まとめ]



 以前に[革命 vs vMedia]の動作検証を行った時は、「Alpha-ROM2.0が仮想化出来る」点で[vMedia]に軍配を上げましたが、[革命85]はその後発売されたバージョンなので当然対応フォーマットは[vMedia]よりも増えています。

 となると現行では「対応フォーマットの多さと動作速度の速さ」[革命85]優勢と言えるでしょう。
([vMedia]は作成イメージファイルの展開が遅いのだ)


[THE GOD OF DEATH(05'7'29)/ADV]

  作成時間 サイズ インストール時間
[革命85] 0:39:44 2919.6 0:05:43
[vMedia] 0:26:23 3744.5 0:31:42



 ・・・しかし、時代はそれよりも速く流れています。[革命85]発売後に登場した[Alpha-ROM2.1~][Alpha-DVD2.1]には歯が立ちませんし、意図的に仮想ドライブを排除する形式の[StarForce]には手の打ちようがありません。
 さらに『プロテクトではないがドライブの読み込み速度で判定し、仮想ドライブを排除する』形式のソフトもあったりと、



『新型登場』⇒『ツール対応』⇒『さらに新型登場』⇒『ツール対応』⇒『さらに新型登場』・・・



のイタチゴッコが続いているのが現状です。(今はプロテクトが先行)


 デリケートな問題なので、ここで『プロテクトの是非』を問うつもりはありませんが、「なるべくなら正規ユーザーには極力負担がかからないような方法に出来ればな」と思いつつ、まとめとしたいと思います。



 プロテクト採用メーカーにも、誤爆や動作不能事例に対応すべく、「対応までの期間限定パッチ」「簡易アクティベーション」
対策をしている所もあります。かけっ放しではなく、迅速にユーザーに対応出来るよう準備している点は評価できると思います。

・・・けどこれって所謂「事後対応」なんですよね~。『トラブルを起こさない』ではなく『トラブルを起こしたら即対応出来るよう』という。

 それが悪いとは言いませんが、何か「トラブルが起きるのを前提に準備」しているような気がして・・・穿ち過ぎかな~┐( ´ー`;)┌