Libretto FAQ集 Ver.2.0 3- 7

3- 7 [20:30:50] 外部マウスをつけたいのですが。


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Libretto20・30の場合、シリアルマウスを購入しましょう。2-1を参照して、COM1を、IrDA(赤外線ポート)からRS232Cに切り替えることを忘れずに。Libretto50の場合でも付属品のI/Oアダプタでシリアルマウスを接続可能ですが、ポートリプリケータを使用することで、PS/2マウスも利用できます。

シリアルマウスは次の手順(1)で接続可能になります。もしもそれでも駄目な場合は手順(2)を行ってください。

手順(1)
  1. .前準備
    • DOS/V互換のシリアルマウスであることのパッケージ包装(または添付資料)の確認
    • Libretto電源投入前に,IOアダプタのCOMコネクタ(シリアルポートコネクタ) にシ  リアルマウスを接続する
    • 再度,電源投入起動する

  2. .省電力設定によりシリアルポートの電源をONにする
    • 『東芝ユーティリティ』の中の『省電力設定』,またはコントロールパネルのなかの  『省電力』を開く
    • 電源設定のなかの 『バッテリ』または『外部電源』を選ぶ
    • 『省電力モード』の 『フルパワーモード』 ~ 『ユーザ設定モード』の中から使用  する省電力モードを選ぶ
    • 『詳細設定』ボタンをクリックして『その他』のメニューの中の『シリアルポート  を使用しない時にオフにする』のチェックポックスのチェックを消す(チェックを入  れない)
    • 設定が終われば 『OK』『OK』を選び省電力設定モードを終了する

  3. .アキュアポイントと外付けシリアルマウスを同時使用モードにする(この設定はお好みで実施してください。)
    • 『東芝ユーティリティ』の中の『東芝システム』を開く
    • 『システム設定オプション』のメニューの中の『ポインティング装置』の設定は  『同時使用』にしておけばアキュアポイントと外付けシリアルマウスがどちらも使  用できる

  4. .接続したシリアルマウスをWindows95に認識させる
    • コントロールパネルの『ハードウェア』をクリックし『次へ』をクリック
    • 『・・新しいハードウェアを自動的に検出しますか?』にて『はい(通常は・・・)』  を選択
    • しばらく待っていると『ハードウェアの自動検出が完了し,インストールの準備がで  きました』となり 『完了』をクリックする
    • これによりWindows95が最適のマウスドライバを選んで自動設定してくれる
    • 結果として、通常は『スタンダード シリアルマウス』が設定される

  5. .設定確認
    • 『コントロールパネル』なかの『システム』をクリック
    • 『デバイスマネージャ』を開く
    • 次に『マウス』をクリックし表示が + マウス + Toshiba AccuPoint (「スタンダードPS/2ポートマウス」の場合もある) + スタンダートシリアルマウス となっていることを確認
    • なおハードウェア検出で自動検出しないで手動設定した場合は、そのデバイスドラ  イバが表示される(例えばマイクロソフトシリアルマウス(いわゆるナスビ型)の場  合、『スタンダードシリアルマウス』でも大丈夫ですがMicrosoft Serial Mouseを  選ぶこともできる)

これで設定完了で再起動すれば外付けのシリアルマウスが使用できるでしょう。

手順(2)
手順(1)でうまくいかない場合はBIOSの設定を確認しましょう。
  1. .BIOSを起動
    • BIOS起動のためには ESCキーを押したままLibrettoの電源を投入
    • キーを押したまま暫くすると"Check system. Then press [F1] key."と言うメッセージが表示
    • F1キーを入力するとBIOS設定画面になる

  2. .『Io Ports』というところの『Serial』と言う項目の確認
    • もし Serial = Not Used なっていれば カーソルキーでその部分へ移動して変更
    • スペースキーを押すたびに COM1 →COM2→ COM3→ COM4→ COM1→となるので外部シリアルポートのポート番号のCOM1に設定
    • 内蔵の赤外線ポートはCOM2と設定
    • シリアルポートがCOM1の場合 表示が Serial = COM1(3F8H/IRQ4) となる

      あらかじめ上記のIRQ4が空いていることを確かめる必要があります。そのためコントロールパネル→システム→デバイスマネージャ→一番上の"コンビュータ"クリックして『リソース表示』にて"割込み要求(IRQ)"にて"04"と言う表示がIRQ4の割り当て状況です。"04"が無ければまだ未使用だし,既にモデムカード等に割り当てているのならその割り込み使用を止める必要があります。

      そのためにはデバイスマネージャ→モデム→当該PCカードのエントリを選びプロパティで『情報』表示し『このハードウエァ環境で使用不可にします』にチェックをいれます。 更新または リプートしておきます。これによりIRQ4("04")はマウスのため空けられます。

      マウスの設定及び動作確認が済めば,使用不可にしたデバイスはあとでコントロールパネル→ハードウェア→"新しいハードウェアを自動的に検出しますか?で 『はい』を選び、あとは表示される指示に従えば再度適切な設定がされPCカードが使用可能になります。


  3. .同じくBIOS設定画面の『Other』と言うところの『Pointing Device』と言うところをみてください。
    • Pointing Device = Auto-Select は必要に応じて "Simultaneos"と切り替わりので、必要に応じて設定する
    • 同時使用したければ、"Simultaneos"を設定

  4. .BIOS設定終了及びWIN95起動
    • ENDキーを押せば Are you sure ? (Y/N)となり"Y"を入力しBIOS設定終了し 再度ブートする
    • ESCキーを押した場合は Exit without saving ? (Y/N) となり"Y"で変更なしに終了

      すでに手順(1)によりマウスの設定が済んでいれば起動後に『めでたく』画面にてマウスの移動によりカーソル表示が移動するのが判るでしょう。

      まだマウスの設定が済んでいない場合は コントロールパネル→ マウスといくかコントロールパネル→ハードウェアといって マウスの設定をしてください。

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