***** PADファイル作成マクロ *****  AIR+CRAFTなどのオートパイロットを行う時には、PADファイル などのオートパイロットの内容を全部書き込んだファイルが必要です。このよ うなファイルには、フォーラム名、会議室番号、RES先の番号、MAILの 時には相手のIDなどの情報が必要ですが、手でこれらの情報を切り出すのは、 はっきりいって、大変ですし、間違いの基です。  そこで、このような機能を行うソフトとして、PADMESというツールが ありますし、Vzマクロの世界では、NIFMES.DEFとかの大変優秀なマクロがある ようです(見たことがないので分からないのですが(^_^;))。  で、これをJEDのマクロでやれば大変軽快だろうと思って作ったのがこの マクロでして、マクロ単独ではなく、ELPのようなログ閲覧ツールと組み合 わせて使用することを前提にしております。  特に、AIR+CRAFTからELPなどを起動して、さらに別のツールを 起動しようとすると、メモリーが不足で立ち上がらないなんてことがあるよう で、このような時には、JEDのメモリー消費が少ないこともあり、軽快に使 用出来るものと思ってます。 【使い方】 1 同梱の、PAD.MCRとPAD.CFGを、同じディレクトリーに置いてください。 2 ELPから使用する時には、ELP.CFGの「*!user_command」の部分をカスタ マイズします。例えば、起動キーを「P」、機能番号8番に登録するとすれば、 :8 :p n :JED -mA:\TERM\PAD.MCR+ $t $p %TMP%$F :PAD作成  というようになります。  「-mA:\TERM\PAD.MCR+」は、A:\TERMというディレクトリーの中にある「PAD. MCR」を読み込んで、起動すると同時にマクロの実行を始めるという意味です。 最後の「+」が無いと、自動的に実行することは出来ません。  「$t」は、ELPが作成する切りわけログです。「$p」はPADファイルに なります。また、「%TMP%$F」は、環境変数「TMP」で指定されたディレクトリ ーに、ELPが変換したフォーラム名のフルネームのファイル名を作成すると いう意味です。  この順番は、絶対に変えないでください。 3 PAD.CFGをカスタマイズします。  PAD.CFGの中の解説も読んでください。少なくとも、「$HANDLE」のところだ けは、必ずカスタマイズしてください。行頭から「$HANDLE」と書き、その後に 複数のスペース(半角スペースでもTABスペースでも可)を空けて、書き込みの 最後に添付する自分のハンドルとかなにかを設定します。このまま動かすと、 私の署名が入ってしまいますよ(^_^;) また、フォーラム毎にハンドルを変えており、署名も変えたという時には、 「$フォーラム名」を行頭から記し、スペースを空けてから、そのフォーラムだ けで使用する署名を記します。  ホームパーティーに参加されている場合には、ホームパーティーの設定をし てください。ELPからは、ホームパーティーの設定者のIDが渡されますの で、これをAIR+CRAFTが判断できるホームパーティー名に変換します。  $HPと行頭から記した行の次から、ホームパーティーの設定者のID、そして スペースを空けて(複数でも一つでも可)、AIR+CRAFTに登録してあ るホームパーティー名を記します。  なお、設定者のIDは、必ず行頭から記してください。  これらの書き方は、PAD.CFGを参考にしてください。  なお、PAD.CFGのカスタマイザーを作れ、とorikさんからは言われている のですが、まぁ、いつのことやら(^_^;) そのうち考えとくということにしま す(^_^;)  私は、ログの閲覧にはELPしか使っていないのですが、他のログ閲覧ツー ルでも、「切分けたログ」「PADファイル」「フォーラム名(フルネーム)」 を渡すことが出来れば、使えるはずです。それぞれのソフトのマニュアルをよ く読めば、どこかに書いてあると思います(^_^;) 4 ひな型のカスタマイズ  同梱のPAD.CFGは、通常使うであろうAIR+CRAFTのPADファイルで 設定してあります。まぁ、このままでもそれなりに使うことができるでしょう。  ここでは、「$>R」(RES)「$>S」(SAY)「$>M」(MAIL) 「$>HP1」(ホームパーティー1、RESを想定)「$>HP2」(ホームパーティ ー2、SAYを想定)の5つのパターンが設定可能です。  これらの文字列が行頭にある場合には、その次の行から、その次の「/POST」 までを切り出しの範囲として判断します。「/E」には対応していません。必ず、 「/POST」を使用してください(この方が、オートパイロットも早いですよ)。  そして、$Iなどの文字列を、自分の好みの位置に設定します。これらの文字 列の意味は、PAD.CFGに記してあります。これらの文字列が、ログから切り取っ たそれぞれの文字列と置き換えられます。  $Cは、特殊な文字列で、$Cが設定されていると、ひな型を作成した後、ここ にカーソルが移動します。  これらの文字列の組み合わせを上手に行えば、AIR+CRAFT以外でも 使用出来るはずです。「*RE」のような文字列と、フォーラム名などの組み合わ せですので、例えばNIFMCRでは、 :$>R :MES:$F,$M,RE $N :SUB:Re:$T : >#$N $H さん : : $C : : : $S :/POST という感じで動くのではないかと思います(やってみたわけではないけど(^_^ ;)) 5 注意点  「/POST」とか「$HANDLE」などは、「大文字」にしてください。  JEDの検索モードが大文字、小文字を区別しないことになっていれば、ど ちらでもいいのですが、大文字、小文字を区別するモードになっている時には、 大文字で記しておかないと誤動作します。  また、「$HANDLE」「$フォーラム名」「$HP」「ホームパーティーのID」「$ >Rなど」「/POST」は、「行頭にあるかないか」でコメント行の中にあるかどう かを判断していますので、かならず行頭から記してください。 6 起動  上記のように設定してあれば、ELPなどからコメントをしたい発言などに カーソルをあわせて、それぞれのソフトに登録した起動キーを押してください。  切分けたログファイルが表示され、会議室かホームパーティーの時には、作 成するPADの種別を選択するメニューが開きます。なお、MAILの時には、 いきなりMAILの返信のPADを作成します。ログの種別は、もちろん自動 で判断します。たいてい判断ミスをすることはないと思いますが・・・・  なお、会議室のタイトルだけの時や、会議室の区切りなどで起動させた場合 には、エラーメッセージを表示して、自動的に終了します。  あとは、ひな型の中身を完成させるだけですが、自動保存などの機能はあり ません。必ず「保存終了」してください。  逆にいえば、ひな型が出来上がっているようでも、このときはまだ保存され ていませんので、たとえば、RESのひな型を作ったけれども、気が変わった なんて時には、そのまま強制終了させれば、PADファイルに残ることはあり ません。 7 最後に  私が普段回っている巡回を対象に作成してありますので、すべての条件に適 合するかどうかは判りません。また、ホームパティオは、やったことがないの で判りません(^_^;)まぁ、AIR+CRAFT自体も、問題があるようなので、 しょうがないところでしょう。  orikさんには、大変お世話になってます。また、アイディアそのものは、 当然PADMESから頂いております。皆さんありがとうございます<(_ _)>ペコ □□ Nifty SGP02266 中井 正博 in NAGOYA □□