IBM PC/AT 互換機、NEC 98NXシリーズ用 FlashPath ( for SmartMedia)注意事項 2000年4月 スマートディスクインターナショナルインク ・全てのドキュメントと、プログラムの著作権は  SmartDisk Corporationが保有します。 ・FlashPathはSmartDisk Corporationの登録商標です。 ・SmartMediaは株式会社 東芝の登録商標です。 ・Windows95/Windows98/WindowsNT4.0/Windows2000は  Microsoft Corporationの登録商標です。 ・その他、製品名等の固有名詞は、各社の商標、又は、  登録商標です。 ●変更記録 Rev. Date and Comments --------- ----------------------------------------------------- 3.50.18 April 19, 2000 FlashPath for SmartMedia. ●はじめに 取扱説明書と以下に示す内容を良くお読みの上で、  FlashPathを使用してください。  このドライバーソフトウェアは日本語版です。  日本語版のWindows2000以外にはインストールしないでください。  日本語以外のWindows2000にインストールする場合、  英語版のドライバーソフトウェアをインストールしてください。 ●動作環境  PC   IBM PC/AT互換機       NEC PC−98NXシリーズ       Intel Pemtuim133MHz以上のマイクロプロセッサ       あるいは、互換性のあるマイクロプロセッサ       シングルプロセッサシステム  FDD  標準インターフェイスに接続された       720KB/1.44MBをサポートしたFDD ●サポートOS  Microsoft Windows2000 Professional ●サポート外のOS  以下のOSはサポートしていません。  絶対にインストールしないでください。   1. Microsoft Windows 95/98   2. Microsoft Windows NT4.0   3. Microsoft Windows NT 3.51   4. Windows 3.x   5. MS-DOS === [注意事項] ================ FlashPathを快適に使うために注意事項を下記に示します。 ●取り扱いに関しての注意事項  ・FlashPathを保護するために、使用していないときには添付のケースに   常に収納しておいてください。  ・SmartMediaの挿抜の際には細心の注意をしてください。  ・SmartMediaを挿入するときは、FlashPathのメタリックカバー面とは反対方向に   接点面が向くようにしてください。  ・FlashPath使用後は常にフロッピーディスク装置から抜いた状態に   してください。  ・FlashPathは使用時のみ、フロッピーディスクドライブに挿入してください。 ●FlashPath本体の損傷を避けるために  ・FlashPathを折り曲げたりひねったりしないでください。  ・FlashPathを落としたりしないでください。  ・FlashPathをフロッピーディスクドライブに挿入したまま   放置しないでください。  ・高温多湿の場所での保管は避けてください。  ・結露する場所での保管は避けてください。 ●ドライバーソフトウェアのインストールについて  ・FlashPathを使用する前に、添付されたフロッピーを使用して   ドライバーソフトウェアのインストールを必ず行ってください。   インストールはFlashPathを使用する上で必要なドライバーソフトウェアを   セットアップします。また添付フロッピーディスク内のReadme.txtの内容で   最新の情報を参照してください。  ・ドライバーソフトウェアをインストールする際は、administrator   権限を持ったIDでインストール作業を行ってください。 ●FlashPathのご使用が出来ない装置について  ・通常のフロッピーディスクドライブと異なるインターフェイスで接続されている   場合には使用できません。   この例としては、    ・PCカード経由で接続される外付けフロッピーディスクドライブ    ・USBバス経由で接続される外付けフロッピーディスクドライブ    ・パラレルポート経由で接続される外付けフロッピーディスクドライブ   等があります。  ・通常の1.44MBフロッピーディスクドライブと異なる特性をもつ   フロッピーディスクドライブでは使用できません。   この例としては、    ・2.88MBをサポートしているフロッピーディスクドライブ    ・120MB等の高記憶容量フロッピーディスクドライブ   等があります。 ●FlashPathが使用できない使い方について  ・起動ディスクとしては使用できません。   OSの立ち上げが完了してからフロッピーディスクドライブに挿入してください。  ●低温時の電池寿命について  ・電池の特性上、低温時には電池寿命が短くなります。 ●使用方法と電池寿命について  ・FlashPathは書き込み時の方が読み出し時より消費電流が増加し、   電池寿命が短くなります。   また、電池メーカにより寿命特性が異なりますので、推奨電池メーカ品を   ご使用下さい。 ●バッテリに関しての注意事項  ・電池(CR2016、2個使用)を交換するときは常に二つ同時に交換してください。   また、電池を取り付ける際には、プラス側が上を向いていることを   確認してください。  ・電池寿命を延ばすために、使用時のみFlashPathをフロッピーディスク   ドライブに挿入するようにして下さい。   フロッピーディスクドライブに挿入していない状態ではFlashPathの電源が   切れるため電池は消耗しません。  ・FlashPathステータスモニタで低バッテリの警告が表示された場合は、   SmartMediaからの読み出しのみが一時可能になり書き込みが出来なくなります。   出来るだけ早く新しい電池に交換して下さい。  ・FlashPathステータスモニタで低バッテリの警告が表示された場合は、   SmartMediaへの書き込みが出来なくなります。その後書き込み操作を行うと、   一部のアプリケーション上でファイルが書けたように見える場合がありますが、   実際はSmartMediaには書き込まれていませんので、ご注意下さい。 ●ソフトウエアに関しての注意事項 ・書き込み中はFlashPathを抜き差ししないでください。書き込みが正常に   出来ません。また、SmartMediaが使用できなくなることがあります。   FlashPathにデータを書き込んでいる時にFDDからFlashPathを   取り出すと、Windowsがエラーメッセージを表示しますが、指示に従って   キーを操作すれば、エラー状態から復帰します。この時、SmartMediaには書き込み   途中のデータが、不正なファイルとして残りますので、必ずデータを   確認してください。  ・FlashPathステータスモニタが動作していない状態(タスクトレイに   アイコンが無い状態)でFlashPathへのアクセスを開始した後に、   FlashPathステータスモニタを起動しても、FlashPathの内部状態は   反映されません。これは、FlashPathステータスモニタはフロッピー   ディスクドライブにFlashPathが挿入され、その後の最初のアクセスを   検知し、動作を開始するためです。   この為、FlashPathを一旦、フロッピーディスクドライブから排出し、再度   挿入しアクセスを行うと、FlashPathステータスモニタにFlashPathの   内部状態が反映されるようになります。  ・アプリケーションプログラムでFlashPathへの書き込み/読み出し中に   エラーが発生した場合に正しいエラーメッセージを表示していないことが   ありますので、FlashPathの状態は再度ステータスモニタで確認して下さい。 ●3モードFDD対応ドライバーソフトウェアについて  ・FlashPathのドライバーソフトウェアと3モードFDD対応ドライバー   ソフトウェアを共存させることは出来ません。  ・3モードFDD対応ドライバーソフトウェアがインストールされている   PCにFlashPathドライバーソフトウェアをインストールすると、   1.2MBのフロッピーディスクが読めなくなります。   1.2MBのフロッピーディスクを読み込む必要がある場合は、   一時的にFlashPathドライバーソフトウェアをアンインストールして   ご使用願います。 ●2台のFDDが接続されているときの動作について  ・2台のFDDに同時にアクセスしようとすると、後からアクセスを行った   ドライブに”リソースが使用中です”とメッセージが表示され使用できな   い場合があります。これは、Windows2000の仕様ですのでご了承願います。 === [よくある質問と回答] ================ ●FlashPathがスリープ状態になっている  FlashPathをフロッピーディスクドライブから取り出し、  再度挿入して下さい。 ●FlashPathが認識されない  以下の状態が考えられます。  ・FlashPathをフロッピーディスクドライブに挿入し、アクセスが   一度も無いまま、5分以上経過した場合、FlashPathがスリープ状態に   なっています。FlashPathをフロッピーディスクドライブから取り出し、   再度挿入して下さい。  ・電池が入っていないか、電池がほぼ完全に無くなっている場合、   認識されません。   新しい電池を取り付けるか、新しい電池に交換してください。  ・電池の取り付け向きが正しくない   (電池蓋側が (+) となるのが正しい取り付け向きです)   正しい向きで電池を取り付けてください。  ・FlashPathのドライバーソフトウェアのインストールが済んでいない。   (インストール後、システムを再起動していない。)   付属のセットアップディスクを使用してドライバーソフトウェアの   インストールを行ってください。  ・尚、偶発的にFlashPathをフロッピーディスクドライブに挿入した後、   アクセスを行った際に、FlashPathの認識が不成立となり、   「フォーマットされていません」と表示される場合があります。   一旦、FlashPathをフロッピーディスクドライブから取り出して、   再挿入すると認識は成立します。 ●SmartMediaのフォーマットが実行できない  ・エクスプローラからFlashPathを使用してSmartMediaのフォーマットは   実行できません。   お手持ちのデジタルカメラ等でフォーマットして下さい。   又は、FlashPathフォーマットユーティリティを使用してフォーマット   して下さい。 ●FlashPathへの書き込み速度が、読み出しに比較し遅い  ・FlashPathの異常ではありません。   FlashPathは通常のフロッピーディスクと異なり、ドライバーソフトウェアと   FlashPathがコミュニケーションを取りながらデータの読み書きを行っています。   この為、読み出し性能と書き込み性能とは異なり、書き込みは読み出しに   比較し約2倍の時間がかかります。 ●ファイルコピーアニメーションが現れない。  ・Windowsのファイルコピーアニメーションは、FlashPathに限らず、   1.44FD等の場合でも現れないことがあります。   FDDアクセスランプ等で動作中であることを確認下さい。 -------------------------------------------------------------------------------