Outlook Express は、S/MIME Version 2 および 3 の仕様と互換性があり、RC2 (40 ビットおよび 128 ビット)、DES (56 ビット)、および 3DES (168 ビット) の暗号化アルゴリズムに対応しています。ただし、米国版またはカナダ版以外の Outlook Express では、RC2 (40 ビット) 暗号化アルゴリズムと DES 暗号化アルゴリズムしか利用できません。Outlook Express では、RC2 (64 ビット) の暗号化メッセージを解読できますが、このアルゴリズムを使ってメッセージを送信することはできません。
Outlook Express では、メッセージに署名を添付するときに、ハッシング アルゴリズムとして SHA-1 だけを使用できます。プライベート キーを発行した証明機関とキー生成のプロセスにより、プライベート キーのビット長は異なります。
プライベート キーはコンピュータに保管されるので、自分のコンピュータを使用されない限り安全です。Microsoft 暗号システム コンポーネントを使ってインストールされたプライベート キーは、デジタル ID を発行する証明機関に送られません。キーは、どの政府機関にもエスクローとして保管されることはありません。