************************************************************************** GA−DRTVx/PCI Windows3.1 ドライバ Ver1.22 Copyright (C) 1996-98 I-O DATA DEVICE,INC. ************************************************************************* このたびは、グラフィックアクセラレータボード GA-DRTVx/PCI をご利用いただき まして誠にありがとうございます。このファイル内容をよく読んでからご使用くだ さい。 ●ボードの概要 GA−DRTV2/PCIは2MBの、GA−DRTV4/PCIは4MBの EDO DRAMとTrident社のグラフィックアクセラレータチップ ProVidea9682 を搭載しています。 ProVidea9682は64ビットのアクセラレータエンジンとビデオキャプチャと ビデオオーバーレイ機能、ハードウェアDCI機能をもっています。 したがって動画の表示は、美しく高速です。 ●インストール方法 ・日本語Windows 3.1 日本語DOS上から、このディスクのGASETUP.EXEを起動してください。 対話形式のメッセージにしたがって、ドライバのインストールを行なって ください。 IBM製Windowsの場合は、V7VGAJ.3G_の入ったディスク(#2 又は #3)を 要求してきますので、ディスクを用意してください。 ・英語Windows 3.1 VGAモードでWindowsを立ちあげ、このディスクのSETUP.EXEを実行してください。 ・Windows NT 3.5 WINNT35 ディレクトリのREADME.TXTをお読みください。 ・Windows NT 4.0 WINNT40 ディレクトリのREADME.TXTをお読みください。 ・Windows 95 WIN95 ディレクトリのREADME.TXTをお読みください。 ●このディスクの内容 <\> Windows 3.1ドライバディレクトリ SETUP EXE GA-DRTVx/PCI サポートソフトインストーラ Windows版 GASETUP EXE GA-DRTVx/PCI サポートソフトインストーラ 日本語DOS版 INSTALL BAT GA-DRTVx/PCI サポートソフトインストーラ 日本語DOS版 GATEST EXE GA-DRTVx/PCI テストプログラム README TXT このファイル DRAGUTIL CP_ アクセラユーティリティII(コントロールパネル) DRAGUTIL HLP アクセラユーティリティIIヘルプ OEMSETUP MS インストール情報ファイル (マイクロソフト版Windows用) OEMSETUP IBM インストール情報ファイル (IBM版Windows用) DRAG256 DR_ 256色ディスプレイドライバ DRAG64K DR_ 65536色ディスプレイドライバ DRAG16M1 DR_ 1677万色ディスプレイドライバ (24ビット) DRAG16M DR_ 1677万色ディスプレイドライバ (32ビット) DRAGCTRL EX_ ディスプレイエフェクト DRAGCTRL INI ディスプレイエフェクト情報ファイル DRAGCTRL HLP ディスプレイエフェクトヘルプファイル DRAGCTLIB DL_ ディスプレイエフェクト SCANMODE EXE VGAリフレッシュレート変更プログラム DRAGVDD 38_ 仮想ディスプレイドライバ (VDD) DRAGVGA 3G_ 386グラバ DRAGMMIO VX_ MMIOアドレス設定VXD PCIWAIT EXE PCIバスにウェイトをかけるユーティリティ ICCVID DR_ Cinepakコーデックドライバ Windows NT 3.5ドライバディレクトリ README TXT 注意事項 OEMSETUP INF セットアップ情報ファイル DRAGT SY_ ポートドライバ DRAGT08 DL_ 256色用ディスプレイドライバ DRAGT16 DL_ 65536色用ディスプレイドライバ DRAGT24 DL_ 1677万色用ディスプレイドライバ (24ビット) DRAGT32 DL_ 1677万色用ディスプレイドライバ (32ビット) Windows 3.1(英語版)ディレクトリ DRAGCTRL EX_ ディスプレイエフェクト (英語版Windows用) DRAGCTRL HLP ディスプレイエフェクトヘルプファイル (英語版Windows用) DRAGCTRL INI ディスプレイエフェクト情報ファイル (英語版Windows用) DRAGUTIL CP_ アクセラユーティリティII(英語版Windows用) DRAGUTIL HLP アクセラユーティリティIIヘルプ (英語版Windows用) DRAGVGA 3G_ 386グラバ (英語版Windows用) DRGCTLIB DL_ ディスプレイエフェクト (英語版Windows用) OEMDRAG INF インストール情報ファイル (英語版Windows用) USSETUP EXE GA-DRTVx/PCI サポートソフトインストーラ (英語版Windows用) Windows 95 ドライバディレクトリ README TXT 注意事項 DRAGONV DRV ディスプレイドライバ DRAGCTRL EXE ディスプレイエフェクト95 DRGCTLIB DL_ ディスプレイエフェクト95 ライブラリ DRAGCTRL HLP ディスプレイエフェクト95 ヘルプ DRAGCTRL INI ディスプレイエフェクト95 INIファイル DRAGUTIL DLL アクセラユーティリティ ライブラリ DRAGUTIL HLP アクセラユーティリティ ヘルプ DRAGONV INF インスト−ル情報ファイル TRIDENT VXD ミニVDD DDDRAV32 DLL DirectDraw HAL 32Bit DDDRAV16 DLL DirectDraw HAL 16Bit Windows NT 4.0ドライバディレクトリ README TXT 注意事項 GADR INF セットアップ情報ファイル GADR SY_ ポートドライバ GADR DL_ ディスプレイドライバ ICCVID DL_ Cinepakコーデックドライバ ●アクセラユーティリティII(DRAGUTIL.CP_) Windows3.1のコントロールパネルにアクセラユーティリティIIが登録されま す。このユーティリティにより、解像度・色数・システムフォントのサイズ を変更する事ができます。 解像度のみを変更する場合、変更ボタンで瞬時に切り替わります。 色数・システムフォントのサイズを変更する場合、Windowsは再起動となります。 使用するアプリケーションによっては解像度瞬時変更に対応できないものが あります。この場合アプリケーションを一度終了して再度起動してください。 (例) AfterDark MS-KANJIインターフェース Microsoft Word Video for Windows1.1e ●ディスプレイエフェクト(DRAGCTRL.EX_) ディスプレイエフェクトは、インストーラでWIN.INIに自動的に登録されます ので、Windowsを起動するとこのプログラムは自動的に起動されます。 これによりホットキー(SHIFT+CTRL+1〜0)で、ハードウェアズームや、カラー カーソルの設定などをすることができます。 詳しくは、DRAGCTRL.HLPをご覧ください。 デフォルトのキー操作は以下のようになっています。 1. ディスプレイアジャストの起動 [CTRL]+[SHIFT]+[1] 2. オートスクロールのON/OFF [CTRL]+[SHIFT]+[2] 3. ハードウェア・ズームイン [CTRL]+[SHIFT]+[3] 4. ハードウェア・ズームアウト [CTRL]+[SHIFT]+[4] 5. カラーカーソルの起動 [CTRL]+[SHIFT]+[5] 6. スクロールストップのON/OFF [CTRL]+[SHIFT]+[6] 7. キースクロール(左) [CTRL]+[SHIFT]+[LEFT] 8. キースクロール(上) [CTRL]+[SHIFT]+[UP] 9. キースクロール(右) [CTRL]+[SHIFT]+[RIGHT] 10. キースクロール(下) [CTRL]+[SHIFT]+[DOWN] 11. カラー補正の起動 [CTRL]+[SHIFT]+[7] 12. スローモーションモードの起動 [CTRL]+[SHIFT]+[8] 13. MPCモードのON/OFF [CTRL]+[SHIFT]+[9] 14. アクセラユーティリティIIの起動 [CTRL]+[SHIFT]+[0] 15. ディスプレイエフェクトのメインウィンドウとアイコンの切替 [CTRL]+[SHIFT]+[-] LEFT,UP,RIGHT,DOWNは、カーソルキーのことです。 ●ディスプレイ省電力モード(DPMS) DPMS対応ディスプレイをご使用の場合は、ディスプレイエフェクトの DPMS設定メニューにより、DPMSの設定ができます。 DPMS(Display Power Management Signaling)とは、一定時間キーや マウス操作をしなかった場合に、ディスプレイが省電力モードに移行する ように、ディスプレイに信号を送ることでVESAによって規格化されて います。 省電力モードには、スタンバイ・サスペンド・オフの3つのモードがあり それぞれが必要とする消費電力と省電力モードからの復帰に要する時間に は次の関係があります。 消費電力 スタンバイ > サスペンド > オフ 復帰時間 スタンバイ < サスペンド < オフ DPMS未対応ディスプレイで、サスペンド・オフを設定すると、画面の 同期ずれを起こしますので、ご注意ください。DOSプロンプトフルスク リーンモードでは、DPMSは動作しません。 ●DCI(Display Control Interface) GA-DRTVx/PCIはハードウェアでDCI機能を持ち動画のウィンドウをハード ウェアで拡大表示を行います。これにより、Windows3.1で動画(AVI,MPEG)を 高速に表示することができます。 ・DCIを利用するには必ず添付のVideo for Windoiws1.1eをインストールしてく  ださい。古いバージョンのVideo for Windowsはシネパックコーデックデータが   高速表示されないことがあります。 ・動画表示はオーバーレイ表示となるため、動画データをクリップボードにコピー することはできません。 ・動画の表示中はディスプレイエフェクトによるズーム、解像度変更機能は使え  ません。 ・ビッグスクリーンモード時に動画の表示をさせ、画面スクロールした場合、一時  的に画像が乱れることがありますが故障ではありません。 ●SYSTEM.INIについて SYSTEM.INIの[GA9660]セクションの説明 (英語のスペルの大文字・小文字の区別はありません。) Resolution=xx 解像度の番号の指定 1 640x480 Ni 60Hz 2 640x480 Niff 75Hz 3-5 Reserve 6 800x600 Ni 56Hz 7 800x600 Ni 60Hz 8 800x600 Niff 75Hz 9 1024x768 i 87Hz 10 Reserve 11 1024x768 Ni 60Hz 12 1024x768 Niff 70Hz 13 1024x768 Niff 75Hz 14 1280x1024 i 87Hz 15 1280x1024 Ni 60Hz 16 1280x1024 Niff 70Hz 17 1600x1200 i 96Hz 18 1152x864 Ni 60Hz 19 1152x864 Niff 70Hz 20 1152x864 Niff 75Hz 21 1600x1200 Ni 60Hz BigScreen=xx/Yes/No ビッグスクリーン(デスクトップ)サイズの指定 xx 解像度の番号(上記の番号) Yes 最大のサイズにする No ビッグスクリーンを使用しない dpi=xx システムフォントサイズに従ったDPI値 96 12/16ドットフォント (デフォルト) 120 20/24ドットフォント MCLK=-x/+x メモリクロック(MCLK)の周波数補正値の指定 符号付16進数1桁の値で指定してください。 MCLKを上げると描画が速くなりますが、上げす ぎると、画面にゴミが出たり、暴走の原因にな ります。パソコン本体によっても上限値は変わ ります。 FastDraw=Yes/No RoundRect,Rectangle,Pie,Chord,Arc,Ellipse, Polygonのサポート Yes サポ−トする (デフォルト) No サポ−トしない Rectangle=Yes/No Rectangleのサポート Yes サポ−トする (デフォルト) No サポ−トしない VisualBasicを使用したアプリケーションの一部 では、GDIリソースが開放されないことがありま す。この場合 No にしてください。 ShiftZoom=Yes/No シフトキーを押しながら、マウスカーソルを画 面の左上に持っていくと、ハードウェアズーム をさせるのか Yes ズームする No ズームしない (デフォルト) FontSize=12/16/20/24 システムフォントのサイズ 16 (デフォルト) BOLD=Yes/No ボルドフォントの太さ Yes 太く(GDIで処理をする) No 標準 (デフォルト) アプリケーションによっては太いボルドフォント を前提に作られていることがあり、ボルドフォント を使用するとカーソルと文字がずれることがあり ます。この場合は "BOLD=Yes" を設定してくだ さい。 DCI=Yes/No DCIのサポート Yes サポートする (デフォルト) No サポートしない リニアアドレスの使用できないマザーボードで は、Noにしてください。 現在(1995年10月)ではDCI対応アプリケーション として Video for Windows 1.1Eがあります。 MemSize=2/4 DRAMの容量 2 2MB 4 4MB PaletteSnoop=Yes/No PCIバスのパレットスヌープ Yes スヌープする No スヌープしない(デフォルト) GA-DRTVx/PCIに REALmagic, ReelMagic,VBFS200 等のフィーチャコネクタを使用するボードを 接続する場合 Yesにします。 ●トラブルシューティング 1. Windowsが立ち上がらない ・SYSTEM.INIの以下の行を確認してください。 [Boot] セクション 386grabber=DRAGVGA.3GR display.drv=DRAG256.DRV [386Enh] セクション display=DRAGVDD.386,DRAGMMIO.VXD device=vddd.386  (マイクロソフト版の場合) [DispatchGrabber] セクション EnableDispatch=1 (マイクロソフト版の場合) ・IBM製Windowsの場合、モノクロのVRAMをUMBに設定(CONFIG.SYSの EMM386.EXEのオプションに、I=B000-B7FFをつける。QEMM386.SYSを使用 の場合はオプションにST:Mを指定)すると動作しないので、モノクロの VRAMをUMBに使用しないでください。 EMM386.EXEの場合 I=B000-B7FFの指定をやめる。 VMM386.EXEの場合 /U=B0-B7の指定をやめる。 QEMM386.SYSの場合 ST:Mの指定をやめる。 ・CONFIG.SYS のEMM386.EXEにhighscanオプションをつけた場合PCIのBIOS とUMBのアドレスが重なりWindowsが起動しない事があります。この場合 はEMM386.EXEにhighscanオプションをつけないでください。 2. IBM製WindowsでサポートソフトのSETUP.EXEを実行して、うまくインス トールできない DOSからGASETUP.EXEを起動してください。 3. アイコンの色が黒くなる プログラムマネージャに多くのアイコンを登録すると、Windows起動時に プログラムマネージャでUAEが発生したり、アイコンの色が黒くなる場 合が有ります。この現象はシステムリソース(メモリ)が不足している事 が原因です。 ディスプレイドライバの色数を減らしたり、登録アイコンを減らす事で解 決できます。1677万色ドライバの時は、1グループにアイコンは18個ま でしか登録できません。アイコンの色が黒くなったグループにアイコンを 追加すると、UAEが発生しますのでアイコンの追加はしないでください。 4. ペイントブラシ等でカラー印刷ができない 65536色、1677万色ドライバ(32ビット)を組み込むと、ご使用のアプリケー ションやプリンタドライバの組み合わせによって、カラー印刷ができない ことがあります。この場合、256色ドライバ、1677万色ドライバ(24ビット) を使用するか、他のアプリケーション(ライト等)にデータを張り付けて 印刷してみてくだい。 5. DCI対応なのに動画がスムーズに再生されない。 ・添付の Video for Windows 1.1Eランタイム を組み込んでください。古い バージョンはDCIに対応していません。 ・動画ファイル(AVI)は Indeo3.1,Indeo3.2,Cinepac 以外の場合は効果はあ りません。 ・SYSTEM.INI WIN.INIの設定がまずい可能性があります。以下を確認してく ださい。 WIN.INI [drawdib] セクション DCIDVA=2 ; なくても良いが DCIDVA=0 はだめ DVA=2 ; なくても良いが DVA=0 はだめ SYSTEM.INI [drivers] セクション vids.draw=udh.dll dci=display [GA9660] セクション dci=Yes ; dci=No の時は DCI未対応になる 6. DOSプロンプトのWindows内表示がおかしい 1677万色ドライバ(32ビット)の時はDOSプロンプトのWindows内表示は 正しく動作しません。フルスクリーン表示にするか、24ビットの1677万色 ドライバをご使用ください。 7. MPEG,オーバレイボードと組み合わせると色がおかしい GA-DRTVx/PCIに REALmagic, ReelMagic,VBFS200等のフィーチャコネクタを 使用するボードを接続する場合は SYSTEM.INIの以下の行を変更してくだ さい。 [GA9660] セクション PaletteSnoop=Yes 8. コンパックのPCIバス搭載機でWindowsがハングアップする コンパックのPCIバス搭載機の一部では、PCIバスにウェイトを かけないと動作しません。この場合このディスクのPCIWAIT.EXEを実行後 Windowsを起動してください。 ●BBSでのバージョンアップサービスおよび問い合わせについて 弊社IOS-NETおよびNIFTY-Serveにおいて、サポートソフトウェアの最新バー ジョンの差分ファイルを提供しています。ご自由にダウンロードしてご利用 ください。また問い合わせに 関しても受け付けますので、ご利用ください。 IOS-NET ・アクセス電話番号:076-234-9811(金沢) 03-5295-6570(東京) 06-368-2291(大阪) 166-77100(VTX網) (300/1200/2400/9600/14400/28800/33600bps MNP5) ・回線数:7 ・漢字,文字コード:S-JIS ・通信速度:300/1200/2400/9600/14400/28800/33600(自動判別) ・通信方式:全二重 ・データビット長:8ビット ・パリティチェック:なし(NONE) ・ストップビット:1ビット ・フロー制御(Xコントロール):行う(XON) ・シフト制御(Sコントロール):行わない(SOFF) ・ゲストID:GUEST 又は IOS00000 ・ゲストパスワード:なし ・ゲスト利用の制限:アクセス時間は30分 NIFTY-Serve ・アイ・オー・データ・ステーション (GO SIODATA) InterNet URL ・http://www.iodata.co.jp/