■AtermIT75/IT60用 ファームウェア バージョンアップ履歴 Ver1.01 * 初版リリース(IT60/Dのみ一部Ver1.00が初版リリース) Ver1.04 * USBポートを使用した非同期通信を実現 Ver1.01以前では制限事項としていたUSBポートを使用した非同期通信を可能と しました。 * USBポートからのファームウェアバージョンアップを実現 従来はデータポート(RS232C)からのみ可能だったファームウェアバージョンア ップが、USB接続でも可能となりました。 WindowsパソコンにおいてUSB接続でのファームウェアの書き込みが可能となる のは、本バージョン以降のファームウェアが既に書き込まれているAtermと、 「らくらくユーティリティ(Ver1.01)」以降に含まれている「らくらくウィザ ード」を用いてUSBドライバ(Ver1.21以降)を組み込んだパソコンが必要です。 * ボタン機能の追加 [MENU][SELECT][ENTER]の3つのボタンを使って以下の機能を実現しました。 1) 着信履歴参照と着信履歴発信機能 2) 累積料金の参照機能 3) AtermITの登録データの初期化機能(工場出荷状態復帰・累積料金クリア) 4) マニュアルBOD(手動BOD)機能 * CTI機能 CTI (Computer Telephony Integration)機能は、着信時に通知される情報をコ ンピュータで処理するなど、電話機とコンピュータを統合的に利用する機能の 一般名称です。 今回のバージョンアップでは、外部からの着信情報に含まれる発信者情報を着 信時にデータポートまたはUSBポートに特定のリザルトコードで送出する機能 を搭載しました。 * USB機能 Ver1.01以前では、停電時にUSBポートの使用制限を行っておりましたが、本バ ージョンでは停電時もUSBポートを使用できるようにしました。 * 不具合事項の改善 1) USBポートのデータ通信の安定性を向上 2) 一部のパソコンでUSBドライバが正常に動作しない現象を改善 3) アナログAポートにダイヤルインを設定していると、 特定の条件でTAからの電話発信/データ発信ができなくなる場合がある現象 を改善 Ver1.10 * USBポートでiMac並びにPower Macintosh G3を利用するための機能の追加 Macintoshパソコンにおいて、USBポートのご利用が可能となります。 合わせてUSB接続によるファームウェアの書き込みが可能となりますが、本バ ージョン以降のファームウェアが既に書き込まれているAtermと、「らくらく ユーティリティ(Ver1.10)」以降を組み込んだパソコンが必要です。 * 高機能S点ユニット(PC-IT/UX2)対応 * PIAFS通信におけるV.42bis圧縮モードの追加 * でかけるボタンのロック機能の追加 Ver1.15 * 電源投入時にレイヤ1ダウンが発生して回線が使用できない件に対処 * 「着信履歴 for USB」使用時に、文字化けが起こる場合がある件の対処 Ver1.18 * 製造管理上の都合によるバージョンの更新 (機能追加・不具合修正等はございませんのでVer1.15をご使用のお客様は、 今回のバージョンアップを行う必要はありません。) Ver1.20 * 「i・ナンバー」サービスへの対応 NTTの新サービスである「i・ナンバー」に対応しました。 「i・ナンバー」(有料)をご契約いただくことにより、 アナログポートに接続された電話機を「i・ナンバー番号」により鳴り分ける ことができます。 * PIAFS64kbps通信のサポート PIAFS64kbps(PIAFS2.0版準拠)での通信が可能となります。 従来のPIAFS 32Kbps通信に加えて、64Kbps通信もサポートしま す。 従来より高速なPIAFS通信が実現されます。 * おでかけ設定フラッシュモードの追加 おやすみモードのように電話がかかってきた時に、 おでかけ設定ランプが点滅するフラッシュモードを追加します。 おやすみモードと同じように、電話がかかってきても着信音が鳴りません。 おでかけ設定ランプが点滅することにより、着信をお知らせします。 着信が終了すればおでかけ設定ランプは点灯に変わります。 おやすみモードは一度着信があると、おでかけ設定ランプは点滅したままにな りますが、 フラッシュモードは着信時のみの点滅になります。 * "##"発信モードの追加 ダイヤル終了識別を"#"だけではなく、"##"(2回続ける)も使えるようにし ます。 ダイヤル終了識別に"##"(#を2回続けて入力)を使用可能となります。 これにより"#"をダイヤルの一部としてご利用が可能になります。 Ver1.21 * i・ナンバー使用する/使用しないの設定を電話機から行った場合、設定値を TAにセーブするよう改良。 * USB使用時に一部のパソコンにおいて、TAの電源を入れたままパソコンを 起動した場合、 起動中に画面が表示されず、起動できない場合があることを修正。 Ver1.30 * Windows98 Second Edition でのUSB接続への対応 * NTTの「IP接続サービス」(11月試験サービス開始)への対応 (従来のバージョンでは、MacintoshでIP接続サービスをご利用になる際に、 正常に接続が行えない場合があります。) Ver1.40 * 「キャッチホンディスプレイ」サービス対応 キャッチホンディスプレイは、通話中に新たな相手から着信した場合、相手の 電話番号を本装置やキャッチホンディスプレイに対応したアナログ通信機器の ディスプレイに表示してお知らせする機能です。 INSナンバー・ディスプレイによる着信時の表示を、キャッチホンの時にも動 作するようにしました。 * CTI発信機能の追加 既に「CTI情報出力」を搭載しておりますが、新たに「CTI発信」が追加されま した。 データポートまたはUSBポートに接続したパソコンからATコマンドを入力し、 アナログポートから発信する機能を搭載しました。 * ボタン操作からのバージョン表示機能の追加 ボタン操作によりLCD上にファームウェアのバージョン表示を行います。 Ver1.51 * 高機能S点ユニットを使用したホームネットワークモードのi・ナンバー契約 のサポート * アナログ通話中に、発信者・着信者がほぼ同時に切断すると、 まれに累積課金表示が実際の通話料金以上に表示される場合がある件に対処 * 一部のネットワークゲームのプレイ中にAtermがリセットされてしまう場合が ある件に対処 Ver1.52 * Windows2000をサーバ側としたUSBネットワークへの対応 (一部USBネットワークに関し、追加コマンド等注意事項あり) * RAS環境でWindows2000をサーバ側としたときにスティルスコールバックができ ない件に対処 * PIAFS64kbpsでの接続時に、稀にPIAFS通信同期が入らないことに対する対処