■ATOK13 for Windowsアップデートモジュール 1999年11月24日(2000年6月23日更新) 株式会社ジャストシステム 日頃は弊社製品をご利用いただき、まことにありがとう ございます。 このたび、日本語変換ソフト「ATOK13 for Windows」 (以下「ATOK13」)のアップデートモジュールを準備い たしました。ご利用いただく場合には、下記の内容をよ くお読みの上、表示される手順に従ってセットアップを 行ってください。 --------------------------------------------------- ●ATOK13アップデートモジュールについて 「ATOK13アップデートモジュール」(以下「本モジュー ル」)は、ATOK13関連のプログラムファイルをアップデ ート(更新)するものです。詳しいアップデートの内容 については後述の「アップデートモジュールの内容」を ご覧ください。 ※本モジュールを導入していただくことにより「ATOK13 /R.2 for Windows」相当にアップデートされます。 ※本モジュールを利用するには、ATOK13本体のプログラ ムがすでにコンピュータにセットアップされている必要 があります。 ※本モジュールには、ATOK13を「Windows 2000 Professional」(以下「Windows 2000」)でお使いいた だくための対応が含まれており、制限ユーザー(Users グループ)での使用も可能となります。 ※ATOK13以外の弊社製品をWindows 2000の環境で使用さ れる場合には、「Windows2000対応モジュール」もあわ せて導入してください。 ●対象となる製品 本モジュールは、下記の弊社製品に同梱されている ATOK13を対象にしたアップデートを行います。 * ATOK13 for Windows * 一太郎10 * 一太郎10&花子10スペシャルパック * 一太郎10・花子10パック(一太郎10・花子10プリ インストールモデル) * 一太郎Lite2 with ATOK13 * Justsystem Office10 Pro * Justsystem Office10 Standard * Voice一太郎10 e-Talk * Voice一太郎10・花子10パック(一太郎10・花子10 プリインストールモデル) * VoiceATOK3(VoiceATOK3プリインストールモデ ル) ※「ATOK13 for Windows(体験版)」はアップデートの 対象外となります。 ※VoiceATOK関連製品のWindows 2000対応については、 こちらをご参照ください。 ●アップデートモジュールの内容 本モジュールを導入していただくことにより、ATOK13に おいて以下の内容が回避または改善されます。 ▼回避項目 * Windows 95においてJDK1.3の環境で一太郎Arkが起 動できない場合がある。(2000.6.23更新) * ATOK12システム辞書をATOK13で新規作成したシス テム辞書に合併すると、辞書内容が不正になる場 合がある。(2000.6.23更新) * 16ビットアプリケーションであるWindows添付のゲ ーム(フリーセル、ハーツ)が起動できない場合 がある。 * 特定の文字列を範囲指定して再変換させると正常 に処理されない場合がある。 * Windows 95においてコントロールパネルの「地 域」を「日本語」以外に設定していると、記号入 力モードへの変更の際に不正終了する。 * Windows NT 4.0において文字パレットが起動しな い場合がある。 * Windows NT 4.0において手書き文字入力辞書がセ ットアップされていない環境で手書き文字入力を 実行すると、エラーメッセージが出力される。 * ATOK12環境から移行したユーザー辞書を使用して いると、「辞書として扱えません」というメッセ ージが表示されたり、入力・変換ができなくなる 場合がある。 * 推測変換においてツールチップ表示されている候 補表記よりも、実際の確定表記の方が短くなる場 合がある。 * 辞書ユーティリティにおいて用例ファイルによる 用例一括処理を行う場合に、助詞指定が片方向の みの用例が登録できない。 * Windows NT 4.0のワークステーションのロック解 除ダイアログにおいて文字を入力すると不正終了 する。 * Macromedia社のFreeHand8Jを起動すると起動画面 が表示されたまま残ってしまう。 * Microsoft社のWord6.0上において確定状態で文字 が入力されてしまう。 ▼Windows 2000環境下での回避項目 * Excel 2000上において、ATOKパレットをトレイに 格納した後、「トレイから出す」を選択すると、 ATOKパレットの表示が不正になる。(2000.6.23更 新) * 一太郎10、三四郎9上においてトレイのペンマーク を右クリックして表示されるATOKメニューが働か ない。 * デスクトップ上でATOKパレットの表示位置を変更 してログオフ/ログオンすると、その表示位置が 再現されない。 * 文字パレットのフォント一覧と文字列ボックスの 確定履歴一覧において、スクロールバーのマウス クリックによるスクロール表示が不正になる。 * 制限ユーザー(Usersグループ)での使用におい て、プロパティの「ユーザー別の設定」で「固有 環境」の作成ができない。 * 制限ユーザー(Usersグループ)での使用におい て、プロパティの「現在のプロパティ」が表示さ れない。 * 単語登録ダイアログの品詞設定において品詞名が 表示されない。 * JS拡張漢字設定の「CJK漢字設定」で任意の書体を 選択して変更ボタンをクリックすると、「割付可 能な書体がありません」のメッセージが表示され る。 ▽改善項目 * JS文章表現辞典において記述不足の箇所を追加修 正した。 * 手書き文字入力の認識精度を向上させた。 ●Windows 2000の制限ユーザー(Usersグループ)での 使用について ATOK13を制限ユーザー(Usersグループ)で使用するた めには、操作環境をログインユーザー別に管理する「固 有環境」に変更する必要があります。操作環境が全ユー ザー共通の「共有環境」のままだと、プロパティでの設 定変更、およびATOKパレット等の状態変更が保存されま せん。 ▼「固有環境」の設定に変更するための手順 1. ATOKパレット上で右クリックして表示されるメニ ューからプロパティを選択します。 2. タイトルバーの左端に表示されているアイコンを クリックし、メニューから「ユーザー別の設定」 を選択します。 3. 「ATOK13の使用環境」で「固有環境」を選択して 実行します。 ※上記の設定は各ログインユーザーごとに行う必要があ ります。 ●本モジュールがすでに導入されているか確認する方法 \WINDOWS\SYSTEMフォルダ(Windows 2000、Windows NT 4.0では\WINDOWS\SYSTEM32フォルダ)にコピーされてい るATOK13W.IMEファイルの日付をご確認ください。この ファイルの日付が、2000/05/29 12:00以降である場合に は、すでにアップデートされていますので、本モジュー ルの導入は必要ありません。 ▼上記の「ファイルの日付」をご確認いただくための手 順 1. エクスプローラーまたはマイコンピュータより \WINDOWS\SYSTEM(またはSYSTEM32)フォルダを開 きます。 2. ATOK13W.IMEと書かれたファイルをマウスの左クリ ックで選択し、メニューより[ファイル]-[プロパ ティ]を選択します。 3. [プロパティ]ダイアログ内に表示される[更新日 付]を確認します。  (表示例)更新日時:2000年5月29日 12:00:00 ●更新されるプログラム 本モジュールにおいて更新されるプログラムは以下のと おりです。 \JUST\AMETフォルダ JSAMIOW.DID \JUST\ATOK13フォルダ ATOK13MN.EXE ATOK13AL.EXE ATOK13CP.EXE ATOK13HE.EXE ATOK13MC.DLL ATOK13SB.EXE ATOK13UT.EXE CRECS13.PTN \JUST\JSLIB32フォルダ JSMISC32.DLL \WINDOWS\SYSTEM(またはSYSTEM32)フォルダ ATOK13W.IME ATOK13HW.DLL ATOK13PR.DLL ATOK13SK.DLL ATOK13DE.DLL JSTEX.DLL