◎[パッケージ・製品内容]

※[携速シリーズ](以下[携速])
発売元 (株)ソースネクスト

◎[仮想CDツールのコントロールパネル]

・上部メニューバーには機能ボタン無し(全てプルダウンメニューから選択)
・右クリックには「マウント」「削除」「除去」「プロパティ」の機能有り
・「プロパティ」で仮想CDファイルのボリュームラベルは変更不可
・挿入された仮想CDファイルは「開く」で中身の参照が出来る
・挿入された仮想CDファイルはダブルクリックで実行可能
・表示可能ファイル長は半角13文字
・一画面に表示可能な仮想CDアイコン数は制限なし
・仮想CDアイコンは任意に変更不可
・仮想CDファイル作成時はドライブ・フォルダ名の指定可能(ファイル名決める時に
  参照出来る物有り。デフォルトはA:\Program Files\携速98)
 (フォルダ名が前に入力した物を引き継ぐので複数個作成するときは変更が必要)
・圧縮率は2段階で変更可能([なし][圧縮])
・作成終了時には役立つ情報が表示されない(「ファイルサイズ」は1k=1024Byte表示
  だし、「所要時間」は表示されない)(経過時間と残り時間が作成中に表示される。
 ただし終了時には表示されない。容量はファイルを指定して「プロパティ」で表示可能)
※[携速Xp]]からはコンパネのレイアウトが一新されています


◎[作成に要する時間]

  所要時間は中くらい。CD-DAを含むソフトでも特に挙動不審は起こさない。
ただ最終的に所要時間が表示されないのでデータ取りには不向き。


◎[圧縮率・動作状況]

  圧縮率は中くらい。圧縮するとCGやPCMにノイズが入るソフトや、「不正な処理」
「例外エラー」等で落ちる・止まるソフト等が有り。(特定のメーカーや特定のファイル
形式(High Color以上+音声有り)で起きる事が多い。)非圧縮での動作不具合は特に
無し。([V.A.症候群]を除く)(携速Me以降では改善)
※[携速Xp]]からはRAWモードの関係で実質圧縮機能が無くなっています


◎[CD-DAを使うソフトの対処法]

  [CD-DAとPCMの同時出力]を可能にするデバイス[Phantom Wave Mixer(マルチチャネル)]を使用。
フルダウンメニューから指定し、CD-DAを含むソフトでCD-DAを鳴らそうとする。
(再起動を要する)かなりのソフトで[CD-DAとPCMの同時出力]が可能。(例:[My  Girl]
[ぱすてるチャイム][戦女神]等)ただ、全てのソフトに対応していない(例:[Castle Fantasia 聖魔大戦]
[がんぶる!][VIPER-M1]等)のと、「動作がやたら遅くなったりPCMにノイズが
入ったりする」のが欠点。
一言で言えば
        「対応しているソフトは多いが動作自体に支障が出やすい」という事。
  ちなみに「音源を2つ用意する(複数音源)」事でほとんどのソフトが問題無く動作
可能。
☆[Phantom Wave Mixer]を有効にしたままCD-DA無しのソフトを動かすと
「音割れ」や「ノイズ」が頻発するので、[マルチメディア]で音源の指定を変更するか
[Phantom Wave Mixer]を無効にしておく必要がある。
※[携速Xp]]からはRAWモードによりCD-DA関係なくファイルとして作成されます


◎[不具合](原因については「推定」)

XCD-DAを含むソフトを仮想CD化する時に、ウチの環境では「オーディオ
トラックのデジタル取り込み」が実行出来ない。(「不正な処理」で落ちて暴走する
ケースと原因不明のエラーで止まるケースと有り)解決不可なので、アナログ取り込み
を使用する。(ATAPIのCD-ROMで動作を確認。SCSIのDVD-ROMでは駄目。)
X(WIN98で運用時に)CD-DAを含むソフトをプレイ中に、BGMのテンポ等が
おかしくなり、その内効果音も鳴らなくなる事がある。(例:[戦女神][ONE]
[あっぷでーと]等)これは1つの音源で無理に同時出力しようとして逆に失敗している
為で、(通称:[音源喰い])解決法として[[Phantom Wave Mixer]を使う]事で
回避可能。
X仮想CDファイルを仮想CDドライブに挿入したままWindowsを終了すると、再起動
してから仮想CDファイルを削除しようとした時に「Windowsが使用中です」と出て削除
出来なくなる。解決法として[イジェクトしてからWindowsを再起動する]事で回避可能。
X(WIN98で運用時に)[発売元:ビジュアルアーツ]のソフト、又はファイル形式
やインストール形式がこれに準じるソフト(例:[密猟区][未来のミルク]等)を
仮想CD化すると、圧縮・非圧縮を問わず動作中にいきなり止まってしまう事がある。
(通称:[V.A.症候群])症状としては
・メッセージが止まる			・音楽が変にループする
・マウスが反応しなくなる			・キーボードリセットが効かなくなる
で、再起動掛けた時に仮想CDファイルがFAT32ドライブにあると、時々
ブート領域を破壊する。解決法として[OSをWIN95で使うか、ソフトを
フルインストールしてプレイする]事で回避可能。(携速Me以降では改善)


◎その他・備考

☆付属の[CDエディタ]を併用する事により、CD-ROM丸ごとだけでなくファイル
単位での編集やHDDのデータ等を組み合わせて仮想CDファイルを作成する事が可能。
(CD-DAを含むソフトを編集しても問題無くCD-DAの呼出しは出来る。)
([携速CD-ROMファイル編集]と改名)

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