2000年05月09日                             Ver. 1.21 『DA-Port シリーズ』をご使用になる皆様へ カノープス株式会社  この度は、カノープスの『DA-Port シリーズ』をお買い上げいただき、ありがとうございます。 この README.TXT には、DA-Port シリーズ に関してマニュアルに記載されていない事項について 述べられています。今後 DA-Port シリーズ が改訂された場合には、是非この README.TXT をご 覧ください。 Windowsに付属の『メモ帳』でこのドキュメントをご覧になっている方は、 次の設定を行うことで読みやすくなります。 Windows 98 / 98 Second Edition でお使いの場合 「編集(E)」メニューの「右端で折り返す(W)」オプションをONにする。 Windows 2000でお使いの場合 「書式(O)」メニューの「右端で折り返す(W)」オプションをONにする。 このドキュメントの内容 (1) ご注意 (2) 録音の方法に関する補足 (3) 登録商標および商標 (4) 変更履歴 (1)ご注意 1−1.電源制御について 電源の ON/OFF(PC本体の電源、USBケーブルの抜き差し、ポップアップメニューによる電源状態の切り替えなど)を行うと、その際に外部出力にノイズが発生して、外部AV機器などから大きな音が出たり、機器を破損する恐れがあります。電源の ON/OFF の際には、外部AV機器のボリュームを下げてください。 1−2.MIDIファイルの関連付けについて YAMAHA SoftSynthesizer S-YXG100 のセットアップ中に、「MIDIファイルをXGPlayerで開くようにしますか?」とダイアログが現れます。MIDIファイルの再生に、YAMAHA SoftSynthesizer S-YXG100 に付属の専用プレイヤー XGPlayer を使用する場合は「はい」を、DA-Port シリーズ 用の Digital Sound Deck を使用する場合は「いいえ」を選択してください。MIDIファイルの関連付けを XGPlayer から、Digital Sound Deckに戻すには再度、DA-Port シリーズ セットアップ を行ってください。 1−3.S-YXG100 ヘルプについて S-YXG100 のヘルプにおいて、ソフトシンセサイザーの設定の画面で、「パネル4:SG音源(プラグイン)」と「パネル5:VL音源(プラグイン)」の説明の図が入れ替わっています。VL音源の説明に関しては、同じヘルプの用語集をご覧ください。 (2)録音の方法に関する補足 曲の先頭から録音を行うには、以下の手順で録音を行ってください。 1. 外部入力機器を録音開始したい所で一時停止状態にしておきます。  2. Digital Sound Deck上で右クリックして表示されるメニューで「オートレコーディング」が選択されている事を確認します。  3. 録音ボタンをクリックして、録音待機状態にします。「Rec Pause ファイル名」 と表示されます。 4. 一時停止ボタンをクリックして、スタンバイ状態にします。「Rec Standby ファイル名」 と表示されます(この状態では、まだ録音は開始されません)。 5. 外部入力機器の一時停止を解除すると、Digital Sound Deck も連動して録音を開始します。 6. 外部入力機器が停止状態、又は無音になると、自動的に録音が停止します。 7. 外部入力機器が再度、再生状態、又は音が入力されると、再び別ファイルに、自動的に録音を開始します。 (3)登録商標および商標 Windows および Microsoft は米国 Microsoft Corporation の登録商標です。 XGマークは、ヤマハ株式会社の登録商標です。 その他の商品名は各社の商標または登録商標です。 (4)履歴  この履歴中に記されているバージョン番号は、製品全体としてのバージョン番号です。各アプリケーション、ドライバのファイル単体としてのバージョン番号は、製品のバージョン番号とは異なる場合があります。 ------------------------------- ● 1.00 Release: 1998/10/15 ------------------------------- 最初のリリース。 ------------------------------- ● 1.01 Release: 1998/11/16 ------------------------------- ○ Digital Sound Deck で以下の不都合を修正しました。 ・曲のファイルとプレイリストの両方が入っているフォルダの、フォルダ名を変更した場合、プレイリストの情報が正しく表示できない場合がある。 ・DA-Port USB が接続されていない場合でも、ポップアップメニューで、電源設定が変更できたように見える。 ・レベルが変化しない時に、ウインドウが重なりレベルメーターが消された後、再び表示された時に正しくレベルメーターが描画されない。 ・”常にトップに表示”の設定がチェックされていないのに、トップに表示されてしまう場合がある。 ・すでに起動している時に、デスクトップ上のショートカットをダブルクリックしてもアクティブにならない。 (この内容は Digital Sound Selector でも同様の修正を行ないました。) ・特定のMIDIファイルのタイトル表示が、S-YXG100の表示と異なる。 ・再生中にプレイリスト内の曲削除を行うと、再生位置マークが消える場合がある ・Plextor株式会社製 CD-Drive 付属の CD-ROM ユーティリティ”Plextor Manager 96” の ”Audio Capture” で 音楽CD から直接 Waveファイルに変換されたデータが、MPEG Audio Converter で変換できない、また Digital Sound Deck でレベルメーターが表示されない。 ・録音待機状態の時に入力の周波数が変更された場合、正しい周波数で録音できない。 (ただし、録音中、録音ポーズ中に、入力の周波数が変更される場合には対応できません) ○ Digital Sound Deck で以下を改良しました。 ・録音ポーズ中、ポーズボタンでポーズが解除できるようにしました。 ・起動後に曲の選択ダイアログを開くと、必ず”マイ ドキュメント”のフォルダが表示される事を、前回選択したフォルダが表示されるようにしました。 ○ Digital Sound Deck で以下の仕様を変更しました。 ・既存のプレイリストを編集した後に NEW を押したときの確認されるようにしました。 ・曲間を2秒から4秒に変更しました。MD などへ自動的にトラックを分けて録音した時に、曲間が2秒の場合は、次に録音される曲の先頭が切れてしまう場合がありました。 ・MD などへ自動的にトラックを分けて録音する機能に DAT への対応を追加しました。 ・MPEG Audio フォーマットで選択できるビットレートを追加しました。 ------------------------------- ● 1.02 Release: 1999/04/01 ------------------------------- ○ Digital Sound Deck で以下の不都合を修正しました。 ・74分以上の曲のファイルでポジションバーを74分以上にドラッグして移動できない。 ・録音ファイル名をルートに設定できない。 ・マイ ドキュメントをドライブのルートに設定すると、録音ファイル名を正しく設定できない。 ・特定の MPEG Audio ファイルが Digital Sound Deck で再生できない。 ○ Digital Sound Deck で以下の仕様を変更しました。 ・録音開始時の CPU スピードに関するダイアログが出た後は、録音をキャンセルするようにしました。 ・録音を 2GB で終了するように変更しました。 ○ MPEG Audio Converter で以下の不都合を修正しました。 ・レイヤー3形式への変換で J-Stereo 形式が選択された時に、J-Stereo 形式は使用できない旨のメッセージボックスがでない。 ・特定の MPEG Audio ファイルが MPEG Audio Converter で変換できない。 ・Plextor株式会社製 CD-Drive 付属の CD-ROM ユーティリティ”Plextor Manager 96” の ”Audio Capture” で 音楽CD から直接 Waveファイルに変換されたデータが、MPEG Audio Converter で変換が終了しない。 ------------------------------- ● 1.10β Release: 1999/07/12 ------------------------------- ○ Digital Sound Deck と MPEG Audio Converter のバージョンアップを行いました。 ○ Digital Sound Deck で以下の機能を追加しました。 ・INFO ボタンが EDIT ボタンとなり、ファイルの情報入力、ファイルの分割(Divide)、ファイルの結合(Combine)が行えるようになりました。 ・Tag Editor プロパティシートでは、タイトル名に加え、アーティスト名、アルバム名、年度、ジャンル、コメントが入力できるようになりました。 ・Divide プロパティシートでは、ファイルの分割が行えるようになりました。 ・Combine プロパティシートでは、ファイルの結合が行えるようになりました。 ・ポップアップメニューの録音時間制限が、タイマー設定と変更になり、オートレコーディングの機能が変更されました。 ・タイマー設定では、時間を指定して、録音/再生の、開始/停止の設定が行えるようになりました。(ただし、起動中にかぎります。) ・起動後に録音/再生の開始が行えるようになりました。 ・オートレコーディングでは、曲間の無音検出レベルを設定できるようになりました。 ○ MPEG Audio Converter で以下の機能を追加しました。 ・ファイルの選択が、エクスプローラー風になり、大幅に変更になりました。 ・試聴機能が加わり、変換する曲の内容確認が行えるようになりました。 ・変換テスト機能が加わり、30秒間を変換して試聴することができます。 変換テストは、オプションダイアログ内で、曲の先頭、中間、最後尾が選択できます。 ・変換リストへの追加は、追加ボタン、ファイルビュー上でのダブルクリック、ファイルのドロップ&ドロップのいずれかで行えるようになりました。 ------------------------------- ● 1.10 Release: 1999/07/23 ------------------------------- ○ βテスト後に修正、変更を行いました。 ○ Digital Sound Deck で以下の機能を追加しました。 ・オートレコーディング機能に、オートスタートのみを追加しました。 ○ Digital Sound Deck で以下の不都合を修正しました。 ・起動時にエラーが起こり、起動できない場合がある。 ・フォルダが書き込み禁止の場合に、録音ファイル名を正しく設定できない。 ○ MPEG Audio Converter で以下の不都合を修正しました。 ・変換時にファイルの情報が継承できない、 ------------------------------- ● 1.11 Release: 1999/10/22 ------------------------------- ○ Windows 98 Second Edition(以降 Windows 98SE と表記します)に対応しました。 ○ SetupInf.exe で以下の機能を追加しました。 ・Windows 98SE 対応のINFファイルのコピーを追加しました。 ○ SetupInf.exe で以下の不都合を修正しました。 ・Windows 98 と AMD製Athlon CPUの組み合わせの時、セットアップが正しく行なわれない場合がある。 ○ Digital Sound Deck で以下の機能を追加しました。 ・起動時にボリュームを最大に設定するメニューを追加しました。 ○ Digital Sound Deck で以下の不都合を修正しました。 ・Windows 98SE の場合、ボリューム操作ができない。 ・録音が開始されない場合がある。 ・Tag Edit ダイアログで、更新確認ダイアログが表示された時に”いいえ”を選んでも更新されてしまう。 ○ Digital Sound Selector で以下の不都合を修正しました。 ・Windows 98SE の場合、ボリューム操作ができない。 ○ MPEG Audio Converter で以下の不都合を修正しました。 ・連続変換中に、変換が止まってしまう場合がある。 ・コンテキストメニューの”MPEGオーディオに変換”が機能していなかった。 ------------------------------- ● 1.12 Release: 2000/01/07 ------------------------------- ○ MPEG Audio Converter で以下の不都合を修正しました。 ・西暦2000年以降に作成されたファイルの日付が正しく表示されない。 ------------------------------- ● 1.20 Release: 2000/02/01 ------------------------------- ○ DA-Port 2000 および Windows 2000 に対応しました。 ------------------------------- ● 1.21 Release: 2000/05/09 ------------------------------- ○ Digital Sound Deck で以下の不都合を修正しました。 ・ディスクの容量が4.3GBを超える場合に空き容量の判定を間違えて録音できない。 以上