DTMソフトで使用することを目的としたソフトウェアシンサイザーです。 VSTi、DXiの両プラグイン形式に対応しています。 本ソフトはフリーウェアです。
機能的には、あの赤いシンセ Clavia NORD LEAD2を手本にしていて、下記の特徴があります。
Synth1は下記のような構造となっています。 16個あるVoice部分は2VCOのアナログシンセをシミュレートしています。 加えて、アルペジエータ、イコライザ、ディレイ、コーラスを装備しています。
オシレータは2つあります。それぞれのオシレータの波形や音程などの基本パラメタと各種変調を調整します。 また、モジュレーションエンベロープ機能により、オシレータ2の音程、FM変調量、パルス幅 の3種類のなかの一つを時間的に変化させる機能をもっています。
レゾナンスつきフィルタと、簡易ディストーション(サチュレーション)で音色のカラーを 調整します。フィルタエンベロープにより、カットオフ周波数を時間的に変化させる事ができます。
音量の時間的変化等をエンベロープにより調整します。
VCO,VCA,VCFのいずれかのパラメタを周期的に変化(変調)させることで、さまざまな効果を調整します。 Synth1では2つのLFOが独立して動作します。ホストシーケンサのテンポに同期させることもできます。 なお、LFO1はMIDIのホイール情報によりその周波数や量を変化させることができます。 変化の感度はPlay ModeのLFO1 Wheel Sens.で調整します。
(1)〜(32)→全音符〜32分音符 '+' →音符の足し算 '*' →音符の掛け算 '/3' →3連符
1つのパラメトリックイコライザとハイパス/ローパスフィルタです。
ホストシーケンサのテンポに同期したディレイエフェクトです。 ただし、最大で約3秒(48KHz時)のバッファのため非常にゆっくりとしたテンポの場合は、 同期不可能となります。(96KHz動作時は、最大1.5秒になります。)
ステレオのコーラス/フランジャエフェクトです。
単純なアルペジエータです。 アルペジエータとは、その名のとおり押鍵されている和音(単音でも可)を一音ずつ 一定のテンポで、自動演奏する機構です。
演奏に関する設定を行います。
音色プログラムの切り替えや保存、その他全体に関わる設定を行います。 Synth1の音色管理は、128音色を一つのバンクとして管理していて、 このバンクが合計10個あり、合計1280音色を同時管理可能です。 各音色プログラムは、1つのファイルとして保存されています。 そのファイルの格納フォルダは、バンク毎に分かれており それぞれオプションダイアログ/Generalで設定することができます。
起動中の全てのSynth1に共通となる一般設定とMIDI設定を行います。
Synth1には、128音のプリセットサウンドがついています。 SC-88Proを参考にしてGM音色をシミュレートしてみました。 ですが、、、はっきり言って前半の音色はヘボイです(笑)。 参考用にお使いください。 ただ、前半でもシンセシンセした音や81番以降のシンセ独特のサウンドに ついては、結構使えるかと思います。 (なおYMO好きな方は、98:Behind the maskで高音ファラドを和音で引いてみてください。 そのまんまです!)
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