2000/4/7 Ver 1.00 『Windows 2000 WDMドライバ(試用版)』をご使用になる皆様へ カノープス株式会社  この度は、カノープスの MPEG2リアルタイムエンコーダ/デコーダ『MVR-D2000』をお買い上げいただき、ありがとうございました。このWdmReadme.txtには、MVR-D2000のWindows 2000用WDMドライバの使用方法が記述されています。今後MVR-D2000が改訂された場合には、是非このWdmReadme.txtをご覧ください。 Windowsに付属の『メモ帳』でこのドキュメントをご覧になっている方は、 次の設定を行うことで読みやすくなります。 Windows 2000でお使いの場合 「書式(O)」メニューの「右端で折り返す(W)」オプションをONにする。 このドキュメントの内容 1 Windows 2000 WDMドライバ(Disc1)の内容 2 WDMドライバのインストール 3 NTドライバのインストール 4 WDMドライバの電源管理方法の設定 5 登録商標および商標 6 変更履歴 1. Windows 2000 WDMドライバ(Disc1)の内容 \ WdmReadme.txt このファイル win2k.Nt\ MvrKrnl.sys Windows NT用ドライバ(Windows 2000での、レガシー・ドライバ) MvrKrnl.inf Windows NT用ドライバをWindows 2000にインストールするためのINFファイル win2k.Wdm\ MvrKrnl.sys Windows 2000用ドライバ(WDM(Windows Driver Model)ドライバ) MvrKrnl.inf Windows 2000用ドライバをWindows 2000にインストールするためのINFファイル 2. WDMドライバのインストール  以下では、Drivers,Utilities and SDK DISC 1がフロッピーディスクドライブAに挿入されているものとして説明します。 2-1 Windows 2000に新たにMVR-D2000を装着する場合 (1) AdministratorまたはAdministrator相当の権限を持つユーザーでログオンします。 (2) 「新しいハードウェアが見つかりました」ダイアログが表示されます。 (3) 「新しいハードウェアの検索ウィザードの開始」では「次へ」をクリックします。 (4) 「ハードウェア デバイス ドライバのインストール」では「デバイスに最適なドライバを検索する」を選択して「次へ」をクリックします。 (5) 「ドライバファイルの特定」では「検索場所のオプション」として「場所を指定」にのみチェックし、「次へ」をクリックします。 (6) 「製造元のファイルのコピー元」にA:\win2k.Wdmフォルダを指定して「OK」をクリックします。「参照」をクリックして指定することもできます。 (7) モデル一覧に「MVR-D2000 Kernel Mode Driver for Windows 2000」が表示されます。 (8) 「ドライバ ファイルの検索」では「次へ」をクリックします。 (9) ここで、「デジタル署名が見つかりませんでした」というダイアログが出ますが「はい」をクリックします。 (10) 「新しいハードウェアの検索ウィザードの完了」では「完了」をクリックします。 (11) 指示にしたがってWindows 2000を再起動します。 2-2 MVR-D2000を装着したままWindows 2000をインストールした場合 (1) AdministratorまたはAdministrator相当の権限を持つユーザーでログオンします。 (2) 「マイコンピュータ」を右クリックして「管理」を選択します。 (3) 「ツリー」から「デバイスマネージャー」をクリックします。 (4) 「その他のデバイス」の「マルチメディア コントローラ」をダブルクリックします。 (5) 「ドライバ」タブの「ドライバの更新」をクリックします。 (6) 「デバイスドライバのアップグレードウィザードの開始」では「次へ」をクリックします。 (7) 「ハードウェア デバイス ドライバのインストール」では「デバイスに最適なドライバを検索する」を選択して「次へ」をクリックします。 (8) 「ドライバファイルの特定」では「検索場所のオプション」として「場所を指定」にのみチェックし、「次へ」をクリックします。 (9) 「製造元のファイルのコピー元」にA:\win2k.Wdmフォルダを指定して「OK」をクリックします。「参照」をクリックして指定することもできます。 (10) モデル一覧に「MVR-D2000 Kernel Mode Driver for Windows 2000」が表示されます。 (11) 「ドライバ ファイルの検索」では「次へ」をクリックします。 (12) ここで、「デジタル署名が見つかりませんでした」というダイアログが出ますが「はい」をクリックします。 (13) 「デバイスドライバのアップグレードウィザードの完了」では「完了」をクリックします。 (14) 「閉じる」をクリックします。 (15) 指示にしたがってWindows 2000を再起動します。 3. NTドライバのインストール  以下では、Drivers,Utilities and SDK DISC 1がフロッピーディスクドライブAに挿入されているものとして説明します。 3-1 Windows 2000に新たにMVR-D2000を装着する場合 (1) AdministratorまたはAdministrator相当の権限を持つユーザーでログオンします。 (2) 「新しいハードウェアが見つかりました」ダイアログが表示されます。 (3) 「新しいハードウェアの検索ウィザードの開始」では「次へ」をクリックします。 (4) 「ハードウェア デバイス ドライバのインストール」では「デバイスに最適なドライバを検索する」を選択して「次へ」をクリックします。 (5) 「ドライバファイルの特定」では「検索場所のオプション」として「場所を指定」にのみチェックし、「次へ」をクリックします。 (6) 「製造元のファイルのコピー元」にA:\win2k.Ntフォルダを指定して「OK」をクリックします。「参照」をクリックして指定することもできます。 (7) モデル一覧に「MVR-D2000 Kernel Mode Driver for Windows NT」が表示されます。 (8) 「ドライバ ファイルの検索」では「次へ」をクリックします。 (9) ここで、「デジタル署名が見つかりませんでした」というダイアログが出ますが「はい」をクリックします。 (10) 「新しいハードウェアの検索ウィザードの完了」では「完了」をクリックします。 (11) 指示にしたがってWindows 2000を再起動します。 3-2 MVR-D2000を装着したまま Windows 2000をインストールした場合 (1) AdministratorまたはAdministrator相当の権限を持つユーザーでログオンします。 (2) 「マイコンピュータ」を右クリックして「管理」を選択します。 (3) 「ツリー」から「デバイスマネージャー」をクリックします。 (4) 「その他のデバイス」の「マルチメディア コントローラ」をダブルクリックします。 (5) 「ドライバ」タブの「ドライバの更新」をクリックします。 (6) 「デバイスドライバのアップグレードウィザードの開始」では「次へ」をクリックします。 (7) 「ハードウェア デバイス ドライバのインストール」では「デバイスに最適なドライバを検索する」を選択して「次へ」をクリックします。 (8) 「ドライバファイルの特定」では「検索場所のオプション」として「場所を指定」にのみチェックし、「次へ」をクリックします。 (9) 「製造元のファイルのコピー元」にA:\win2k.Ntフォルダを指定して「OK」をクリックします。「参照」をクリックして指定することもできます。 (10) モデル一覧に「MVR-D2000 Kernel Mode Driver for Windows NT」が表示されます。 (11) 「ドライバ ファイルの検索」では「次へ」をクリックします。 (12) ここで、「デジタル署名が見つかりませんでした」というダイアログが出ますが「はい」をクリックします。 (13) 「デバイスドライバのアップグレードウィザードの完了」では「完了」をクリックします。 (14) 「閉じる」をクリックします。 (15) 指示にしたがってWindows 2000を再起動します。 4. WDMドライバの電源管理方法の設定 (1) WDMドライバがインストールされているWindows 2000上でMvrProp.exeを起動します。 (2) 「電源の管理」タブ(プロパティ・ページ)を選択します。このタブは、WDMドライバがインストールされているWindows 2000上でMvrProp.exeを起動した場合のみ表示されます。 (3) 下記のいずれかの電源の管理方法を設定します。管理方法が変更された場合、変更後の管理方法は、次回のWindows 2000起動時以降、、有効となります。 (a) Windows 2000に準拠する Windows 2000 Device Driver Kit (build 2195)に準拠したpower policy ownerとして動作します。 (b) Windows 98 WDMに準拠する Windows 98 Device Driver Kit(ないしは、Windows 2000 Release Candidate 2 Device Driver Kit)に準拠したpower policy ownerとして動作します。 (c) 無効にする 電源管理を実行しません。電源マネージャからの処理要求(IRP)は下位ドライバに渡します。 (4) WDMドライバのインストール直後には、上記(a)が設定されています。 (5) Windows 2000のシャットダウン/再起動/スタンバイ〜復帰が正常に動作しない場合は、まず、電源の管理方法を上記(b)に変更して試してみ てください。それでもうまく行かない場合は、電源の管理方法を上記(c)に変更して試してみてください。 5. 登録商標および商標  カノープス、Canopusはカノープス株式会社の登録商標です。  MVR-D2000はカノープス株式会社の商標です。  WindowsおよびMicrosoftは米国Microsoft Corporationの登録商標です。  その他の商品名は各社の商標または登録商標です。 6. 変更履歴 ------------------------------- ●1.00 Release: 2000/4/7 ------------------------------- 最初のリリース