1999.5.14 日本電気株式会社 ******************************************************************************* * AtermWX1ファームウェア1.05のバージョンアップ方法 * ******************************************************************************* AtermWX1のファームウェアを1.05にバージョンアップする前に、「WX1らくらく バージョンアップ」のインストール作業を完了しておいてください。 本フォルダには以下のファイルが含まれます。(Windows/Macintoshとも) (1)WX1_105.BIN (AtermWX1ファームウェアVer1.05ファイル本体) (2)verup.txt   (本ファイル:使用方法と注意点及びファームウェアの変更内容) NECサービスステーションからフロッピィディスクを配布された場合は、 フロッピィディスクの内容を、ハードディスクの任意のフォルダにコピーしてください。 AtermStationからダウンロードされた場合は、 ダウンロードファイルを実行して作成されたフォルダを、 ハードディスクの任意の場所に移動してください。 【ファームウェアの変更内容】 AtermWX1ファームウェア Ver1.05では、以下の機能強化を行っています。 ・V.42bisデータ圧縮/伸長機能をご利用になる場合、PIAFSスルーのアクセスポイ ントでのデータ通信に限られておりましたが、今回、同期PPPのアクセスポイン トへのプロトコル変換モードでもV.42bisデータ圧縮/伸長機能を利用できるよう 改善いたしました。また、これに合わせて、PIAFSデータ通信時のデータ圧縮の 初期値をV.42bisデータ圧縮有りに変更しています。 【バージョンアップ方法】 1.ファームウェアの書き込みを行う際は、AtermWX1に接続しているPHS電話機を 含め、すべての機能の使用を中止してください。   また、AtermWX1を接続しているポートを使用しているパソコンの   全てのアプリケーションソフトウェアを終了させてください。 2.「らくらくユーティリティ」やATコマンドで設定の変更をしていた方は、変更内 容をメモしておいてください。今回のF/Wはバージョンアップをおこなうと設定 値を初期化します。 3.「WX1らくらくバージョンアップ」を起動します。 4.「WX1らくらくバージョンアップ」の「ファイル」メニューを開いて、   あらかじめハードディスクにコピーしておいた機能強化ファームウェア (WX1_105.bin)を指定して「OK」を押します。   「WX1_105.bin」は本フォルダに収録されています。 5.<ファイル名>の欄にファームウェア本体が指定されていることを確認して、   「はい(Y)」を押すと、ファームウェアの書き込みが始まります。 6.書き込み終了後、バージョンアップ前にメモしておいた設定内容をAtermWX1に 対して、もう一度設定してください。 9.以上でAtermWX1のバージョンアップは完了です。 ※ うまくいかない場合にはAtermWX1の電源をOFF/ONし、   PWRランプが赤点灯から赤点滅に変わった後に   再度「WX1らくらくバージョンアップ」を実行して下さい。                                 以上