インターネット上で身元を証明するために、個人の証明を使用できます。証明とは、個人の身元または Web サイトの安全性を保証するものです。個人の身元の使用を管理するには、自分だけが知っている個人キーをシステム上に保存します。メール プログラムの場合、個人キーを使ったセキュリティ証明は "デジタル ID" とも呼ばれます。
Internet Explorer では、次の 2 種類の証明が使われます。
セキュリティ証明は、個人の証明、Web サイトの証明のどちらの場合にも、本人の身元と "公開キー" とを関連付けます。情報を "解読" したり "デジタル署名" を行ったりすることのできる "個人キー" は、所有者だけが知っています。証明の所有者がほかの人に証明を送った場合、実施には公開キーを送ったことになるため、受け取った人は情報を暗号化して証明の所有者に送ることができます。送られた情報は、証明の所有者だけが個人キーを使って解読できます。
セキュリティ証明におけるデジタル署名は、電子的な身分証明書です。デジタル署名は、情報が本当に送信者から送られてきたものであり、不正に偽造または変更されていないことを受信者に保証します。
暗号化したりデジタル署名を行ったりした情報を送信する前に、証明を入手し、Internet Explorer をセットアップして、情報を使用できるようにしておく必要があります。セキュリティで保護された Web サイト (アドレスの先頭は "https") を表示する場合、証明がサイトから自動的に送信されます。
セキュリティ証明は、独立した認証局から発行されます。セキュリティ証明のクラスは、提供される信頼性のレベルによって異なります。個人のセキュリティ証明は、認証局から入手できます。