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「お楽しみ?おまけ劇場」



40回目と言うことで、今回こそはやります!!
長いこと闇に葬られていたオリジナル漫画の続きを
描き下ろして完結させております・・・といっても
大した内容ではないので、暇潰し程度にご覧下さい。

+いつも通りのちぃちゃん&アニキのぬる~いお話ね♪

 



◆漫画「秘密の女子高ダイアリー」◆


ありすが描いたオリジナル漫画。
掲載号は「お楽しみCD14」・・・めちゃくちゃ古いです。
舞台が女子高ネタだと喜んで貰えるかも・・・程度で、
全く考え無しに作った、完全暇潰し用作品です。
どうか、大らかな~気持ちでご覧下さいませ。
ツッコミを入れる場合はぜひ、心の中だけで!!

ありす自身が見聞きした現実のエピソードもちょっぴり加えて
あるので、今時でない女子高を覗き見る様な気分が味わえるかも?

漫画「秘密の女子高ダイアリー」を読む!!






◆おまけの前にご紹介!◆


一応、簡単に主役のちぃちゃん&アニキ(お兄ちゃま)について、おさらいをば・・・。
ちぃちゃん アニキ(お兄ちゃま)
■ちぃちゃん■(CD55掲載の説明より)

髪の毛が外はねでピンク頭…いかにもどこぞの某アニメや、某ゲームにありがちな…。
げふんっ、げふんっ!!
とりあえず、ちんまりした女の子の方が動かしやすいだろうという事で。
更にゲームで遊ぶ方々全ての妹的存在にして「お兄ちゃま」と呼ばせようなどとあざとい企みを…!(爆)
「お兄ちゃま」と呼ばせるからには若さは必須!!…て事で、必然的に彼女は幼稚園の年長組さんになってしまいました。
公立の幼稚園だと味気ない黄色のスモックになる為、変わったデザインが多いであろう私立の幼稚園に 通ってる事にして…う~む、思いがけず、いいとこのお嬢さんてことになっちゃいました…。
彼女は自分の事を「ちぃちゃん」と呼んでいます。
ちなみに、彼女の本当の名前は「丘崎千里(おかざき ちり)」ちゃんです。
(実は名前設定が無かった為、今、即席で決定…。 大阪府の千里丘と兵庫県の尼崎を混ぜてみました…。ごめんよぉ、いい加減で。)
彼女は年齢の割には、とってもお利口さんだし、しっかり者です。
ただ、体はまだまだ成長途上にある幼いお子ちゃま。
その為、多少、舌たらずである事は否めません。
それで、「ちり」も「ちぃ」にいう発音になってしまう訳です。
本来、文章上「は」でも、発音が「わ」となるものだと、 この娘は文章上でも「わ」と表現しちゃいます。つまり「こんにちは」を「こんにちわ」と 誤用しちゃうのです。
それから、たいがい語尾にくる「です」「ます」も何故か「でち」「まち」に変換されてしまいます。
てな感じで、説明文に多々お見苦しい点がございますが、ご愛敬って事で暖かい目で見てやって頂きとう存知ます~。


■アニキ■(CD56掲載の説明より)

アニキです・・・。
一年前まで母と二人暮らししとったとです。

アニキです・・・。
慌ただしく引っ越しが決まり、新しい家についたら、そこに見も知らぬ父と妹がおったとです。

アニキです・・・。
何か気付いた時には、名字が変わっとったとです。

アニキです・・・。
思春期で難しい年頃の息子に再婚を反対されたくなかったからって既成事実は酷かとです。

アニキです・・・。
父は自分を可愛がってくれますが、対戦ゲームの時だけはマジ入って負けてくれんとです。

アニキです・・・。
妹は可愛いし自分を慕ってくれますが、完全に母の手下のショッカーになっとるとです。

アニキです・・・。
娘を外に嫁に出したくない父と、息子に変な女を嫁として連れて来られたくない母が、
利害一致で、どうも自分と妹を結婚させるべく画策しとるとです!!!

アニキです・・・。
ゲームならいっぱい選択肢が出るのに、自分の将来は強制的に一本道になりかけとるとです。


アニキです、アニキです、アニキですっ!(T△T)



てな事で。
よろしくっ!!






★ヴィクトリー!!な妹★



サンバな衣装のおかげで母がダイエットに目覚め、妹も一緒に頑張ってるらしい・・・というお話。


2日ほど、サンバの衣装でメタボチックなお腹を晒しながら腰を振っていたオカンだったが、 あまりにも下腹がぷるんぷるんしすぎてる為、腰を振り続けるうちに情けな~い気持ちになったらしい。
俺はあの拷問の様な光景を見ずに済むので、申し訳ないが、正直言ってオカンの挫折にホッとしていた。
あのまま行くと、俺まであの衣装の男用ハイレグ版を着せられて一緒に踊らされそうな勢いだったし・・・。

ただ、オカンは、あの衣装を着て腰を振ながら踊る時の爽快感を完全に手放すつもりはないらしい。

「でも、この脂肪分たっぷりの体じゃ、肌を晒して踊ってると鬱になりそうだし・・・」

オカンはそれから数日、「自分の醜い脂肪分」と「サンバの衣装を着て踊りたいが踊れないジレンマ」で フラストレーションを溜めまくっていたようだ。
そして、更に数日後の朝・・・。
雨雲を背負ってるかのような雰囲気さえ漂っていたオカンが、いきなり台風一過後の澄み渡った青空の ように、めっちゃめちゃ晴れやかな雰囲気へと変貌していたのだった。
その変貌ぶりをちょっと不気味に思いながら、何か良いことでもあったのかと尋ねると、オカンは ほにゃらぁ~っとした表情で頷いた。

何だろう・・・何故か、あまり詳しくその理由を尋ねてはいけないような気がする・・・。
これ以上、相手を刺激する言葉が出せないように、ガツガツと朝食を食う事に専念する。
俺の中の第六感が、急げ、急いで食え、そして話をサッサと切り上げてしまえ!と注意を促してくる。
食えば食うほどスピードを加速させる感じで。これなら、1分もしないうちに平らげられる!!

「母さんね、やっぱりダイエットする事にしたの!! でね、昨夜、すごくいいのを見つけたのよ!! もう、その事を誰かに言いたくて、言いたくて! あれならいつも3日坊主の私でもどうにか続きそうな気がするの!頑張れそうな気がするの!」

俺はミルクで口の中のモノを流し込むと、「そっか、良かったな、頑張れ!ごちそうさま、行ってきます!」 と適当に言葉を濁しながら、その場を立ち去った。

本当に何だろうか、この危機感は・・・。
一体、俺に何の危機を告げているというんだ?!






しかし、・・・・朝の時点で既に遅かったらしい。



またまた学校の委員会で夕方遅くなってから帰宅した俺は、リビングへの扉を開けた瞬間、 思わずカバンを落としてしまった。
そこには、TVから聞こえてくる軽快なリズムとオッサンの声に合わせて、 オカンや妹が、ラジオ体操より激しくきつそうなエクササイズをやっている。

ヴィクトリー!!な衣装の妹

・・・こ・・・この動き・・・・!!






まさかとは思うが・・・・・。






俺は唾をゴクリとのんで、TV画面の方に目をやった。







あぁーーーーっっ、やっぱりコイツかーーーっ!!






そう、そこには・・・



最強の51歳とかいう



アフロには程遠い軍曹が居た!!





今、話題の・・・あまりに辛くて数日で脱落者が続出という噂の・・・ 普段運動してないと、全身筋肉痛を引き起こすとかいう・・・ 「ビリー○ブートキャ○プ」!!
よもや自分の家で目にするとは思わなかった。

呆然と画面を見つめている俺に妹が気付いた。

「あ、お兄ちゃま、おかえりなちゃい。見て見て~、これ、ちゅごいんでちよ、お母しゃまと頑張り始めたんでち!」

思わず逃げようとした。


が、一瞬後にはオカンに捕まっていた。

「みんなで頑張りましょう?お父さんは、動けなくなると仕事に差し支えがあるからダメだけど・・・勉強くらいなら、 筋肉痛でも出来るわよね?」



あーーーくーーーまーーーっ!!


死むっ、死むーっ!!無理だから!!絶対、無理だからーっ!!
俺を仲間に引き入れようとするんじゃねぇーーーーーっ!!!


「お兄ちゃま、一緒にやろうよぉ~。」


妹が俺のズボンをくいくいと引っ張っている。
くぅっ、か・・・可愛いじゃねぇか・・・って、ダメだろー!!!正気になれーっ!!!


「ちぃちゃんは、お兄ちゃまと一緒にやりたいでち~。」


ぐはぁぁっ!!!!
捨てられた子犬のような訴えかける目をしないでくれーーーっ!!!
俺の心を揺さぶるな、妹よーーーーっ!!!


「ねぇ、お兄ちゃまぁ~、お願いでち~。」


いかん、いかん、いかん、いかんぞぉぉっ!!!
今、ここで乗ってしまったら、毎日が筋肉痛だーーーーっ!!!
俺は虚弱体質のままでいいんだーーーーーっ!!!

そんな俺にオカンはTシャツと短パンを渡す。
何だ?何だ、何だ、何なんだ?


「はい、早くこれに3分で着替えて来なさい。時間厳守よ!いいわね?」



俺の苦悩、意味なーーーーーーしっ!!



オカンによって俺は強制的に入隊させられた。



1日目のプログラムを終了する頃にはヘトヘトになっていた。


みんなで手を繋いで、お約束の・・・


「「「ヴィクトリーーーーーーッ!!」」」


俺にとってはちっともヴィクトリーじゃねぇっ!!!!



案の定、俺は暫くの間、全身筋肉痛となったのであった。



ちなみに妹はめちゃ元気にプログラムをこなし続けている。
オカンも意地で元気ハツラツだし・・・あぁ、もう、ホント誰か、誰か、助けてくださーーーいっ!!!






アニキの受難は更に続く・・・?!
ヤバイなー。主役がオカンになりつつあるような気が・・・。
ちぃちゃんとアニキの話だった筈なんだけどなぁ・・・・(--;)




もうバテたのかい?さぁ、次回も続けていくぞっっ!(笑)














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