midplug-image
YAMAHA MIDPLUG control for ActiveX Readme File



このソフトウェアをご使用になる前に、使用許諾契約書を必ずお読み下さい。また、このプログラムはβ版ですので、プログラム上のバグ、あるいは機種や環境によってはシステムエラーなどのトラブルを起こす可能性があります事をご承知ください。

(注)MIDPLUGコントロールに関する最新情報は、下記のURLにて行っております。 ユーザー登録やMIDPLUGに関するご意見などもこちらで承っております。

http://www.yamaha.co.jp/xg/midplug/top.html


※このMIDPLUG controlは、最終使用期限の1999年12月31日までは初起動後90日間有効です。※


1.仕様と動作環境
2.主な特徴
3.インストール方法
4.コントロールパネルの操作
5.ObjectタグでページにMIDI曲を付ける


[はじめに]

ヤマハ「MIDPLUGコントロール」は、インターネットの最新技術であるActiveXテクノロジーに対応した、ActiveXコントロール形式のコンポーネントウェアです。
ActiveXコントロールはファイルサイズが小さく、マイクロソフト社の「Internet Explorer3.0」を使用すれば、必要な機能を必要な時に接続しているネット上から自動的に取り出すこと(オートダウンロード)ができるのが特徴で、ダウンロードサイトを探したりする手間を掛けずに、自動的に機能を追加したり、新しいバージョンに入れ替えたりすることができます。
また、「MIDPLUGコントロール」は、従来のMIDPLUGプラグインと同様、ソフトシンセサイザーと組み合わせて使用します。MIDPLUG又はソフトシンセサイザーS-YG20を既に使用しているユーザーは、従来からの高音質はそのままに、新しい機能を獲得することができます。MIDIの特性を活かし、現在のネットワークインフラにおいても、快適に音楽を提供することが可能です。
「MIDPLUGコントロール」は、よりダイナミックで効果的なホームページ作りや情報発信を可能にします。


[YAMAHA MIDPLUGコントロール仕様]





[動作環境]


[YAMAHA MIDPLUGコントロールの主な特徴]

1.ActiveXテクノロジーに対応
Microsoft社Internet Explorer3.0以降でサポートされているActiveXに対応しています。オートダウンロードやオートインストール機能を始め、様々なプロパテイ、メソッド、イベントなどを持ち、VBscriptやJavaScriptを用いたり、他のActiveXコントロールやJavaアプレットと組み合わせたりする事でホームページ作りの上での様々な応用が可能です。

2.MIDPLUG(プラグイン)の基本機能を全て継承
これまでヤマハがプラグインとして提供してまいりました「MIDPLUG」の基本的な機能を全て継承していますので、ホームページにMIDIでBGMを付けるといった作業を簡単に行うことができます。またページ閲覧者も、操作法などは今までのMIDPLUGと全く同じ感覚で扱えます。

3.音源部分は別途ドライバー形式でインストール
YAMAHA MIDPLUGコントロールは、ソフトシンセサイザー音源を含んでいません。MIDIを高音質で聞くために、ヤマハ ソフトシンセサイザーS-YG20正規版又は体験版、あるいはヤマハMUシリーズなどのXG外部音源をご利用下さい。
S-YG20体験版はこのホームページよりダウンロードできます。



[インストール方法]

MIDPLUGコントロールのインストール方法は2通りあります。
1.OBJECTタグの記述されたページを閲覧することによるオート・インストール
2.通常のインストーラを使用してのインストール

オートダウンロード&オートインストール
Internet Explorer3.0で、MIDPLUGコントロールを利用したページを表示させた場合、もし、閲覧者側にMIDPLUGコントロールがインストールされていない時は、ページの制作者が指定したURLから自動的にダウンロードされ、インストールされます。
この際、インストールするかどうかの確認のメッセージがでるようになっています。

すでにMIDPLUGコントロールがインストールされているときは、そのままページを閲覧するとことができます。

(注)オートインストールの場合、音源部S-YG20はインストールされません。別途ダウンロードが必要になります。


オフ・ラインでのマニュアル・インストール
MIDPLUGコントロールは今までのplugin形式の場合のインストールのように、オフラインでインストーラーによってインストールさせるやり方も設けています。
こちらの場合はファイルをダウンロードして通常のアプリケーションの時などと同様にインストーラを起動してインストールさせます。
※インストーラーはMIDPLUGプラグイン部、音源部(S-YG20)の順にインストールを行います。音源部(S-YG20)をすでにお持ちの方は、プラグイン部のみのインストールが終わった所でインストールを終了できるようにメッセージがでます。

ダウンロードしたファイルをダブルクリックで解凍すると、「MC95Jv10」フォルダが生成されます。その中の「Setup.exe」をダブルクリックすると、Installを開始します。
画面に従ってInstallを進めると、「yamplay.ocx」ファイルが下図の位置にコピーされます。 (以下のディレクトリは、デフォルトの状態です)


続いて、音源部「S-YG20」のInstallに入ります。

S-YG20のInstallが終了すると、コントロールパネル内に次のようなアイコンが生成されます。


Installが完了しましたら、コンピューターを再起動してください。






[コントロールパネルの操作]

①:再生ボタン
クリックすると演奏(MIDIファイルの再生)を開始します。
演奏中にはボタンが押された状態になり、マークが緑色に光ります。
EMBED文中のオプションで“AUTOSTART=TRUE”になっていると、自動的にボタンが押されます。

②:一時停止ボタン
クリックすると演奏中の曲を一時停止します。
もう一度ポーズボタンをクリックするか、再生ボタンをクリックすると、 一時停止していた位置から曲の演奏を再開します。

③:停止ボタン
クリックすると演奏(MIDIファイルの再生)を停止し、曲の先頭に戻ります。

④:音量アップボタン
クリックする度に音量を大きくすることができます。
音量アップ中はボタンマークが緑色に光ります。
音量が最大になると、ボタンの中のマークが消えます。

⑤:音量ダウンボタン
クリックする度に音量を小さくすることができます。
音量ダウン中はボタンマークが緑色に光ります。
音量が最小になると、ボタンの中のマークが消えます。

⑥:ディスプレイ
再生中のMIDIファイル名を表示します。
表示できる最大文字数は、半角で約14文字です。

右クリックでポップアップメニューを出します。
  以下にその内容と機能を表示します。

再  生
停  止
一時停止
音量 大きく
音量 小さく
テンポ 速く
テンポ 元に戻す
テンポ 遅く
移調 高く
移調 元に戻す
移調 低く
ファイルに保存...
MIDI入力
:
:
:
MIDI出力
:
:
:
ソフトシンセサイザー
セットアップ
音源初期化
XGホームページ
MIDPLUGについて..
・再生ボタンと同じ機能です。
・停止ボタンと同じ機能です。
・一時停止ボタンと同じ機能です。
・音量アップボタンと同じ機能です。
・音量ダウンボタンと同じ機能です。
・曲のテンポを早くします。
・オリジナルのテンポに戻します。
・曲のテンポを遅くします。
・曲のキーを半音上げます。
・曲のキーを元に戻します。
・曲のキーを半音下げます。
・MIDIファイルを保存します。
・現在使用可能な全てのMIDI Inputドライバーを表示し、
選択されたものにチェックマークがつきます。
曲の停止中にのみ変更が可能です。
Inputドライバーがない場合は表示されません。
・現在使用可能な全てのMIDI Outputドライバーを表示し、
選択されたものにチェックマークがつきます。
曲の停止中にのみ変更が可能です。
デフォルトで "YAMAHA SGMP Driver"が選択されています。
・"YAMAHA SGMP Driver"のコントロールパネルを開きます。
SGMP Driverを使用しない場合は表示されません。
・パニック時に音源の状態を初期化します。
・www.yamaha.co.jp/xg/にリンクします。
・著作権表示ダイアログを開きます。



[使い方]

MIDIファイルのあるページを開けると、サーバー側で設定されたMIDIファイルが転送され、演奏されます。
また、MIDPLUGコントロールに特に対応していないページでも、MIDIファイルが「xxx.mid」の形式で張り付けられているときは、自動的にMIDPLUGコントロールが呼び出され、演奏されるようになります。



[注意]


※文中の「Microsoft Internet Explorer(マイクロソフト インターネット エクスプローラー)」「Windows」「Pentium」などの商品名は各社の商標、または登録商標です。
※MIDPLUG、XGは当社の商標です。




YAMAHA MIDPLUG control for ActiveX MIDI Implementation Chart Version : 1.02

Function ...TransmittedRecognizedRemarks
Basic Default
Channel Changed
x
x
1 - 16
1 - 16

Default
Mode Messages
Altered
x
x
x
3
x
x

Note
Number:True voice
x
*************
0 - 127
0 - 127

Velocity Note ON
Note OFF
x
x
o 9nH,v=1-127
x

After Keys's
Touch Ch's
x
x
x
x

Pitch Benderxo 0-24semi
0,32
1
6,38
7
Control 10
Change 11
64
66
91
96,97
100,101
120
121
x
x
x
x
x
x
x
x
x
x
x
x
x
o
o
o
o
o
o
o
o
o
o
o
o
o
Bank Select
Modulation
Data Entry
Volume
Pan
Expression
Hold1
Sostenuto
Effect Depth
Data Entry SW
RPN
All Sound Off
Reset All Cntrls
Prog
Change : True #
x
**************
o 0-127
x

System Exclusivexo
System:Song Pos.
:Song Sel.
Common:Tune
x
x
x
x
x
x

System :Clock
Real Time :Commands
x
x
x
x

Aux :Local ON/OFF
:All Notes OFF
Mes- :Active Sense
sages:Reset
x
x
x
x
x
o
x
x

Notes:


Mode 1:OMNI ON, POLY
Mode 3:OMNI OFF, POLY
Mode 2:OMNI ON, MONO
Mode 4:OMNI OFF, MONO

o : Yes
x : No




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