<RIS 会員規約> 1.1版 96年5月11日 第1条(目的) 本規約は、富士通株式会社(以下富士通という)の情報提供サービス 「Remote Install Service」(以下RISという)を第2条所定の会員が 利用する際の、富士通と会員との間の一切の関係における契約条件を 定めるものとします。 第2条(会員) 1.RISの利用申込者は、富士通の指定する手続きに基づき、本規約を  承諾のうえ、富士通にRISの利用を申し込むものとします。 2.本規約における会員は、前項に基づくRISの利用申込に対し、  富士通が承諾した者とします。 第3条(利用申し込みの受け付け、承認) 1.富士通は、富士通が別途定める方法でRISの利用申込者からの  利用申込を受け付け、必要な審査、手続等を行ったうえで、当該  利用申込に対し承諾するものとします。なお、富士通は、富士通の  判断により当該利用申込に対し承諾しないことができるものとします。 2.富士通が当該申込を承諾した場合、富士通は、当該利用申込者に対し  ユーザID、パスワードを貸与するものとし、ユーザID、  パスワード等を記載した富士通所定の書面を当該利用申込者に対し  郵送するものとします。  なお、当該書面の到達により、富士通の当該利用申込に対する承諾の  効力が生じ、当該利用申込者は  会員となり、会員と富士通との間で本規約を内容とするRISの  利用契約が成立するものとします。 3.前項による書面が当該利用申込者に到達するまでの間、当該  利用申込者は、富士通が別途定めるRISの限定されたサービスを  暫定的に利用することができるものとしますが、これにより富士通が  承諾したものとはみなされないものとします。なお、当該暫定期間に  おいても第14条に定めるRISの利用料金等が生じるものとします。 第4条(ユーザIDおよびパスワード) 1.会員は、富士通より貸与されたユーザIDおよびパスワードの管理、  使用について一切の責任を持つものとします。 2.富士通は、会員のユーザIDおよびパスワードの使用上の過誤、  管理不十分または第三者による不正使用等に起因して会員が損害を  被った場合でも、当該損害につき一切責任を負わないものとします。  この場合、会員によるRISの利用がなされたものとし、会員は  第14条に定めるRISの利用料金等の債務一切を富士通に対し  負担するものとします。 3.会員は、富士通より貸与されたユーザIDおよびパスワードにつき、  第三者に対し譲渡、貸与することもしくは使用させることは  できないものとします。また、ユーザIDおよびパスワードを  相続することはできないものとします。 第5条(設備等) 会員は、RISを利用するために必要な通信機器、その他すべての機器を、 自己の責任と費用負担において、準備するものとします。また、会員は、 自己の責任と費用負担において、いずれかの電気通信サービスを利用して RISに接続するものとします。その際の必要な手続きも会員が自己の 責任と費用負担で行うものとします。 第6条(RISの内容等) 1.RISにおいて会員に提供するサービスの内容は、富士通が適宜設定し、  富士通が提供時点で提供可能なものとします。 2.富士通は、富士通の判断により、会員への事前の通知なくして、  RISにおいて会員に提供するサービスの内容の追加、変更、  部分改廃等をすることができ、会員はこれを承諾するものとします。 3.富士通は、富士通の判断により、会員への事前の通知なくして、RISを  一時的に中断、停止または終了することができ、会員はこれを  承諾するものとします。 4.前各項によるRISの変更、停止等につき、富士通は一切の責任を  負わないものとします。なお、当該変更、停止等については、富士通が、  自らまたは富士通の委託した第三者を通じてオンラインまたは富士通が  提供する手段により発表するものとします。 第7条(RISに関する保証) 富士通は、会員および第三者に対し、富士通、会員および第三者がRISを 通じ会員に提供する、文章、音、映像、ソフトウエア等の成果および情報 (以下成果と併せて情報等という)について、その完全性、正確性、 適用性、有用性等いかなる保証も行わないものとします。 第8条(責任) 1.富士通は、会員がRISの利用により被ったすべての損害に対し、  いかなる責任をも負わないものとします。 2.会員がRISの利用によって第三者に対して損害を与えた場合、会員は  自己の責任と費用負担において処理解決し、富士通に損害を  与えることのないものとします。 3.会員が本規約に違反した行為、または不正もしくは違法な行為によって  富士通に損害を与えた場合、富士通は当該会員に対して相応の損害賠償の  請求を行うことができるものとします。 第9条(会員によるRISの私的使用) 1.会員は、富士通が事前に承認した場合(情報等に関して権利を持つ  第三者がいる場合には、富士通を通じ当該第三者の承認を  取得することを含む、本条において以下同じ)を除き、RISを通じて  入手したいかなる情報等も会員の個人としての私的使用以外の目的に  使用しないものとします。 2.会員は、富士通が事前に承認した場合を除き、いかなる方法によっても、  第三者をして、RISを通じて入手したいかなる情報等も  使用させないものとします。 第10条(会員による営業活動の禁止) 会員は、富士通が事前に承認した場合を除き、RISにおいて営業活動、 営利を目的とした利用、およびそれらの準備を目的とした利用を 行わないものとします。 第11条(RISにおける禁止行為) 会員は、RISにおいて以下の行為をしてはならないものとします。また、 富士通は、会員がRISにおいて、以下の行為を行い、または行う おそれがあると富士通が判断した場合、適当な措置を講じることが できるものとします。 (1)公序良俗に反する行為 (2)犯罪的行為に結びつく行為 (3)他の会員、または第三者の著作権等の権利を侵害する行為 (4)他の会員、または第三者の財産、プライバシーを侵害する行為 (5)その他、法律に反する行為 (6)他の会員、または第三者に不利益を与えるような行為 (7)他の会員、または第三者を誹謗中傷するような行為 (8)選挙の事前運動、選挙運動をし、または公職選挙法に抵触する行為 (9)RISの運営を妨げるような行為 (10)RISの信用を毀損するような行為 第12条(富士通によるRISに登録された情報等の取り扱い) 1.富士通は、RISの運営および保守管理上の必要があると富士通が  判断した場合、会員への事前の通知、承諾なしに、会員がRISに  登録した情報等の全部または一部につき、題名・内容の変更、閲覧、  RIS内での複写、移動等、または削除することができるものとします。 2.富士通は、会員への事前の通知、承諾および対価の支払なしに、会員が  RISに登録した情報等の全部または一部につき、RISに関する  事業活動(RISに関するプロモーション、拡販活動、  宣伝・広告等の含む)において自由に利用できるものとします。 3.富士通は、RISに登録された情報等の全部または一部が次のいずれかに  該当する、またはその恐れがあると富士通が判断した場合、当該情報等の  全部または一部を会員への事前の通知、承諾なしに、  削除することができるものとします。 (1)本規約のいずれかに違反する場合 (2)富士通により不適当と判断された場合 第13条(変更の届出) 会員は、氏名、住所、クレジットカードの会員番号もしくは有効期限等、 その他富士通への届出内容に変更があった場合、速やかに富士通に対し 富士通所定の方法で当該変更の届出をするものとします。なお、当該 届出がなされなかったことで、会員が不利益を被ったとしても、富士通は 会員に対し一切責任を負わないものとします。 第14条(RISの利用料金等) RISの利用に際して生じる利用料金(RISにおける個々の取引に関する 代金等も含み、以下同じ)、算定方法およびその支払方法などは、本規約で 定める場合を除き、富士通が別途定める内容に従うものとします。会員は、 RISの利用料金に係わる消費税およびその他賦課される税(以下総称して RISの利用料金等という)を負担するものとします。 第15条(RISの利用料金等の支払方法) 会員は、RISの利用料金等を、富士通が承認したクレジットカード会社の 発行する会員保有のクレジットカードにより、当該クレジットカード 会社との契約に基づき支払うものとします。なお、富士通は会員より 支払われたRISの利用料金等につき、いかなる事由が生じても 返還しないものとします。 第16条(利用契約に基づく権利譲渡の禁止) 会員は、利用契約に基づくRISを利用することができる権利を第三者に 譲渡等の処分をしてはならないものとします。 第17条(富士通によるRISの利用承認の取消等) 富士通は、会員が次のいずれかに該当すると富士通が判断した場合、 会員への事前の通知、催告なしに、当該会員につきRISの利用の 一時的停止またはRISの利用資格の取消をすることが できるものとします。この場合、当該会員は、すでに生じたRISの 利用料金等については富士通所定の方法で支払い、また、富士通に既に 支払われたRISの利用料金等については一切払い戻しなどは 行うことはできないものとします。 (1)利用申込内容に虚偽があったことが判明した場合 (2)登録されている情報の改ざんを行った場合 (3)ユーザIDまたはパスワードを不正に使用した場合 (4)RISの運営を妨害した場合 (5)正当な理由なく、RISの利用料金等の支払債務の履行を遅滞し、     または、支払を拒否した場合 (6)会員の指定したクレジットカードの利用がクレジットカード     会社により停止された場合 (7)本規約のいずれかに違反した場合 (8)その他、富士通が会員として不適当と判断した場合 第18条(解約) 会員がRISの利用契約を解約する場合は、富士通に富士通所定の日までに 富士通所定の書面を富士通所定の方法で届け出るものとします。なお、 会員は、解約する場合でも、すでに生じたRISの利用料金等については 富士通所定の方法で支払い、また、富士通に既に支払われたRISの 利用料金等については一切払い戻しなどは行うことは できないものとします。 第19条(本規約の範囲) 1.富士通が、自らまたは富士通の委託を受けた第三者を通じて  オンラインまたは富士通が提供する手段により随時会員に対して発表する  諸規定および指示は、本規約の一部を構成し、RISにおいて発表後  1週間経過した時点ですべての会員はこれを承諾したものとし、  これを遵守するものとします。 2.また、富士通は、自らまたは富士通の委託を受けた第三者を通じて、  適宜RISの各サービスセクションにおいて個別の運用規程を  設置することができる。なお、これらの運用規程も、本規約の一部を  構成するものとし、RISにおいて発表後1週間経過した時点ですべての  会員はこれを承諾したものとし、これを遵守するものとしますが、  これらの運用規程が本規約と異なる定めをしている場合には、運用規程が  優先するものとします。 第20条(本規約の変更) 富士通は、自らまたは富士通の委託を受けた第三者を通じて、会員の事前の 承諾を得ることなく適宜本規約を変更することができる。なお、当該 変更された規約も、本規約とし、RISにおいて発表後1週間 経過した時点ですべての会員はこれを承諾したものとします。 第21条(準拠法) 本規約の成立、効力、履行および解釈に関しては日本法が 適用されるものとします。 第22条(専属的合意管轄裁判所) 会員および富士通は、会員と富士通の間で本規約につき訴訟の必要が生じた 場合は、東京地方裁判所を第1審の専属的合意管轄裁判所とします。 以上