リストと実行状況画面の表示フォントを指定します。 ・削除終了時のサウンド 削除完了時に鳴らすWebファイルを指定します。 ・ログ表示用のエディタ 「ヘルプ」メニューの「削除ログを表示」や「ReadMeを読む」で使用する エディタを指定します。指定のない場合はテキストファイルに関連づけられ たプログラムが使用されます。 ------------------------------- 4.コマンドライン オプション 大文字、小文字は区別しません。複数オプションを指定する場合は半角スペー スで区切って下さい。順序はどれが先でもかまいません。 「/A」  起動すると「全て実行」を行ってすぐ終了します。ただし、「自動的に実行」 にチェックが入っていない設定は無視します。 「/MIN」  最小化状態で起動します。Windows98のタスクスケジューラには最小化起動 のオプションがなかったのでつけました。 (パス名)  指定された設定ファイルを読み込んで起動します。指定がない場合は最後に 利用した設定を読み込みます。パス名にスペースを含む場合は""で囲んで下さい。 ------------------------------- ★あとがき -------------------------------  初めての公開ソフトです(^^) ご意見、感想、バグレポートなどはいつでも 歓迎します。根がずぼらなもので、いつまでにバグ修正をするなどとお約束は 出来ませんが(^^;  最新版は、nifty:FGALTLA/LIB/4 および http://homepage1.nifty.com/fuu/ にアップします。 サポート会議室は、NIFTY-SERVEの、nifty:FGALTLA/MES/4 とさせていただき ます。出来ればメールより会議室に書いてもらえるとうれしいです。  メールの宛先は QVD00134@nifty.ne.jp です。  このソフトはいわゆるフリーウェアです。使用は自由ですが、著作権は作者 が保持します。このソフトの使用で起こったいかなる結果に関しても作者は責 任を持ちません。  転載、雑誌収録等の際には事前に作者までご連絡下さい。個人レベルでの配 布は自由です。  このソフトは、Inprise社のBorland C++Builder 4 で作成しています。とっ てもいい開発環境なのでみなさんも使いましょう(笑)