------------------------------------------------------------------------------ |                                      | |使用許諾契約書                               | |                                      | |本ソフトウェアをご使用になる前に、下記の使用条件をよくお読み下さい。ご使用に| |なられた時点で、下記使用条件に同意してキヤノン株式会社(以下キヤノンといいま| |す。)との間で契約が成立したものとさせていただきます。           | |                                      | |1. 本ソフトウェアおよびその複製物に関する権利はその内容によりキヤノンまた| |  はキヤノンのライセンサーに帰属します。                 | |2. キヤノンは、本ソフトウェアのユーザー(以下ユーザーといいます。)に対 | |  し、本ソフトウェアに対応するキヤノン製品を利用する目的で本ソフトウェアを| |  使用する非独占的権利を許諾します。                   | |3. ユーザーは、本ソフトウェアの全部または一部を修正、改変、リバース・エン| |  ジニアリング、逆コンパイルまたは逆アセンブル等することはできません。  | |4. キヤノン、キヤノン販売株式会社およびキヤノンのライセンサーは、本ソフト| |  ウェアがユーザーの特定の目的のために適当であること、もしくは有用であるこ| |  と、または本ソフトウェアに瑕疵がないこと、その他本ソフトウェアに関してい| |  かなる保証もいたしません。                       | |5. キヤノン、キヤノン販売株式会社およびキヤノンのライセンサーは、本ソフト| |  ウェアの使用に付随または関連して生ずる直接的または間接的な損失、損害等に| |  ついて、いかなる場合においても一切の責任を負いません。         | |6. ユーザーは、日本国政府または該当国の政府より必要な許可等を得ることなし| |  に、本ソフトウェアの全部または一部を、直接または間接に輸出してはなりませ| |  ん。                                  | ------------------------------------------------------------------------------ ----------------------------------------------------------------------------- Microsoft Windows 95 対応 LIPS III プリンタドライバ Ver.4.40 補足説明 ----------------------------------------------------------------------------- Copyright (C)CANON INC. 1994 - 1997 ----------------------------------------------------------------------------- LASER SHOTは、キヤノン株式会社の登録商標です。 LIPS、PageComposerは、キヤノン株式会社の商標です。 Microsoft,Windowsは、米国Microsoft社の米国および他の国における登録商標で す。 TrueTypeは、米国Apple Computer,Inc.の商標です。 PC-9800シリーズは日本電気株式会社の商標です。 Aldus, PageMakerは、米国Adobe Systems Incorporated及びその子会社の商標で す。 PAL-WINDOWSは、大塚商会の商標です。 WinWriteは、米国Symantec社の商標です。 Lotus, 1-2-3, Freelanceは、米国Lotus Development社の商標です。 その他、本文中の社名や商品名は、各社の登録商標または商標です。 □ 目次 ご使用になる前に 1. はじめに 2. 本プリンタドライバの特長 3. 本製品の内容 4. 使用環境 5. インストール方法 印刷設定 1. 印刷設定の方法 2. 主なダイアログボックス プリンタドライバ使用上の注意 ご使用の際に制限のあるアプリケーションについて PageComposerについて 1. PageComposerの使い方 2. 使用上の注意 お客様相談窓口 バージョンアップ時のご案内とファイル入手方法 ============================================================================= ご使用になる前に ============================================================================= 1.はじめに ------------------------------------------------------------------ このたびは「Microsoft(R) Windows(R) 95 日本語版 対応 LIPS III プリンタドラ イバ」をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。 本製品をご利用いただくことにより、Microsoft Windows 95 日本語版(以下 Windows 95)で動作する各種アプリケーションから美しい印刷が行えます。 なお、Windowsプリンタドライバでの設定は、プリンタの操作パネルでの設定より優 先されます。本プリンタドライバで設定できる項目は全て設定を行ってください。 2.本プリンタドライバの特長 -------------------------------------------------- ・Windows 95対応プリンタドライバです。 本プリンタドライバは、Windows 95から印刷するためのプリンタドライバです。 Windows 3.1から印刷するときは、Windows 3.1対応の LIPS III プリンタドライ バをお使いください。 ・印刷する原稿の内容に合わせて最適な印刷モードが選べます。 原稿の内容に合わせて印刷目的アイコンを選択するだけで、最適な印刷モードで 印刷できます。 (印刷目的アイコンは、プリンタのプロパティ画面の[メイン]シートで選択できま す) ・印刷後、すぐにアプリケーションソフトを使用できます。 スプールデータ形式をEMFにして印刷すると、スプールが高速に行われます。 そのため、[印刷中]のダイアログボックスがすぐに閉じ、他の作業を再開できま す。 (スプールデータ形式は、スタートメニューからプリンタのプロパティ画面を開 き、[詳細]シートで[スプールの設定]ボタンをクリックし設定します) (注) EMFの場合、複雑なグラフィックスを正常に印刷できないことがあります。 このときは、スプールデータ形式をRAWにするか、[プリンタに直接印刷 データを送る]を選択してください。 3.本製品の内容 -------------------------------------------------------------- 本製品には以下のものが収められています。 ・Windows 95対応LIPS IIIプリンタドライバ ・Readme (本ファイルです。使用許諾契約に関する内容、本製品の説明、注意事項が 記載されています。ご使用の前にお読みください) 4.使用環境 ------------------------------------------------------------------ 本製品は以下のシステムおよび環境でのご使用を推奨します。 ・ソフトウェア Microsoft Windows 95 日本語版 ・ハードウェア Microsoft Windows 95 日本語版が動作するコンピュータ ・対象プリンタ キヤノン レーザショット (LIPS III搭載モデル) (LBP-320 / LBP-310 / LBP-A309G II / A304G II/ A304E II / A304E /B406G II / B406G / B406E II / B406E / B406D / B406S / A405Jr. / A404G II / A404E / A404 / A404F) (注)・Windows 95 英語版では使用できません。 5.インストール方法 ---------------------------------------------------------- 実際にレーザショットで出力させるには、本プリンタドライバをWindowsに組み込む 作業が必要です。 下記の手順で本プリンタドライバを組み込んでください。 (注) LIPS III プリンタドライバは、Windows 95に付属のものもあります。お使い の環境によっては、すでにWindows 95に付属の LIPS III プリンタドライバが インストールされていることがあります。 しかし、Windows 95に付属のプリンタドライバは、プリンタの一部の機能が利 用できないなどの制限がありますので、次の手順でキヤノン製のプリンタドラ イバに入れ替えることをおすすめします。 ●インストールの準備 まず、お使いのコンピュータにWindows 95に付属のプリンタドライバがインス トールされているかどうか調べ、インストールされている場合は次に述べる方法 で削除します。 1) [スタート]メニューの[設定] - [プリンタ]を選択します。 2) [プリンタ]フォルダにお使いのプリンタ名のアイコンがないときは、プリンタ ドライバはインストールされていません。手順 3 〜 7 をとばして、「プリン タドライバをインストールをする」から行ってください。 3) [プリンタ]フォルダにお使いのプリンタ名のアイコンがあるときは、すでにプ リンタドライバがインストールされています。プリンタ名のアイコンをダブル クリックしてください。 4) [プリンタ]メニューの[プロパティ]を選択します。 5) [メイン]シート([メイン]シートがないときは[用紙]シート)を表示します。 ([メイン]シートも[用紙]シートも表示されないときは、Windows 3.1用のプリ ンタドライバです。手順 7 にしたがって削除しインストールし直すことをお すすめします) 6) [バージョン情報]ボタンをクリックすると、バージョンが表示されます。 ユニバーサルプリンタドライバのバージョンが表示されるときは、Windows 95 に付属のプリンタドライバです。削除してインストールし直すことをおすすめ します。 また、すでにインストールされているプリンタドライバがキヤノン製のとき は、インストールは完了していますので、インストール作業は必要ありませ ん。(バージョンアップをするときは、手順 7 にしたがって削除してインス トールし直してください) 7) プリンタドライバを削除するには、[プリンタ]フォルダに戻って削除するプリ ンタドライバのアイコンを選択し、[ファイル] - [削除]メニューを選択しま す。 ●プリンタドライバをインストールする 1) [スタート]メニューの[設定] - [プリンタ]メニューを選択し、[プリンタ] フォルダを表示します。 2) [プリンタの追加]アイコンをダブルクリックし、プリンタウィザードを起動し ます。 以下、プリンタ ウィザードの指示にしたがってインストールを続けてくださ い。 3) プリンタ機種名の選択(プリンタ ウィザードの3画面目)では、[ディスク使 用...]を選択します。 4) [配布ファイルのコピー元]にプリンタドライバが入っているドライブ名を入力 し、[OK]ボタンをクリックします。([参照...]ボタンをクリックして、ドライ ブ名を選択することもできます) 次にプリンタの機種名を選択し、[次へ>]をクリックしてください。 5) お使いの環境によっては、現在のドライバを使用するか新しいドライバに置き 換えるか選択します。 ※このときは、必ず[新しいドライバに置き換える]を選択してください。 6) [完了]をクリックし、ファイルのコピーが終了すると、プリンタドライバのイ ンストールは完了です。 ============================================================================= 印刷設定 ============================================================================= 1.印刷設定の方法 ------------------------------------------------------------ 本プリンタドライバには、各種の印刷設定機能が用意されています。印刷に関する 各設定を行うときは次の手順を参考に設定してください。 1) [スタート]メニューの[設定] - [プリンタ]を選択します。 2) プリンタ名のアイコンをダブルクリックします。 3) [プリンタ]メニューの[プロパティ]を選択します。 4) 設定が終了したら、[OK]ボタンをクリックします。 2.主な設定画面 -------------------------------------------------------------- プリンタの設定の主な画面は、次のとおりです。 設定方法の詳細は、ヘルプを参照してください。各項目の説明は、ダイアログボッ クス右上の[?]マークをクリックし、つづけて説明を見たい項目をクリックすると表 示されます。また、[ヘルプ]ボタンをクリックすると、プリンタドライバについて の説明が表示されます。 ・[メイン]シート 印刷目的アイコンを選択するだけで、[印刷目的設定]ダイアログボックス([印刷 目的設定]ボタンをクリックすると表示されます)のグラフィックスシート、フォ ント設定シートの各項目が自動的に設定されます。 ・[用紙]シート 原稿のサイズ、プリンタにセットする用紙など関する設定をします。 [メイン]シートと[用紙]シートは、印刷のたびに確認してください。 ・[デバイスオプション]シート フォントカードなどプリンタにセットしたオプションに関する設定を行います。 ・[オーバレイ]シート オーバレイ機能(あらかじめ作成しておいたデータと重ね合わせて印刷する機能) を使って印刷するときの設定を行います。 ・[PageComposer]シート PageComposerの機能を使って印刷するときの設定を行います。 以下のシートは、メインシートで[印刷目的設定]ボタンをクリックすると表示され ます。 ・[グラフィックス]シート 印刷品位に関する設定を行います。 ・[フォント設定]シート TrueTypeフォントをプリンタフォントに置き換えて印刷するときに設定を行いま す。 ・[設定登録]シート 印刷目的アイコンの登録/削除などを行います。 ============================================================================= プリンタドライバ使用上の注意 ============================================================================= 本プリンタドライバの使用および、レーザショットでの印刷に際しては、以下のよ うな制限事項があります。ご使用にあたってはあらかじめこれらの点にご注意くだ さい。 ・Windows 95に用意されている「MS P明朝」と「MS Pゴシック」はプロポー ショナルフォントです。 しかし、アプリケーションソフトによっては、文字の幅は必ず固定ピッチである と想定しているため、MS P明朝とMS Pゴシックのプロポーショナル文字の 間隔を正しく処理できません。 このときは、これらのフォントを使用せず、他のフォントで印刷してください。 ・Windows 95の出力とWindows 3.1での出力を比較した場合、アンダーラインの印刷 位置が若干異なります。 ・「ダッチ」や「スイス」フォントを使用し、Windows 95の出力とWindows 3.1での 出力を比較した場合、欧文フォントのベースラインの位置が異なります。 ・可変ピッチの日本語フォントを使用したい場合、アプリケーションソフトが 「MS P明朝」や「MS Pゴシック」をサポートしているときは、「ダッチ」 や「スイス」より「MS P明朝」や「MS Pゴシック」を使用することをおす すめします。 ・フォント置き換え機能を使用して印刷した場合、画面上のTrueTypeフォントはプ リンタフォントに置き換えられます。そのため、画面と出力結果が異なることが あります。 画面と同じ出力結果を得るときは、フォント置き換え機能を使用しないで印刷し てください。 ・A405Jr.、A404F、GおよびG IIシリーズのレーザショットをご使用の場合、プリン タの[ジョブタイムアウト]の設定を「ツカワナイ」、あるいは「180ビョウ」以上 に設定してください。 設定方法の詳細については、プリンタ付属の操作説明書をご参照ください。 ・プリンタの操作パネル(LBP-320、310ではリモートパネル)の設定で[自動排紙]を 「ツカワナイ」に設定してください。 設定方法の詳細については、プリンタ付属の操作説明書をご参照ください。 ・プリンタ内蔵フォント「Dutch」「Swiss」は1バイト文字(欧文や数字など)のみ の欧文フォントです。 「ダッチ」「スイス」は、その1バイト文字に加え、2バイト文字(漢字、かな)を各々 「明朝」「ゴシック」で出力するようにした日本語フォントです。 ・一部のアプリケーションソフトでは、プリンタドライバで拡大/縮小を設定したと きに印刷プレビューの表示と印刷結果が異なる場合があります。 ・プリンタドライバを切り換えて使用する際、印字位置がずれることがあります。 印刷の前にプレビューなどで印字位置を確認してください。 ・アプリケーションソフトで拡大/縮小設定できる場合には、プリンタドライバでは 等倍(100%)に設定し、アプリケーションソフトにて倍率を設定してください。 ・アプリケーションソフトでも印刷部数を設定できる場合には、アプリケーション ソフトで設定してください。 ・本製品のプリンタドライバを使用した印刷を中断してほかのドライバに変更して 印刷すると、データ化けを起こすことがあります。印刷が最後まで終了してから プリンタドライバを変更してください。 ・以前のバージョンのLIPS III プリンタドライバやWindows 95に付属のプリンタド ライバがすでにインストールされている場合は、必ずそれらのプリンタドライバ を削除してから本プリンタドライバをインストールしてください。 削除のしかたについては、「インストール方法」をお読みください。 ・プリンタがESC/Pエミュレーションモードや201Hエミュレーションモードの状態で も、本プリンタドライバを使用して印刷をすることができます。印刷開始時に自 動的に「LIPS III」モードに移行し、印刷終了後はプリンタ側の優先モードで指 定したモードに戻ります。 ・アプリケーションソフトによっては印刷位置が若干ずれることがあります。 ・Windowsに関する詳細については、Windowsのユーザーズマニュアルをご参照くだ さい。 ・Windowsのファイル「win.ini」の本プリンタドライバに関する内容は書き換えな いでください。 ・本プリンタドライバでは、オーバレイ印刷のとき「LBP-A405Jr.用拡張フォトグラ フィックドライバ」で作成したフォームファイルは使用できません。 本プリンタドライバでフォームファイルを作成してください。 ・[印刷目的]で[文書/表]、[DTP]、[トナー節約]アイコンを選択しているとき、ま たは[グラフィックスモード]で[LIPSモード]または[LIPSモード(ドラフト)]を選 択しているときは、スケーラブルフォントを使用して印刷することができます。 その際、プリンタの操作パネル(LBP-320、310ではリモートパネル)でフォント キャッシュメモリの設定を行うことで、より高速な印刷が可能になります。 キャッシュメモリとは、スケーラブルフォント使用時に一度使用したスケーラブ ルフォントの文字を記憶しておき、同じ文字が再度読み込まれる際にはそこから 直接読み込むためのメモリです。 設定方法の詳細については、プリンタ付属の操作説明書をご参照ください。 ・[印刷目的]で[文書/表]、[DTP]、[トナー節約]アイコンを選択しているとき、ま たは[グラフィックスモード]で[LIPSモード]または[LIPSモード(ドラフト)]を選 択しているときは、図形の面種の色を設定できるアプリケーションで前景色を白 色に設定した場合、前景色は反転して印刷されます。 ・[印刷目的]で[文書/表]、[DTP]、[トナー節約]アイコンを選択しているとき、ま たは[グラフィックスモード]で[LIPSモード]または[LIPSモード(ドラフト)]を選 択しているときは、図形の面種の色を設定できるアプリケーションで前景色に色 を付けると正常に印刷できない場合があります。 このときは、[印刷目的]で[グラフィックス]アイコンを選択するなどして、他の 印刷モードで印刷してください。 ・LBP-A404Fの[印刷目的]で[ファインモード]、[ファイン写真]アイコンを選択して 印刷するとき、または[グラフィックモード]で[ファインイメージモード]を選択 して印刷するときは、以下に示す環境が必要です。 1) A404Fに2.5MBメモリを増設します。 2) セントロニクス・インタフェースで接続します。 3) エミュレーションあるいはエミュレーション優先で使用している場合は、プリ ンタの操作パネルで[受信バッファ]を「1KB」に設定します。 ・LBP-320、LBP-310、LBP-A404Fの[印刷目的]で[ファイン文書]、[ファインモード]、 [ファイン写真]アイコンを選択して印刷するとき、または[グラフィックモード]で [ファインイメージモード]を選択して印刷するときは、データ処理解像度600dpiで 印刷できます。 600dpiでデータを処理するとコンピュータに多くのメモリが必要になります。 コンピュータにメモリが少ないときや、多くのアプリケーションソフトを使用し ている場合、アプリケーションソフトが正常に動作しなくなることがあります。 このときは、Windowsを再起動し、使用しないアプリケーションソフトを終了して ください。 また、アプリケーションソフトによっては、600dpiで正常に印刷できないことが あります。このときは、他の印刷モードで印刷してください。 ・LBP-320、LBP-310の[印刷目的]で[ファイン文書]、[ファインモード]、[ファイン 写真]アイコンを選択して印刷するとき、または[グラフィックモード]で[ファイン イメージモード]を選択して印刷するときは、プリンタにも多くのメモリが必要に なります。 カラーイメージデータ(カラーのビットマップデータ)などを600dpiで印刷すると きに、プリンタのメモリが不足した場合、プリンタのメッセージランプが点灯し 印刷が停止します。このときは、次のことを試してください。 (ただし、1) や 2) を行うと印刷速度が遅くなることがあります) 1) リモートパネルでプリンタの受信バッファサイズを小さく(64K程度)し、[デバ イスオプション]シートの[受信バッファサイズ]を同じ設定値にする。 2) [フォント設定]シートの[TypeWing機能を使う]のチェックをはずす。 これでも印刷できないときは、次のどちらかを行ってください。 3) プリンタにオプションの拡張メモリを増設し、[デバイスオプション]シートで [拡張メモリ搭載]を設定します。 4) 標準イメージモードやLIPSモードで印刷する。([印刷目的]で[ファインモー ド]や[ファイン写真]以外のアイコンを選択するか、[グラフィックモード]で [ファインイメージモード]以外を選択します) ・[印刷目的]で[ファイン文書]、[ファインモード]、[ファイン写真]、[グラフィッ クス]、[写真]アイコンを選択して印刷するとき、または[グラフィックモード]で [標準イメージモード]または[ファインイメージモード]を選択して印刷するとき は、原稿の内容やアプリケーションによって、ハーフトーンの処理が不向きな場合 があります。 そのときは、[グラフィックス]シート([メイン]シートで[印刷目的設定]ボタンを クリックすると表示されます)にある[ディザリング設定]を変えてお試しくださ い。 ・[印刷目的]で[ファイン文書]、[ファインモード]、[ファイン写真]、[グラフィッ クス]、[写真]アイコンを選択して印刷するとき、または[グラフィックモード]で [標準イメージモード]または[ファインイメージモード]を選択して印刷するとき は、プリンタフォントを指定して作成された文書は、プリンタフォント以外に置き 換えて印字されます。 ・印刷品質を設定できるアプリケーションの中には、[グラフィックモード]を以下 のように変更して印刷を行うものがあります。 [LIPSモード(ドラフト)] → [LIPSモード] [標準イメージモード] → [ファインイメージモード] (ファインイメージ モードが利用可能な場合のみ) 例)「Microsoft Access」/マイクロソフト 株式会社 ・LBP-320、310をお使いの場合、封筒サイズで作成したフォームファイルを使って LIPS IVプリンタドライバでオーバレイ印字を行うと、フォームファイルの 印字位置がずれて印刷されます。 ・LBP-320、310をお使いの場合、拡張メモリが増設されていないときに受信バッファ サイズを[256K]以上に設定し、[フォント設定]シートの[TypeWing機能を使う]を チェックして印刷した場合、プリンタのメモリが不足します。(プリンタのメモリ が不足すると、プリンタのメッセージランプが点灯し印刷が停止します) このときは、受信バッファサイズを設定しなおして印刷してください。 ・LBP-320、310をお使いの場合、オーバレイ印字を行った場合、[フォント設定] シートの[TypeWing機能を使う]がチェックされていると、フォームファイルに よってはプリンタのメモリが不足します。(プリンタのメモリが不足すると、プ リンタのメッセージランプが点灯し印刷が停止します) このときは、[TypeWing機能を使う]をチェックしないで印刷してください。 ・フォントのサイズを指定できるアプリケーションでは、なるべくデバイスオプシ ョンシートの[イメージモードのデフォルトフォントを10ポイントにする]の項目にチェックマーク を付けないでください。 ============================================================================= ご使用の際に制限のあるアプリケーションについて ============================================================================= 次のアプリケーションソフトで本プリンタドライバをご使用の場合は、それぞれ以 下のような制限があります。(詳しくは各アプリケーションソフトのマニュアルを参 照するか、各サポートへお問い合わせください) ・「Aldus PageMaker」/アドビ システムズ 株式会社 グラフィックツールの線種設定のうち極細線/0.5ポイント/1.0ポイントに限り、直線 を描いたときの線幅と四角形を描いたときの線幅が異なります。 ・「PAL-WINDOWS Ver.2」/株式会社 大塚商会 印字領域を越えて印刷を実行した場合、一部印字が正常に行われない場合があ ります。 ・「WinWrite」/株式会社 システムソフト 一部印字が正常に行われない場合があります。 ・「Microsoft Excel for Windows Ver. 5.0」/マイクロソフト 株式会社 「Microsoft Excel for Windows Ver. 5.0」上で、印刷品質が設定されてい ない状態で保存されたファイルを読み込んで印刷及び印刷プレビューをおこな うと印刷エラーが発生します。 このときは印刷及び印刷プレビューをおこなう前に「ファイル」-「ページレイ アウトの設定」で「印刷品質」オプションを設定してください。 ・「Microsoft Word for Windows Ver.6.0」/マイクロソフト 株式会社 Windowsディレクトリにある「WORD6.INI」ファイルの中の[Canon (プリンタ名) LIPS3]セクションに記載されている設定値を変更することで、印刷時の挙動を 変更することができます。 以前のバージョンと印刷結果が異なったときなどにお試しください。 「WORD6.INI」ファイルはテキストファイルですので、メモ帳などを使って編集 することができます。また、各設定の説明は、「Microsoft Word for Windows Ver.6.0」の[?]メニューの[目次]を選択し、[Microsoft Wordのヘルプ]で[リ ファレンス] - [Microsoft Word Version 6.0 リリース ノート] - [WORD6.INI ファイル]を順に選択すると表示されます。 ・「Lotus 1-2-3/Windows」/ロータス 株式会社 書体を変更する際、[使用可能なフォント一覧]のリストボックスにGDIフォント 名が表示されません。ご使用になるフォント名を正確にキーボードから直接入 力してください。 ・「Freelance/Windows」/ロータス 株式会社 一部印刷が正常に行われない場合があります。 このときはWindowsディレクトリにある「FLW2.INI」ファイルの中の [Dithering]セクションにある"LIPS3=1"という一行を削除してください。 「FLW2.INI」ファイルはテキストファイルですので、メモ帳などを使って編集 することができます。 ・[印刷目的]で[文書/表]、[DTP]、[トナー節約]アイコンを選択しているとき、ま たは[グラフィックスモード]で[LIPSモード]または[LIPSモード(ドラフト)]を選 択しているときは、アプリケーションソフトウェア内蔵のアウトラインフォント を使用した場合、一部印字が正常に行われない場合があります。 ・[詳細]シートの[印刷先のポート]で直接ネットワーク プリンタを出力先に指定し た場合、アプリケーションソフトによっては、印刷できない場合があります。 このときは、[詳細]シートの[プリンタポートの割り当て]ボタンをクリックし、 [パス]に「\\サーバー名\印刷キュー名」の形で入力し、そこで割り当てたデバイ ス名を[印刷先のポート]に指定すると、印刷できる場合があります。 ・[印刷目的]で[文書/表]、[DTP]、[トナー節約]アイコンを選択しているとき、ま たは[グラフィックスモード]で[LIPSモード]または[LIPSモード(ドラフト)]を選 択しているとき、アプリケーションソフトによっては白いスジが入ることがあり ます。 このときは、[印刷目的]で[グラフィックス]アイコンを選択するなどして、他の 印刷モードで印刷してください。 ・オーバレイ印字の際、一部のアプリケーションソフトでは後から送る原稿を上書 きして印刷するため、フォームデータが印刷されないことがあります。 ・プリンタドライバをインストールした直後(バージョンアップを含む)、一部の アプリケーションで新しい機能を認識できない場合があります。プリンタ設定機 能のあるすべてのアプリケーションで以下のような設定をしてください。 [ファイル]メニューの[プリンタ設定...]を選択し、[OK]ボタンをクリックしま す。 ============================================================================= PageComposerについて ============================================================================= 1.PageComposerの使い方------------------------------------------------------- PageComposerはプリンタドライバと同時にインストールされます。PageComposerはプ リンタドライバと連携して動作し、アプリケーションからの印刷データに対して、部 単位印刷やNページ印刷などのいろいろな印刷方法を提供します。 PageComposerの機能を使用するときは、はじめにWindows95の[スタート]ボタンから[設定] -[プリンタ]を選び、[プリンタ]フォルダからプリンタのプロパティダイアログボックスを開 きます。続いて、PageComposerシートの[PageComposerを使用する]にチェックマーク を付けてください。 アプリケーションの印刷ダイアログボックスからプリンタのプロパティダイアログボ ックスを開いた場合は、PageComposerシートの[PageComposerを使用する]、[PageComp oserで拡縮を行う]の項目を設定することはできません。 2.使用上の注意---------------------------------------------------------------- ・アプリケーションによっては、PageComposerの拡縮印刷、Nページ印刷、ページ枠を 付けて印刷などの機能を使って印刷すると、グラフィックス等のデータの印刷結果 が元のものと異なる場合があります。このような場合は、[PageComposerを使用する ]のチェックマークを外して印刷してください。 ・PageComposerでは、システムのテンポラリ領域(通常は、Windowsフォルダ中のTemp フォルダ)を使用して印刷を行います。テンポラリ領域の空き容量が不足すると、 正常に印刷が行われません。この場合は、テンポラリ領域内の不要なファイルを削 除してください。 ・アプリケーションによっては、部単位印刷を指定しても1部だけが印刷されたり、部 単位の順序で印刷されない場合があります。このような場合は、[PageComposerを使 用する]のチェックマークを外してください。 ・PageComposerの拡縮印刷の機能を使って縮小した場合、細い線などがかすれたり、 描画されなくなることがあります。 ・PageComposerの拡縮印刷の機能を使って拡大縮小した場合、小さな図形で領域を隙 間なく塗りつぶすような方法で描画されている場合は、拡縮時の位置・サイズ変換 によっておきる丸め誤差によって、小さな図形どうしの間に隙間が生じたり、図形 どうしが重なったりして印刷されることがあります。 ・PageComposerシートの[PageComposerを使用する]にチェックマークを付けた場合、 グラフィックスシートの[罫線高速印刷]にチェックマークを付けても、罫線高速印 刷は機能しません。 ・Corel DRAWを使用している場合、Canon PageComposerウインドウを表示させた状態 で、印刷シートの「ファイルに印刷」を実行すると、出力ファイルはCorel DRAWで の指定に関わらず、システムディレクトリに作成されます。 ・Adobe Acrobat Readerで印刷する場合、[PageComposerを使用する]にチェックマー クを付けて印刷を行うと、印字フォントが変わる場合があります。この場合は、 [PageComposerを使用する]のチェックマークを外してから印刷してください。 ・Microsoft ExcelまたはLotus WordPro 97で作成したファイルを印刷する場合、一度 そのファイルを印刷すると、次の印刷から[PageComposerを使用する]の設定を変更 することはできません。PageComposerの設定を変更したい場合は、次の手順で設定 し直してください。 1 Windows95の[スタート]ボタンから[設定]-[プリンタ]を選び、[プリンタ]フォルダからプリ ンタのプロパティダイアログボックスを開いて、PageComposerの設定を変更する 。 2 ExcelまたはWordPro 97のファイルに戻り、印刷ダイアログボックスで別のプリン タを選択して、そのまま[キャンセル]ボタンをクリックした後で、ファイルを保 存し直す。 3 再度、印刷ダイアログボックスで元のプリンタを選択し直して印刷する。 ============================================================================= お客様相談窓口 ============================================================================= 本ソフトウェアの操作方法などについてご質問やご不明な点などがございました ら、下記の窓口までお問い合わせください。 キヤノン販売会社 レーザショットコールセンター 03 (3455) 9320 ※受付時間 ・月曜日〜金曜日(祝日を除く) 9:00〜12:00、13:00〜18:00、19:00〜21:00        ・土曜日/日曜日/祝日(1月1日〜3日を除く) 10:00〜12:00、13:00〜17:00      ============================================================================= バージョンアップ時のご案内とファイル入手方法 ============================================================================= 本ソフトウェアに関しては、今後、機能アップなどのためのバージョンアップが行 われることがあります。バージョンアップ情報およびファイルの入手窓口は次のと おりです。 ソフトウエアのご使用にあたっては、各使用許諾契約の内容について了解いただい たものとさせていただきます。 ■製品に関する情報の入手方法 次に示すFAX情報サービス、パソコン通信、インターネットを利用して、バージョ ンアップなど、製品に関する情報を引き出すことができます。通信料金はお客様 のご負担になります。 ・キヤノンFAX情報サービス 札幌 011 (728) 0485、 秋田 0188 (26) 0441、 仙台 022 (211) 5730 東京 03 (3455) 5962、 名古屋 052 (936) 0758、 大阪 06 (444) 4580 広島 082 (240) 6729、 高松 0878 (26) 1621、 福岡 092 (411) 9510 音声メッセージにしたがって、#99# と押してください。 ダイヤル回線をご利用の場合は、トーン切換えを行ってください。 ・パソコン通信:NIFTY-Serveキヤノンステーション NIFTY-Serveアクセス後、「GO SCANON2」と入力してください。 (初めてキヤノンステーションに入られる方は、入会手続きが必要です) 「インフォメーション・サポートコーナー2」の中の「電子会議」の「【プリ ンタ LASER SHOT】インフォメーション」内に掲載されています。 ・インターネット:キヤノン販売ホームページ(http://www.canon-sales.co.jp/) 商品のご紹介や各種イベント情報などさまざまな情報をご覧いただけます。 ■ファイルの入手方法 次に示す郵送サービス、パソコン通信やインターネットでのダウンロードにより ファイルを入手することができます。 ・パソコン通信:NIFTY-Serveキヤノンステーション NIFTY-Serveアクセス後、「GO SCANON2」と入力してください。 「インフォメーション・サポートコーナー2」の中の「データライブラリ」 の「【LASER SHOT】ドライバ・ライブラリ」にソフトウェアが登録されてい ます。NIFTY-Serveの通信料金のみでダウンロードすることができます。 ・フロッピーディスクの郵送サービス 郵送サービス手数料を郵便振替にてお払い込みいただき、ソフトウェアのフ ロッピーディスクを郵送にてお届けします。 お申し込み方法、ソフトウェアの種類、内容、金額はFAX情報サービスなどで ご確認頂き、下記振込先へお払い込みください。 口座番号:00160-1-51418 口座名称:セザックス株式会社キヤノンプリンタドライバ係 ・「通信欄」には必ず「品番・名称・FD種別」をご記入ください。 ・「払込住所氏名欄」の記載住所へ発送させていただきます。 ・お客様のお電話番号は必ずご記入ください。 ・インターネット:キヤノン販売ホームページ(http://www.canon-sales.co.jp/) キヤノン販売のホームページよりダウンロードできます。 キヤノン販売のホームページにアクセス後、ダウンロードサービスをクリッ クしてください。 ※通信料金はお客様のご負担になります。 =============================================================================