Synth1 Ver1.06 説明書2003.9.20
English manual is here.

目次

Synth1とは

DTMソフトで使用することを目的としたソフトウェアシンサイザーです。 VSTi、DXiの両プラグイン形式に対応しています。 本ソフトはフリーウェアです。

機能的には、あの赤いシンセ Clavia NORD LEAD2を手本にしていて、下記の特徴があります。

  • 2オシレータ、FM変調、リング変調、シンクロ、モジュレーションエンベロープ
  • 4タイプのフィルタ、ディストーション
  • 2LFO(ホスト同期可能)
  • アルペジエ−タ搭載(ホスト同期)
  • テンポディレイ(ホスト同期)、ステレオコーラス/フランジャ搭載
  • レガートモード、ポルタメント
  • 16音ポリフォニック
  • プリセット128音色つき。
  • 動作軽量化の徹底。SSE利用等。(Celeron1.4GHzで、10台程度の同時演奏なら十分実用的です。)
  • オートメーション対応(VSTiのみ)

動作環境/制限事項

対応OSWindows 98SE/Me、 Windows 2000/XP(Windows2000にて開発)
対応ホストCUBASE SX, Fruity Loops3.5, SONAR1.0/2.0, etc
プラグイン形式VSTi2.0/DXi1.0
サンプリング周波数任意
制限事項 (1)マルチティンバー音源ではありません。
(2)DXi V2.0の以下の機能には対応していません。
・オートメーション機能
・マルチアウトプット

インストールとアンインストール

■インストール
(1)プログラムファイルをダウンロードし、解凍後に、setup.exeを実行してインストールを行います。
この時、サウンドバンク0(※)はプリセット音色で上書きされます。 オリジナル音色をここに保存している場合は、フォルダのバックアップを取ってからインストール してください。
※デフォルトインストールでは、C:¥Program Files¥Synth1¥soundbank00です。

(2)VSTi用のDLLファイルは、"Synth1 VST.dll"です。 Synth1のインストールフォルダ(またはzipファイル)からこのファイルをホストアプリのVSTプラグインフォルダ にコピーしてください。

(3)完了です。お使いのホストアプリケーションのプラグインメニューに追加されていることを確認してください。
■アンインストール
(1)インストール後にプログラムメニューに追加された「Uninstall Synth1」を実行してアンインストールを行います。 または、コントロールパネルのアプリケーションの追加と削除からでも可能です。

(2)ホストアプリのVSTプラグインフォルダから、"Synth1 VST.dll"を削除してください。
アンインストールを行うと、サウンドバンク0(※)も削除されます。 よって、オリジナル音色をこのフォルダに上書き保存した場合は、アンインストール前にこのフォルダのバックアップを取ってください。
※デフォルトインストールでは、C:¥Program Files¥Synth1¥soundbank00です。

操作説明

■基本操作
・パネルのサイズ/色
操作しやすい大きさに変更することができます。バックとテキストのカラーの変更も可能です。
パネル下の[opt]ボタン→Panel Size,Color Customizeで指定します。
※パネルサイズを変更した場合は、一度ウィンドウを閉じて再度開いてください。ただし、ホストアプリによっては、 一度曲データを閉じないとサイズが変更されないものもあります。

・つまみ/LCD
左クリックするとスライダーまたは、選択メニューが表示され操作可能になります。 スライダーはマウスホイールでの微調整が行えます。 スライダーを閉じるには、右クリックするか、スライダー以外の場所を左クリックします。 選択メニューも同様の操作で閉じることができます。

・LED/ボタン
LEDは直接左クリックすることで選択できます。また選択用のボタンがついている場合 は、ボタンを左クリックすることで選択を順送りできます。

・音色の切り替え
パネル下に音色名を表示しているLCDがあります。ここをクリックすると、音色バンク/リストの一覧が 開きます。一覧から目的のプログラムを左クリックして音色を確定します。右クリックするとキャンセルになります。


■概要

Synth1は下記のような構造となっています。 16個あるVoice部分は2VCOのアナログシンセをシミュレートしています。 加えて、アルペジエータ、イコライザ、ディレイ、コーラスを装備しています。


■Oscillators

オシレータは2つあります。それぞれのオシレータの波形や音程などの基本パラメタと各種変調を調整します。 また、モジュレーションエンベロープ機能により、オシレータ2の音程、FM変調量、パルス幅 の3種類のなかの一つを時間的に変化させる機能をもっています。

1オシレータ1の波形を、サイン波、三角波、ノコギリ波、パルス波から選択します。
FMFM変調の割合を調整します。オシレータ2がモジュレータ、オシレータ1がキャリアの関係になります。 ただし、FM変調は、リングモジュレーションがオフの時のみ有効です。
2オシレータ2の波形を、三角波、ノコギリ波、パルス波、ノイズから選択します。
ringリング変調(AM変調)のオン/オフを決定します。オンの場合、オシレータ2の出力はリング変調されたものになります。
trackオシレータ2のトラッキングオン/オフを決定します。トラッキングとは、打鍵したノートナンバーに応じた音程で 発音することです。オフになっている場合は、一定の周波数で発音します。
syncシンクロ機能のオン/オフを決定します。オンの場合、オシレータ1の周波数にあわせてオシレータ2の位相をリセットします。
pitchオシレータ2の音程を調整します。
fineオシレータ2の音程を微調整します。
m.envモジュレーションエンベロープのオン/オフを決定します。 オンの場合、以下のdest.,A,D,amtによって各種変調量が時間的に変化します。
dest.変調先をオシレータ2の音程、FM変調量、パルス幅から選択します。
Aモジュレーションエンベロープのアタックタイムを調整します。
Dモジュレーションエンベロープのディケイタイムを調整します。
amtモジュレーションエンベロープの変化量を調整します。真中より右でプラスの変化量、左でマイナスの変化量、ちょうど真中の場合は変化量は0で時間的変化は発生しません。
key shift打鍵したノートナンバーに対してオシレータ1,2の音程をトランスポーズします。
p/wパルス波のパルス幅を調整します。左にまわすと幅が小さく、右に回すと広く方形波に近くなります。オシレータ1,2両方ともに有効となります。
mixオシレータ1とオシレータ2の音量バランスを調整します。左に回すとオシレータ1の割合が大きく、右に回すとオシレータ2の割合が大きくなります。
tuneオシレータ1とオシレータ2の音程を微調整します。

■Filter

レゾナンスつきフィルタと、簡易ディストーション(サチュレーション)で音色のカラーを 調整します。フィルタエンベロープにより、カットオフ周波数を時間的に変化させる事ができます。

typeフィルターのタイプを、ローパス(12db)、ローパス(24db)、ハイパス(12db)、バンドパス(12db)から選択します。
Aフィルターエンベロープのアタックタイムを調整します。
Dフィルターエンベロープのディケイタイムを調整します。
Sフィルターエンベロープのサスティンレベルを調整します。
Rフィルターエンベロープのリリースタイムを調整します。
amtエンベロープの変化量を調整します。左に回すとエンベロープ変化が小さく、右にまわすと大きくなります。
frq基準となるカットオフ周波数を調整します。
resレゾナンス量を調整します。
satサチュレーション量を調整します。
trkカットオフ周波数のトラッキング感度を調整します。打鍵したノートナンバーに対してカットオフ周波数をどの程度変化させるかを調整します。 右いっぱいにまわすと、1オクターブのノートナンバー変化に対して1オクターブの周波数変化を(フル)、左いっぱいにまわすと、周波数は変化しません。 高域のノートで、高音が耳につきすぎる時等に使用します。
vel打鍵時のベロシティ値によって、エンベロープ変化量を変化させるかどうかを決定します。

■Amplifier

音量の時間的変化等をエンベロープにより調整します。

A音量エンベロープのアタックタイムを調整します。
D音量エンベロープのディケイタイムを調整します。
S音量エンベロープのサスティンレベルを調整します。
R音量エンベロープのリリースタイムを調整します。
gain基準音量を調整します。
vel打鍵時のベロシティ値によって基準音量をどの程度変化させるかを調整します。左に回すと感度が小さく、右に回すと感度が大きく音量変化が大きくなります。

■LFO

VCO,VCA,VCFのいずれかのパラメタを周期的に変化(変調)させることで、さまざまな効果を調整します。 Synth1では2つのLFOが独立して動作します。ホストシーケンサのテンポに同期させることもできます。 なお、LFO1はMIDIのホイール情報によりその周波数や量を変化させることができます。 変化の感度はPlay ModeのLFO1 Wheel Sens.で調整します。

1LFO1のオン/オフを決定します。
左LCDLFO1の波形をノコギリ波、三角波、サイン波、方形波、ランダム(サンプル&ホールド)、ランダム(スムース変化)から選択します。
左dstLFO1の変調先を、「オシレータ2のピッチ」、「オシレータ1と2のピッチ」、「フィルタのカットオフ周波数」、「音量」、「オシレータ1と2のパルス幅」、「FM変調量」から選択します。
左spdLFO1の変調周期を調整します。下記のtempoで「同期」を選んでいる場合、16小節〜32分3連符で変調周期を指定します(※)。
左amtLFO1の変調量を調整します。
左tempoLFO1の変調周期をホストシーケンサのテンポに同期するかどうかを決定します。
左keyオンにすると、どのノートも押鍵されてない状態からいずれかのノートが打鍵された瞬間に、LFO1の位相をリセットします。 オフにすると、位相はリセットされません。
2LFO2のオン/オフを決定します。
右LCDLFO2の波形をノコギリ波、三角波、サイン波、方形波、ランダム(サンプル&ホールド)、ランダム(スムース変化)から選択します。
右dstLFO2の変調先を、「オシレータ2のピッチ」、「オシレータ1と2のピッチ」、「フィルタのカットオフ周波数」、「音量」、「オシレータ1と2のパルス幅」、「FM変調量」から選択します。
右spdLFO2の変調周期を調整します。下記のtempoで「同期」を選んでいる場合、16小節〜32分3連符で変調周期を指定します(※)。
右amtLFO2の変調量を調整します。
右tempoLFO2の変調周期をホストシーケンサのテンポに同期するかどうかを決定します。
右keyオンにすると、どのノートも押鍵されてない状態からいずれかのノートが打鍵された瞬間に、LFO2の位相をリセットします。 オフにすると、位相はリセットされません。
(※)tempo同期オンの状態で、spdスライダーに表示される記号の意味は下記の通りです。
(1)〜(32)→全音符〜32分音符
'+'      →音符の足し算
'*'      →音符の掛け算
'/3'     →3連符

■Equalizer

1つのパラメトリックイコライザとハイパス/ローパスフィルタです。

freqパラメトリックイコライザの周波数を調整します。
levlパラメトリックイコライザのイコライジング量を調整します。左に回すとマイナス、右に回すとプラス、真中で0です。
Qパラメトリックイコライザのイコライジングカーブを調整します。左に回すと平坦になり、右に回すと急になります。
toneローパス/ハイパスフィルタのカットオフを調整します。 左に回すとハイカットとして働き、高音が削られます。 右に回すとローカットとして働き、低音が削られます。 コード引きなどで低音が出すぎる場合や、ベース音のハイカットなどに便利です。

■Tempo Delay

ホストシーケンサのテンポに同期したディレイエフェクトです。 ただし、最大で約3秒(48KHz時)のバッファのため非常にゆっくりとしたテンポの場合は、 同期不可能となります。(96KHz動作時は、最大1.5秒になります。)

ONエフェクトのオン/オフを決定します。
time「32分3連」〜「全音符」からディレイタイムを調整します。
fdbkフィードバック量を調整します。
levlディレイ音量を調整します。

■Chorus/Flanger

ステレオのコーラス/フランジャエフェクトです。

ONエフェクトのオン/オフを決定します。
LCDコーラス、フランジャの効果を「1相」、「2相」、「4相」から選択します。1相の場合はモノラルとなります。 フランジャ効果を得たい時には、1相が向いているようです。
time基本となる遅延時間を調整します。時間が小さいほどフランジャ効果となります。
deph変調の量を調整します。
rate変調周波数を調整します。
fdbkフィードバック量を調整します。
levlコーラス/フランジャ音量を調整します。

■Arpeggiator

単純なアルペジエータです。 アルペジエータとは、その名のとおり押鍵されている和音(単音でも可)を一音ずつ 一定のテンポで、自動演奏する機構です。

ONアルペジーエータのオン/オフを決定します。
type演奏の方式を「updown」、「up」、「down」「random」から選択します。 「updown」は、押鍵されている鍵盤の低音から高音までを順番に往復演奏します。 「up」は低音から高音に、「down」は高音から低音に順番に演奏します。 「random」はランダムな順番に演奏します。
range演奏する範囲をオクターブ単位で広げます。 1oct〜4octはそれぞれ、1〜4オクターブまで演奏範囲を広げます。
beat演奏スピードを「全音符」〜「32分3連」から選択します。
gate一つの鍵盤を押している時間(ゲートタイム)を調整します。 右いっぱいまでまわすと、音が途切れないように演奏するため、Play Modeの「レガート」、「ポルタメント」と組み合わせると効果的です。

■Play Mode

演奏に関する設定を行います。

mode演奏モードを「ポリボイス」、「モノ」、「レガート」から選択します。 「ポリボイス」は、通常演奏で和音演奏が可能です。 「モノ」は1ボイスのみを使用して演奏します。和音演奏はできません。 「レガート」は1ボイスのみを使用する点は「モノ」と同じですが、 音が途切れないような演奏をした時に、VCO〜VCAの各エンベロープを トリガさせずに、音程のみを変化させる点が異なります。 ポルタメント組み合わせて独特奏法が可能になります。 「モノ」、「レガート」ともにソロ演奏時に多く使われます。
p.b rangeMIDIのピッチベンド情報を受信したときの、ピッチの変化幅を調整します。
portamentポルタメントタイムを調整します。 ポルタメントとは、各ボイスが発音を開始した時に音程を目的の高さまで連続的に変化させる機能です。
speedSynth1は、MIDIのモジュレーションホイール情報を受信したとき、LFO1の変調周波数を変化させます。 その変化の感度を調整します。
amtSynth1は、MIDIのモジュレーションホイール情報を受信したとき、LFO1の変調量を変化させます。 その変化の感度を調整します。
unison「ポリボイス」時は2ボイス、「モノ/レガート」時は4ボイスを使って各ノートを発音します。 微妙にピッチのずれた音が重なるため、音に厚みがでます。
auto音が途切れないような演奏をした時にだけポルタメントを効かせる機能です。

■共通設定

音色プログラムの切り替えや保存、その他全体に関わる設定を行います。 Synth1の音色管理は、128音色を一つのバンクとして管理していて、 このバンクが合計10個あり、合計1280音色を同時管理可能です。 各音色プログラムは、1つのファイルとして保存されています。 そのファイルの格納フォルダは、バンク毎に分かれており それぞれオプションダイアログ/Generalで設定することができます。

volマスターボリュームを調整します。
polyポリ演奏モード時の同時発音可能なボイス数を調整します。
program音色プログラムを切り替えます。 LCDをクリックすることで、バンク/音色の一覧ウィンドウが開き、バンク/プログラムを選択できます。
bank音色バンクを切り替えます。
write現在の音色をファイルに書き込みます。 クリックすると音色書き込み用のウィンドウが開き、任意のバンク/プログラム番号に書き込む事ができます。 この時colorを指定すれば、一覧表示ではその色で表示されます。
opt
  • オプションダイアログを開きます。
  • [Shift]キーを押しながらクリックすると、MIDI Contorl Change ラーンモードに入ります。ラーンモードでは、MIDIコントールチェンジとSynth1のパラメタとの対応関係(Control Change Map) を簡単に行う事ができます。Synth1上のパラメータをクリックした後に、MIDIコントローラやシンセサイザーなど からツマミ操作を行うと、クリックしたSynth1のパラメタと、MIDI CCが対応づけされます。 ラーンモードを抜けるには、vol,poly,bank.write.optのどれかをクリックします。
  • ■オプションダイアログ

    起動中の全てのSynth1に共通となる一般設定とMIDI設定を行います。

    GENERAL音色ファイルの格納フォルダ、マスターチューニング、パネルに関する設定をします。 パネルのカラーの設定はHTMLなどで使われている#RRGGBB形式で指定します。
    MIDIMIDIコントロールチェンジマップの編集/Load/Save,MIDIメッセージの設定などを指定します。
  • Receive Message : 通常、音色プログラムはMIDIのbank selectメッセージおよび、 program changeメッセージを受信すると変更されます。しかし、これらのメッセージを無視して、音色プログラムの変更を 行わないようにすることがでます。
  • Control Change Map : Synth1 V1.06には、nord lead2用のCCマップを用意しました。loadボタンで 読み込んで使用してください。
  • プリセットサウンドについて

    Synth1には、128音のプリセットサウンドがついています。 SC-88Proを参考にしてGM音色をシミュレートしてみました。 ですが、、、はっきり言って前半の音色はヘボイです(笑)。 参考用にお使いください。 ただ、前半でもシンセシンセした音や81番以降のシンセ独特のサウンドに ついては、結構使えるかと思います。 (なおYMO好きな方は、98:Behind the maskで高音ファラドを和音で引いてみてください。 そのまんまです!)

    変更履歴

    ■Ver1.06 (2003.9.20)
    • 音に関すること
      • ユニゾンモード追加
      • ポルタメントにAutoモードを追加
      • VCFのFreqつまみを回した時にカクカクしないようにした。
      • VCFレゾナンス発振を原音が消える程度にまで拡大した。
      • VCFディストーションのクオリティアップを図りサチュレーションに命名変更
      • VCFのベロシティの効き具合を調整
      • VCOのS/Nを改善(特にSine及び、Triangle)
      • Delay<->Chorus/Flangerの接続方法を変更し、ディレイ音にはコーラス成分が強調されるようにした。
      • Chorus/Flangerアルゴリズムの見直しにより、フィードバック効果が強調されるようにした。
      • ポルタメントの効き方を、指数関数的に変更
      • monoモード時に発生していたプチノイズの解消
    • MIDI関連
      • Midi Control Change受信により、パラメタの変更ができるようにした。
      • Control Change Mapの書き出し/読み込み機能の追加
      • Midi Control Learnモード機能の追加(Shiftを押しながらOPTボタンをクリック)
      • Nord Lead2用のControl Mapを追加
    • BugFix関連
      • DXiで、テンポチェンジがはいると、ハングアップする事象を修正。
      • アルペジエータのテンポが徐々にずれてくる事象を修正。
      • VSTiで規定されている、範囲内(0〜1)に全パラメタを抑えた。(Muzie対応)
      • VSTi起動時にクラッシュするバグの修正
      • その他もろもろ修正
    • GUI関連
      • VSTi標準の音色管理機構に対応し、Cubaseのインスペクタに対応した。
    ■Ver1.05a (2002.11.17)
    • 音に関すること
      • 44.1KHz以外の任意サンプリング周波数に対応
      • Master Tune設定を追加
      • OSC2ピッチエンベロープをモジュレーションエンベロープとし、FM,p/wにも変調をかけれるようにした
      • オシレータのFMつまみ操作時になめらかに変調がかかるようにした
      • OSC2のfineの設定をセント単位に変更
      • OSC1,2にファインチューンを追加
      • Sync+FM変調時の処理に問題があったところを修正
      • Sync時のノイズリセット方法に問題があったのを修正
      • ノイズジェネレータを、ボイス毎に持つように変更
      • LFOにテンポシンク、キーシンク機能を追加
      • LFOの最高スピードを引き上げた
      • LFOの変調先にFMを追加
      • ディレイONの瞬間にノイズを発生する場合があったのを修正
      • アタックエンベロープの調整(*1)
      • ボリューム、ゲイン。サステインのかかり具合を調整(*1)
      • ベロシティのかかり具合を調整(*1)
      • その他内部ロジック見直しにより負荷軽減
      • (*1)V1.04a以前のバージョンで保存した音色は、自動的にV1.05a用に調整されて読み込まれます。
    • MIDI関連
      • Sustain Pedalの対応
    • BugFix関連
      • mod envの最大値が1になっていなかったのを修正
      • コーラスバッファが大きすぎたのを修正
      • ピッチエンヴェロープとの関係でポルタメントが動作しない事があったのを修正
      • FruityLoopsでRandomizeで、アルペジエータのrangeが表示されなくなるバグを修正
      • LFOのrandom波形でamtを超えた値がくることがあったのを修正
    • GUI関連
      • ディレイ、アルページエータのテンポ表示をテキスト記号に変更
      • LCDにスライダ/選択メニューを追加
      • LEDを直接選択できるようにした
      • 音色毎に色分け機能を追加
      • スライダーの長さを若干大きくし、スライダ出現時のマウスジャンプ位置をの右端に変更
      • デフォルト大きさ130%に変更
      • つまみ大きさを若干大きく
      • バンクをクリックしたときにも音色選択ができるようにした/li>
      • 各種スライダ表示内容の変更
      • legart×→legato○に変更
    ■Ver1.04a (2002.11.8)
    • SONAR+Synth1でAudio Exportや、TrackDown使用時に落ちるバグを修正した
    ■Ver1.04 (2002.10.30)
    • SynthEdit+Synth1使用で終了時に落ちるバグを修正した
    ■Ver1.03 (2002.10.28)
    • GDIリソースリークバグを修正し、Win98/Meで安定するようにした
    • 描画用の使用メモリをコンパクト化した
    ■Ver1.02 (2002.10.27)
    • VSTiで、LFOの波形選択がうまくいかなかったバグを修正
    • VSTiで、終了時のメモリリークバグを修正
    • 画面サイズ/カラーの変更機能追加
    • ダイアログ出現位置の調整
    • つまみに目盛り表示を追加し、描画を細かく変更
    • スライダー表示を細くして、隣のつまみに大きくかぶらないように変更
    • 非SSE搭載機種の場合、フィルターのクリッピング処理が行われていなかったのを修正
    ■Ver1.01 (2002.10.15)
    • VSTiに対応
    • MIDIメッセージの無視のオプション追加
    • ダイアログ出現位置の調整
    ■Ver 1.0 (2002.10.9)
    • 初登録版

    サポート情報

    ■サポートなど

    最新情報は、下記のホームページにてお知らせしています。参照ください。

    http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-SanJose/5005/
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