この度は、エプソンの製品をご利用頂きありがとうございます。 このREADMEファイルにはEPSONプリンタウィンドウ!3及び EPSON LP-800S プリンタ ドライバを使用する際の最新の情報が記述されております。 1999年 5月 12日 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 【 EPSONプリンタウィンドウ!3 】 1.一般的な注意事項 1-1. EPSONプリンタウィンドウ!2と同時に使用する場合の注意事項 (1)EPSONプリンタウィンドウ!3をインストールすると、以下の接続でのモニタを すべて有効にします。(EPSONプリンタウィンドウ!2で監視設定を無効および 監視不可能なプリンタも有効になります。) ・ローカルプリンタ ・LPRプリンタ ・NetWare共有プリンタ ・Windows共有プリンタ *EPSONプリンタウィンドウ!2の再セットアップ及びインストールを実行し監 視設定が変更されると、EPSONプリンタウィンドウ!3の設定も変更されてしま い、正常印刷およびモニタできなくなることがあります。    LP-800Sでご使用の場合、EPSONプリンタウィンドウ!2の以下の接続は必ず有効    に設定してください。   ・ローカルプリンタ   ( ・Windows共有プリンタ) (注意)・通信に必要なプロトコルがインストールされていない場合は、設定 は有効になりません。 ・EPSONプリンタウィンドウ!3の再セットアップはドライバの再インス トールをしないとできません。 (2)WindowsNT4.0使用時、モニタの設定の”共有プリンタをモニタさせる” のチェ ックボックスを有効にしてある場合に、EPSONプリンタウィンドウ!2を起動 するとアプリケーションエラーウィンドウが表示されNetWare共有プリンタ が監視不能となる場合の注意事項 (回避策) WindowsNT4.0でWindows共有プリンタをモニタさせる場合は、 必ずサービスパック2以降をご使用ください。 (3)WindowsNT4.0使用時、EPSONプリンタウィンドウ!2でNetWare共有プリンタを 監視している場合、モニタの設定の”共有プリンタをモニタさせる” のチェ ックボックスを有効にするとNetWare共有プリンタが監視不能となる場合の 注意事項 (回避策)コントロールパネルのサービスを起動し、EPSON Printer Status Agent サービスを止め、EPSONプリンタウィンドウ!2を起動してください。 EPSONプリンタウィンドウ!2起動後サービスを再開してください。 この操作はWindowsNT 4.0へログインするたびに行う必要があります。 1-2. インストール時の注意事項 EPSONプリンタウィンドウ!3は、プリンタドライバのインストール時に同時に インストールが行われます。プリンタドライバのインストールを行う場合は、 詳細ウインドウ、ポップアップウインドウ、呼び出しアイコンをすべて閉じ た状態でインストールを行ってください。 1-3. Windows共有プリンタを監視することができない場合の注意事項 (回避策) 以下の設定がされていることをご確認ください。 ・Windows共有プリンタを提供しているコンピュータ上のネットワーク コンピュータのプロパティを開き、ネットワーク設定内にMicrosoft ネットワーク共有サービスが設定されている。 ・Windows共有プリンタを提供しているコンピュータ上に対応するプリ ンタのドライバがインストールされ、かつそのプリンタの共有設定が されており、プリンタドライバの画面のモニタの設定で、「共有プリ ンタをモニタさせる」に設定されている。 ・(Windows95/98のみ)サーバー側とクライアント側で、コントロールパ ネルのネットワーク、現在のネットワーク構成にIPX/SPX互換プロト コルが設定されていない。 2. WindowsNTに関する注意事項 2-1. WindowsNT上のEPSONプリンタウインドウ!3を複数のユーザで使用している の環境で、アンインストールを行う場合には、全てのユーザの環境で 呼び出しアイコンの設定をOFFにした後にアンインストールを行ってくだ さい。 呼び出しアイコンの設定は、モニタの設定画面上でOFFにすることができます。 2-2. WindowsNTのUser権限で、WindowsNTのサーバー側の共有プリンタに接続する 場合には、クライアント側のシステムで、次の操作を行う必要が有ります。 ・EPSONプリンタウインドウ!3の「共有プリンタをモニタさせる」の設定を OFFにしてください。 ・EpsonNet WebManagerを停止してください。 この設定を行うためには、Administrator権限が必要です。 尚、EpsonNet WebManagerを停止させるための操作手順は、EpsonNet WebManager の操作説明書を参照してください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 【 EPSON LP-800S プリンタドライバ 】 1.一般的な注意事項 1-1. LP-800Sでの印刷結果は他のエプソンページプリンタとは異なる場合があります。 1-2. 紙詰まりが発生した場合に、以降の印刷を中止する手順は次の通りです。  T.印刷ジョブを削除します。     印刷ジョブを削除するには、      @画面左下の[スタート] ボタンをクリックし、「設定(S)」を選択しま       す。      A次に「プリンタ(P)」をクリックします。      Bプリンタダイアログの中の、使用中のプリンタ(LP-800S)のアイコンを       ダブルクリックします。      CBで開いたダイアログで、[プリンタ]メニューの[印刷ジョブのクリア]       または[印刷ドキュメントの削除]をクリックして、印刷ジョブまたは印       刷ドキュメントを削除します。  U.プリンタから詰まった紙を取り除きます。  V.プリンタの電源を一度オフにし、再びオンにします。  以上により、次回からの印刷が正常に行われます。 1-3. 印刷するにあたっての制限  印刷データを一時的に保存するフォルダの空き容量が少ないと、扱うデータによ  っては印刷できない場合があります。このようなときに空き容量の大きなドライ  ブにある任意のフォルダを選択することにより印刷できるようになります。  印刷データを一時的に保存するフォルダは、[環境設定]−[動作環境設定]ダイア  ログの[フォルダ選択]で設定します。  詳細は取扱説明書を参照してください。 1-4. アプリケーションからのドライバの設定について  一部のアプリケーションにおいて、アプリケーションからの印刷設定が有効にな  らないものがあります。そのためアプリケーションからドライバの印刷条件の設  定を行っても印刷結果に反映されない場合があります。  このようなアプリケーションをお使いの場合は、コントロールパネルのプリンタ  の設定で、ドライバの印刷条件の設定を行ってから印刷を実行してください。 1-5. 拡大縮小印刷について  拡大/縮小印刷を行った場合に、原稿の端の部分が印刷されない場合があります。  拡大/縮小印刷を行う場合には左右と上下の余白を十分にとってください。 1-6. 部単位印刷について  アプリケーションソフトによっては、アプリケーションソフト側で、部単位の印  刷をする/しないを選択できます。  このようなアプリケーションソフトで部単位の印刷を実行すると思い通りの印刷  結果にならない場合、アプリケーションソフト側の部単位印刷をしないに設定し  て、本ドライバの部単位印刷のみを有効にしてください。 1-7. バーコードフォント印刷について  一部のアプリケーションでは、そのアプリケーションの仕様または制限から以下  の記載のように正常に印刷できない場合があります。ご使用になる前に印字結果  を十分ご確認の上ご利用いただきますようお願いいたします。  (1)スペース入力時の制限   一部のワードプロセッサ系アプリケーションにおいて次のような制限が生じる   ことがあります。    ・入力文字列の後ろにスペースがある場合、スペースより前の文字が印字さ     れない。    ・Code128選択時、入力文字列の間にスペースがある場合、スペースの前後で     1つのバーコードが2つに分断される。    ・Code128選択時、スペースに相当するバーを入力した場合、画面上にそのバー     が現れない。    ・Code128選択時、スペースに相当するバーを入力した場合、スペースの前後     で1つのバーコードが2つに分断される。    ・Code128選択時、入力文字列の最後にスペースがある場合、スペースに相当     するバーが印字されない。   一部のDraw系アプリケーションにおいて、スペースの前後で1つのバーコード   が複数に分断されることがあります。  (2)「-」の制限   一部のワードプロセッサ系アプリケーションにおいて、Code128/Code39/NW-7   選択時「-」を入力した場合「-」とは違うフォントが画面に表示されることがあり   ます。  (3)文字枠の設定における注意   一部のワードプロセッサ系アプリケーションにおいて、文字枠を設定してその   中にバーコードの文字列を入力した場合、バーコードの一部が印刷されないこ   とがあります。これは入力した文字列の長さによってバーコードの大きさが変   わったり(Code39等)、入力した文字数に関わらず常に一定の長さのバーコード   を作成する(新郵便番号)バーコードフォントを選択している場合に発生します。   これらのバーコードフォントは、画面上の表示と実際の印刷結果でバーコー   ドの長さや高さが異なる場合があるため、文字枠を設定する際は大きさに注意   してください。  (4)オートコレクト機能の禁止   一部のワードプロセッサ系アプリケーションにおいて、オートコレクトで指定   した文字列を入力した場合、画面上の文字列がバーコード用フォントに置き換   わってしまうことがあります。  (5)文字の縦方向、横方向への拡大禁止   一部のワードプロセッサ系アプリケーションにおいて、バーコード文字列を縦   方向横方向に拡大した場合、画面に表示されるフォントのまま印字されたり、   縦方向あるいは横方向にのみ拡大/縮小されたバーコードが印字されることが   あります。  (6)Draw系アプリケーションの制限   Draw系アプリケーションを使用した場合、バーコード文字が画面に表示される   フォントのまま印刷されることがあります。これはアプリケーションによって   は文字をイメージとして扱うため、プリンタドライバに文字として送られず、   プリンタドライバのバーコード変換機能が働かないことにより発生します。  (7)フォント名選択の制限   一部のワードプロセッサ系アプリケーションにおいて次のような制限が生じる   ことがあります。    ・フォント名選択の際、フォント名が正常に列挙されない。    ・フォント名選択の際、一度入力したバーコードのフォント名がわからなく     なる。 1-8. EPSONプリンタポートについて   PC9821シリーズのコンピュータでは、EPSONプリンタポートの使用はできません。 2. WindowsNT4.0用ドライバに関する注意事項 2-1. ご使用のアプリケーションによっては、期待した印刷結果が得られない場合    があります。このような場合には、プリンタドライバでスプールの方法を変    更することにより、印刷が可能となる場合があります。  スプールの方法を変更する手順は次の通りです。  T.画面隅の[スタート] ボタンをクリックし、「設定(S)」を選択します。    次に「プリンタ(P)」をクリックします。  U.設定を変更するプリンタのアイコンをクリックし、「ファイル(F)」メニュー    内の「プロパティ(R)」をクリックします。  V.「全般」のタブをクリックし、次に[プリントプロセッサ(R)]ボタンをクリッ    クしプリントプロセッサダイアログを開きます。  W.プリントプロセッサダイアログの[常にRAWデータをスプールする(A)]チェック    ボックスをチェックします。 2-2. Microsoft Works version 4.0 for Windows95 をご使用のお客様へ  黒色以外の網掛けを印刷した場合、網掛けのパターンによっては正常に印刷され  ない場合があります。  この場合、色を黒にするか網掛けのパターンを変更してお使いいただきますよう  お願い致します。 2-3. WindowsNT 4.0用EPSON プリンタドライバをインストールした際、印刷の    高速化をするためにEPSONプリンタポートも同時にインストールされます。  EPSONプリンタポートのアンインストールを行う手順は次の通りです。  T.画面左下の「スタート」ボタンをクリックします。  U.「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。  V.参照ボタンでWindowsNT4.0システムがインストールされているディレクトリ    のsystem32\Eplpux01.exeを指定し、OKボタンをクリックします。  W.その後は、画面のダイアログの指示に従って行ってください。  X.アンインストール後は、Windowsシステムの再起動を行ってください。  (注意) Eplpux01.exeが存在しない場合、EPSONプリンタポートはインストール       されていませんので上記処理を行う必要はありません。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。 (C)SEIKO EPSON Corp.1999 以上