● WLAR-L11ファームウェア Ver.2.10  データ名  WLAR-L11ファームウェア   Ver.   Ver.2.10  登 録 名  rl210.exe  バイト数  419,386 Bytes  掲 載 日  2001年8月17日  対応機種  DOS/V、PC98-NX、PC-9821  対応 OS  Windows 95/98/Me/NT4.0/2000  対象製品  WLAR-L11  著作権者  株式会社 メルコ  作成方法  自己解凍  転載条件  転載禁止  マニュアル  製品添付のマニュアル 【ソフト紹介】  このソフトウェアは、WLAR-L11のファームウェアVer.2.10です。 注意) ・本バージョンのファームウェアを書き込んだ場合、Ver1.03以下にはバージョンダウンすることが  できなくなります。ご了承ください。 ・ファームウェアのバージョンアップを行うと設定が初期化されますので、 再設定が必要です。  (現在の設定をメモしてください) 本ソフトウェアはMS-DOS用実行ファイルです。実行(ダブルクリック)すると、必要なファイルに解凍 されます。適当なフォルダ(ディレクトリ)、もしくはフロッピーディスクにファイルをコピーし、 解凍(ダブルクリック)し、ご使用ください。詳しいご使用方法については解凍後のREADME.TXTファイル をご参照ください。 ------- バージョンアップ内容は以下の通りです。 ●バージョンアップ内容 Ver.2.02(β6)→Ver.2.10 機能追加及び変更 ・WEB設定画面のTOPページにシステム状態の表示を追加しました。 ・無線LANチャンネルの初期設定をch14からch11に変更しました。 ・有線LANポートの通信方式の初期設定を「自動」から「10Mbps 半二重」に変更しました。 ・パケットフィルタの機能を拡張しました。  1.簡易フィルタに"IDENT要求を拒否する"を追加しました。 2.手動設定において「インターフェース」を選択可能にしました。  3.手動設定においてフィルタの「動作」を追加しました。 4.フィルタされたパケットがログに表示されるようにしました。 ・DHCPサーバ機能関連   エアステーションの再起動時(設定変更など)にDHCPサーバのリース情報が消去される問題を修正   しました。 ・ログ機能関連  1.システムログを表示可能にしました。  2.ログをダウンロード可能にしました。 不具合修正 ・アクセスポイントの移動を行なう(ローミングなど)と、それまで繋がっていたアクセスポイントに  接続されているクライアントと通信が出来なくなる問題を修正しました。 ・DHCPサーバ機能関係  エアステーションのDHCPサーバ機能使用時に、パソコンがエアステーションからIPアドレスを取得  できない場合がある問題を修正しました。 ・DHCPクライアント機能関連  特定のDHCPサーバからIPアドレスが取得できない件を修正しました。 ・ルーティング機能関連  静的経路情報が一定時間後に削除される問題を修正しました。 ・モトローラ製のケーブルモデムとの接続に関する問題を修正しました。 ・WEB設定画面の設定値の入力において、特定文字列を入力を行うとエラーが発生する問題を修正し  ました。 Ver.2.02(β3)→Ver.2.02(β6) ・パケットフィルタの機能を追加しました。  宛先アドレス、送信元アドレス、プロトコルタイプにて、チェックを行なうように変更しました。 ・ルーティングモード(アドレス変換:ON)の時に、通信パケットが壊れる場合がある不具合を修正  しました。 ・LAN側のパソコンから特定FTPサーバと正しく通信が出来ない不具合を修正しました。 ・マスカレード機能部分の仕様を変更しました。  1.マスカレードテーブルのテーブル保持時間をユーザ指定できるように機能を追加しました。    この機能によって、無通信状態が長く続いた場合にネットワークアプリケーションの接続が    切れる問題が解決されます。  2.マスカレードテーブル数 512個から2048個に変更しました。  3.使用中のマスカレードテーブル数をログ情報に表示されるように機能追加しました。  注意:テーブル保持時間を長くすることによって、マスカレードテーブルを必要以上に浪費します。 ・ルーティングモード(アドレス変換:ON)の時に、TCP/UDP/ICMP 以外のIPプロトコルが破棄される  不具合を修正しました。  この機能によって、例えば GRE(IPプロトコル番号:47)を使用するPPTP(VPN)パケットを通すことが  可能となります。 ・アドレス変換機能に 任意のIPプロトコルを指定できるように変更しました。 Ver.2.00→Ver.2.02(β3) ・ルーティングモード時に、DHCPサーバに依存してIPアドレスの更新が出来ない不具合を修正しました。 ・ICMP Redirect を受け取った場合、デフォルトゲートウェイアドレスが書き換わる不具合を修正  しました。 ・有線の通信方式に、10/100Mbps,Half/Full Duplex,自動、の設定を追加しました。  この機能により、Hubとの相性にて通信できない問題が回避されることがあります。 ・RIP1/RIP2両方を送信の設定にしたときに、RIP1のパケットを送信しなかった不具合を修正しました。 ・有線側のMACアドレスを自由に変更できる設定を追加しました。  この機能により、プロバイダへMACアドレスの再登録が不要となります。 ・ルーティング(CATV/xDSL)モード、IPマスカレードにて破棄されたパケットをログに残す機能を追加  しました。 ・ルーティング(CATV/xDSL)モード時に LAN側からFTPでPut/Getを行うために、Portコマンドを用いた  通信を行った場合、通信に失敗する不具合を修正しました。 Ver.1.05→Ver.2.00 ・静的IPマスカレード機能を追加しました。詳細設定項目にアドレス変換設定を追加しました。  この追加によって、ネットワークゲームやストリーム再生型アプリケーションの使用が可能と  なります。(これらを使用する場合はアドレス変換設定を行う必要があります) ・アドレス変換(IPマスカレード)機能の有効/無効の設定を可能にしました。この追加によって  有線−無線間のローカルルータとして機能します。 ・パケットフィルタ設定に任意のIPアドレスとポート番号による手動設定を追加しました。  この追加によって、外部からの不正アクセスをシャットアウトし、高度なセキュリティ機能を確保  します。 ・NBTパケットのルーティングを禁止する簡易フィルタの中にWindows2000の  ダイレクト・ホスティングSMBサービスのフィルタ機能を追加しました。 ・有線側からエアステーションの設定を禁止する簡易フィルタ設定を追加しました。この設定を  することによって、以下の制限が可能です。  1.有線側からのエアーステーションマネージャの検索に応答しません。  2.有線側からのWEB設定を禁止します。 ・RIP,RIP2による自動設定と手動設定によるルーティング設定機能を追加しました。  詳細設定項目にルーティング設定を追加しました。 ・ログ表示にアドレス変換の状況を表示するアクセス情報を追加しました。 ・ログ表示にパケットフィルタのログ出力を追加しました。 ・IPアドレスを自動取得してる状態からIPアドレスを手動設定へ変更したときにDHCPサーバへ使用して  いたIPの解放を通知するようにしました。 ・IPアドレスをDHCP Relay経由で自動取得できない問題を修正しました。 ・無線LANパソコン制限設定でMACアドレスを登録していない状態で接続制限する設定にした場合に  設定確認をするページを追加しました。 ・ヘルプの誤記修正および内容変更しました。 Ver.1.04→Ver.1.05 ・WiFi対応   ESS-IDの任意設定が可能となりました。   暗号化(WEP)キーの16進数形式にて設定が可能となりました。 ・暗号化(WEP)を有効にした状態にて無線−有線間に高負荷をかけつづけると、エアステーションが  ハングアップする場合がある問題を修正しました。 Ver.1.03→Ver.1.04 ・ルーティングモードにしたとき、インターネット接続が行えない問題を修正しました。 Ver.1.02→Ver.1.03 ・DHCPサーバをOFFにしたとき、クライアントパソコンが正しくIPアドレスを更新できないことがある  問題を修正しました。 Ver.1.01→Ver.1.02 ・エアステーションがDHCPクライアント機能を使用しているときに、WEB設定画面の詳細設定/  基本設定にて設定を行った後に、IPアドレスの自動取得ができなくなる不具合を修正しました。  (Ver1.01にて発生) ・エアステーションがICMP(Destination unreachable)パケットを受信したとき、受信した  デバイスに対してもパケットをフォワードしてしまう不具合を修正しました。 ・エアステーション名の設定制限を変更しました。  半角英数字とアンダーバー[_]の32文字 → 半角英数字と半角記号の32文字。 ・エアステーションに設定したIPアドレスによって、パスワードエラーとなりTOPページから各々の  WEB設定画面へ進めない不具合を修正しました。 Ver.1.00→Ver.1.01 ・DHCPクライアント機能においてリース期限の自動更新が行われない不具合を修正しました。 ・米国TERAYON製ケーブルモデルを使用して、DHCPサーバからIPアドレスの自動取得ができない  不具合を修正しました。 ・エアステーション名をDHCPパケットのホスト名として使用するように変更しました。