Libretto FAQ集 Ver.2.0 4-7

4- 7 [20:30:50] Windows95以外のOSは、動きますか?


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DOS6、DOS7、OS/2Warp、NT4.0、Linux(Slackware3.0、3.1)、FreeBSD、1B/V2が報告されています。ただ、注意点としてLibrettoのHDの最後の部分(Libretto20・30の場合24MB、50の場合、36MB)は、ハイバネーションに使用されます。Libretto上でWindows95/DOSのFDISKを実施する場合は、この領域をBIOSが自動的に「よけて」くれますので、HDの領域が少なくなります。がそれ以外のOS、もしくは、それ以外のPCで、LibrettoのHDにFDISKを実施する場合は、この領域を意識的に空けておく必要があります。そうしないと、ハイバネーション時にそのエリアを上書きするために破壊されます。(未使用だと問題が露見しないため、FDISK後にハイバネが成功しても、安全とは言い切れません。)不安であれば、他OSをinstallする場合でも、LibrettoのWindows95/DOSでFDISKを行なうのが安全です。

Microsoft Windows NT 4.0

★導入時のポイント
★制限等
■Slackware3.0、3.1
★導入時のポイント
★制限等
※Libretto20はFDDが使えない以外は素直なLinuxマシーンです。APMも動作しますし、X Window Systemもまだ専用(clgd7548)のサーバはありませんが、clgd62x5で256色ですが動作します。(XFree86 3.1.2G現在)また、pcmcia-csのinstallでPCMCIAカードの使用も可能です。

■FreeBSD 2.2.x

★導入時のポイント
  • PAO-flp を使用して下さい。
    PAO-flp は ftp://jaz.jp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD-jp/PAO/flp から入手できます。また、『FreeBSD 徹底入門』などの書籍の CD-ROM にも附属していることもあります (1997年6月1日現在では 2.2.x用の PAO-flp が入っているこの本だけですが、まだ出てくると思います)。
    PAO-flpでフロッピーからブートすると、インストール用の PCカードを入れ換えるタイミングを促してきますので、ここで CD-ROM の接続された SCSIやATAPIのカードや、Ethernetのカードと交換することで、通常のマシンと全く同等にインストールできます。
    インストールの手法について詳しくは、PAO-flpのメニューから「文書」→「PCカード」とメニューを選択して出てくるヘルプメッセージを参照して下さい。
    また、他の OSと同様に、FDISKでハイバネーションエリアを使用しないように気をつけましょう。幾分簡単な方法を紹介します。Windows95から FDISKを行ない、「拡張DOS」エリアとして FreeBSDを入れる領域を確保します。そして、FreeBSDのインストーラのFDISKパーティションエディタからその「拡張DOS」エリアのサイズ (何MBかではなく、正確なブロック数)を確認してどこかにメモします。そして、そのパーティションを削除し、同じブロック数で FreeBSD のパーティションを作成します。
    この条件を守っていれば、電源ボタンでハイバネーションしても、またzzzコマンドで強制ハイバネーションしても、Libretto 20/30/50の全てで問題なくFreeBSDのAPM BIOSドライバは動作し、また正常にレジュームできます。ごく一部のPCカードは、挿したままサスペンドするとハングアップする場合があるようです。このような場合は、pccardc power コマンドやxpccardの電源スイッチで、PCカードの無効化と電源停止を行なってからサスペンドしてみて下さい。それでも駄目な場合は、PCカードを抜いてからサスペンドして下さい。

  • XF86Config は Linux と全く同じでよいはずです。インストール時にマウスの設定を行なわなかった場合は、
    Section "Pointer"
       Protocol        "PS/2"
       Device          "/dev/psm0"
       Emulate3Buttons
    EndSection
    
    とする必要があるかも知れません。

    IBM PC-DOS 7.0/V

    ★導入時のポイント
    • 特になし
    ★制限等
    • CS/SSとFDDを同時に使う場合は工夫が必要。DOS7付属のPhoenix社製PCMCIAドライバであれば、以下の方法で使用可。

    1. PhoenixのATAドライバを組み込む。
    2. FDDユニットを外して、FDDカードのみを挿す。
    3. FDDのカードのみは、SRAMとして認識されるので、その中にあるインストールプログラムを実行する。

      Windows3.1を使用する場合、CLGD7548用のドライバは、(http://www.cirrus.com/support/laptop/clgd754x.htm)を参照してください。必ずこのドライバを「OS/2-Windows」モードで使用することです。ただし、256色モードまでしか使用できません。(GD5428ドライバを使用することによる、64K色表示の実績有り)

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