ShapeWindow - 非矩形ウィンドウサポート Version 2.00, Dec 2001 Copyright (C) 1998-2001 Software Research Associates, Inc. ライセンス このライブラリはフリーソフトウェアです。あなたはこれを、フリーソフ トウェア財団によって発行された GNU 劣等一般公共利用許諾契約書(バー ジョン 2.1 か、希望によってはそれ以降のバージョンのうちどれか)の定 める条件の下で再配布または変更することができます。 このライブラリは有用であることを願って配布されますが、*全くの無保 証* です。商業可能性の保証や特定の目的への適合性は、言外に示された ものも含め全く存在しません。詳しくは GNU 劣等一般公共利用許諾契約 書をご覧ください。 あなたはこのライブラリと共に、GNU 劣等一般公共利用許諾契約書のコピー を一部受け取ったはずです。もし受け取っていなければ、フリーソフトウェ ア財団まで請求してください(宛先は the Free Software Foundation, Inc., 59 Temple Place, Suite 330, Boston, MA 02111-1307 USA)。 GNU 劣等一般公共利用許諾契約書 LGPL_ja.txt 日本語 LGPL_en.txt 原文 ディレクトリ'bitmaps'の下にあるビットマップファイルは、渡邊剛さん (mailto:go@denpa.org)謹製の XMulti (http://www.denpa.org/~go/xmulti) XMascot (http://cclub-flying.dsl.gr.jp/products/xmascot/) (http://cclub-flying.dsl.gr.jp/products/xmascot/dokyu2.html) のものをOS/2ビットマップに変換したもので、配布の許可をいただいてパッ ケージに含めてあります。 なお、これらのキャラクタは、 ToHeart by Leaf (http://leaf.aquaplus.co.jp/) 同級生2 by Elf (http://www.elf-game.co.jp/) のものであり、キャラクタに関する諸権利はそれぞれの会社が保有しており ます。両者とも、これらのキャラクタについての二次著作物については、そ れが趣味の範疇(商用ではない)であれば、自由な配布を認めています。 説明 OS/2−PM上でシェイプウィンドウ(非矩形のウィンドウ)を実現した コントロール(ウィジェット)を作り、それを使って3本のサンプルプログ ラムを作りました。 シェイプウィンドウコントロールの使い方については、 shapewin_ja.txt および付属のサンプルプログラムのソースを御覧ください。 サンプルプログラムは、 trbitmap.exe ビットマップを背景部分を透過にして表示する tranime.exe 複数ビットマップによるアニメーション treys.exe Shape Extension 付の xeyes もどき の3本です。以下のように使ってみてください。 trbitmap bitmaps\misa.bmp デスクトップに「美沙」ビットマップが表示されます。マウスの右ボタン でドラッグして移動させることができます。プログラムを終了するには、 マウスの右ボタンでポップアップメニューが表示されますので、そこで 'exit'を指示してください。他のウィンドウの上に移動して、非矩形ウィン ドウの効果をご覧になってください。 tranime bitmaps\multi*.bmp 最初に制御用のダイアログが表示されます。'start'でアニメーションが はじまり、'stop'でアニメーション停止、'exit'でプログラムが終了し ます。スタートすると、マルチがデスクトップをお掃除していきます。 treyes デスクトップにマウスを追いかける目玉を表示します。マウスの右ボタン でドラッグして移動させることができます。右マウスボタンクリックで ポップアップメニューが表示され、そこから移動、リサイズ、終了を指 示することができます。サイズ変更の場合には、目玉のまわりに細いボー ダーが表示されます。マウスをそのボーダに動かすとリサイズがはじま り、クリックで完了します。 使い方の詳細については trbitmap_ja.txt tranime_ja.txt treyes_ja.txt をご覧ください。 なお、サンプルプログラムはどれも結構重い処理になります。家の486/ 66だと思いっきり遅くなります。会社の(古い)Pentium 100 ですと、タス クリストの表示がちょっと遅れる程度です。現在のPentium 800 ですと、何 の遅れも感じません。いずれにせよ、マシンの負荷を考えながら使ってみて ください。 修正履歴 2.00 ライセンス変更、バグフィックス ライブラリをDLL化し、ライセンスをGPLからLGPLに変更しました。より 多くの軟弱プログラムが現れることを期待しています。 Masami Kitamura さんからいただいたパッチを 組み込みました。描画用とマスク用のhpsが間違っている部分があり、 マスクパターンの指定が無効になっていた点への修正です。 1.02 高速化 Ulrich Moeller (ulrich.moeller@rz.hu-berlin.de)さん(XFolderの作者) からいただいたパッチを組み込みました。いきなり、CPU負荷が半減 してしまいました。 1.01 バグフィックス、高速化 一部のマウスイベントの通知が抜けていたものを追加しました。 諏訪さん(jjsuwa@ibm.net)よりいただいた、高速化の修正を組み込みま した。これで、とあるビットマップのアニメーションで、CPU負荷が 80%→60%に下がりました。 1.00 最初のリリース 既知の障害 Java1.3で表示されている画面とオーバーラップした場合に、システムがハン グすることがあります。Java.1.1.8では問題ありません。 ディスプレイドライバによっては、シェープウィンドウでのイメージの表示 がおかしくなることがあるようです。どうもGPIの動作がディスプレイドライ バに依存して異なっているようです。 Object Desktop 使用時に画面が一部更新されないことがあるようです。 連絡先 バグレポート、質問、こうしたらもっとよくなる、等は akira@sra.co.jp 宛に送ってください。最新版は http://www.sra.co.jp/people/akira/os2/shapewin.html に置いておきます。