VM-3100/3100Proシステム・プログラム(Ver.1.04) まず、お使いのVM-3100/3100Proのシステム・ソフトウェアのバージョンをご 確認ください。 ■バージョンの確認方法: VM-3100/3100Proの電源を入れたときに、オープニング画面の下段に u Ver.1.01 」のように表示されます。このとき、バージョンが1.04未満の方 は、下記のVM-3100/3100Pro システム・プログラムをインストールする事で システム・アップデートが可能です。 ------------------------------------------------------------------------ ■VM-3100/3100Pro SYSTEM PROGRAMとは? このシステム・プログラムは、現在のVM-3100/3100Pro(Ver.1.03以前)に新 しい機能を追加して(Ver.1.04)にアップデートする為に必要なシステム・ プログラムです。 このシステム・プログラムはシーケンス・ファイル形式で登録されていま す。適切なダウンロード及びVM-3100/3100Proへのインストールを行なう為に 下記の内容を必ずお読みください。 ※VM-3100とVM-3100Proのシステム・プログラム・アップデートは共通です。 ■Ver.1.04の追加機能とは? ●「Cakewalk用スタジオウェアVM-3100/3100Proパネル」に対応。(Ver.1.02 以降で対応) 「Cakewalk用スタジオウェアVM-3100/3100Proパネル」は、ローランド株式会 社よりリリースされた Cakewalk 6〜9 シリーズで使用できるソフトウェアで す。Cakewalk に追加することで、VM-3100/VM-3100Proを取り入れたコンピ ュ・ミックス環境を提供します。 [ご注意] 「Cakewalk用スタジオウェアVM-3100/3100Proパネル」を利用するためには、 Cakewalkがインストールされた環境にMIDIインターフェースで VM-3100/VM-3100Proが接続されている必要があります。   ●VSR-880のコントロール機能を追加。(VM-3100ProのみR-BUS経由で対応) VM-3100Proから下記の機能についてVSR-880をリモート・コントロールできる ようになります。 1)バリュー・ダイヤルを使った再生時刻の変更 2)トラックのスクラブ再生 3)ソング・セレクト 4)ソング・ストア [ご参考] VM-3100Pro(Ver1.03以前のバージョン)でも、R-BUS経由のデジタル信号の 入出力、トラック/チャンネルのアサイン、VSR-880のトランスポート機能 (再生、停止、巻戻し、早送り)、ロケーター・ボタンを使った時刻指定、 トラック・ステイタスの設定はリモート・コントロールできます。 ■VM-3100/3100Proのアップデートに必要なもの VM-3100/3100Proにシステム・プログラムをインストールする為に、下記のツ ールが必要になります。 ○VM-3100/3100Pro本体 ○スタンダードMIDIファイルを正常に再生可能なシーケンサー ○MIDIケーブル <ご注意> 本アップデート・ソフトのようなシステム・エクスクルーシブ・メッセージ を大量に含んだSMFを正常に再生できず、バージョンアップができないMIDIシ ーケンス・ソフトがあります。このような場合、下記参照下さい。    ●Windowsをお使いの場合: 簡易SMFプレーヤ UpdSMFJ.EXE をご利用ください。   ●Macintoshをお使いの場合: 下記のURLからダウンロード可能な「Cakewalk Metro5(体験版) Macintosh用 *」をご利用ください。 http://www.roland.co.jp/lib/download/MT5T.html ※この体験版は連続使用時間30分の制限がかかっておりますので、個々 のファイルを VM-3100/3100Proに転送する毎に、ソフトを起動しなおす ことをおすすめします。 ■アップデート作業における注意点 (重要) * このシステム・プログラムでのアップデートは、手順どおりに実施すれば特 に問題はありませんが、万一、アップデート作業中に電源が切れるなどの不 慮の事故が発生した場合には、VM-3100/3100Proのシステムが破壊され、使用 できなくなる事があります。この場合はローランド営業所またはサービス・ ステーションにご相談ください。 * また、ローランドでは有償アップデートのサービスを用意しています。同じ く、お求めの販売店か、ローランド営業所またはサービス・ステーションに ご相談ください。 * なお、このシステム・プログラムに関するダウンロード、インストールの操 作手順などのお問い合わせには、お答えできません。あらかじめご容赦くだ さい。ここに書かれている情報を元に、自己責任において作業をお願いいた します。 ■圧縮ファイルの解凍方法 ●Windowsをお使いの場合 ダウンロードしたファイルは自己解凍型ファイルになっていますので、エク スプローラからアイコンをダブルクリックするか、タスクバーのスタートを クリックして、「ファイル名を指定して実行」を選択し、フォルダ名とファ イル名を入力して実行すると、以下の5つのスタンダードMIDIファイルとイン ストール手順のテキスト・ファイルが現われます。 VM3UPDTW --+-- VM310001.MID +-- VM310002.MID +-- VM310003.MID +-- VM310004.MID +-- VM310005.MID +-- update_j.txt +-- update_e.txt ■インストール手順 解凍して現れるインストール手順のテキスト・ファイルに従って、アップデ ートを行なって下さい。尚、インストールを行われる際の操作手順などにつ いての問い合わせには、お答えいたしかねます。書かれている情報を元に、 自己責任においての作業をお願いいたします。 (作業例)簡易SMFプレーヤ UpdSMFJ.EXE を使った作業例 ◆UpdSMFJ.EXEはWindows95またはWindows98上で動作する、 簡易SMFプレーヤ です。アップデート作業専用のSMFプレーヤである為、一般のSMF音楽データ の再生には使えません。 ◆MIDIを出力するためのMIDIドライバーなどはあらかじめインストールして おいてください。インストール方法は、それぞれのドライバーやアプリケー ションの取扱説明書などをご覧ください。 1. エクスプローラなどでUpdSMFJ.EXEのアイコンをダブルクリックするか、タス クバーのスタートをクリックして、「ファイル名を指定して実行」を選択 し、UpdSMFJ.EXEが存在するフォルダ名とUpdSMFJ.EXEを入力して実行しま す。   2. 「MIDI Out Device」でインストールされているMIDI出力のデバイスを選択し ます。   3. 「SMF Path」に解凍した5つのSMFが存在するフォルダ名を指定します。右の [Path]ボタンで探すこともできます。   4. 「Scan SMF」ボタンをクリックして、指定のフォルダにあるSMFファイルを探 して再生するための登録をします。このとき、そのフォルダにある、全ての SMFファイルを再生の対象としますので、アップデートに不要なSMFファイル は、そのフォルダから削除しておいてください。   5. 「Send」ボタンをクリックすると、登録されたSMFファイルを、名前の順番に 再生します。 ■その他の注意事項 * 収録したファイルの他のネットワークへの転載、改変、雑誌・市販製品など へ許可なく添付する事は禁止いたします。   * アップデート手順、その他の説明を、印刷、保存、メモをとる等して確認し ながら作業すると便利です。 ◆ローランド株式会社は、本ソフトウェアの使用または使用不能から生じる いかなる損害(利益やデータの損失、その他の金銭的損失など)に関して一切 責任を負わないものとします。たとえ、ローランド株式会社からそのような 損害の可能性についてあらかじめ知らされていた場合でも同様です。   ◆文中の商標や登録商標は、それぞれの会社に属します。