Adobe Illustrator
Netscape Navigator
Photoshopプラグインの仕様はインターネットの米アドビシステム社のホームページに「PLUG-IN TOOLKIT」として公開されている 。仕様が詳細に決められているので、PLUG-IN TOOLKITを入手しさえすれば、誰でもプラグインを作成できる。そのためプラグインは、サードパーティーによって販売されるものだけでなく、個人の作ったものがフリーウェアやシェアウェアとして、インターネット等を通じて公開されているケースも多い。
プラグインツールはものによっては、PhotoshopだけでなくIllustratorや、 Premire、Direcotr 5.0などとも互換性を持ち、それぞれのアプリケーションで同じ効果を発揮する仕様になっているものもある。作品の使用目的に合わせてアプリケーションを選び、その上で同じ機能やエフェクト効果を選択することができる。
他に、直接メニューには現われないが、Photoshopのパフォーマンスを向上させるための「拡張機能」プラグインなどがある。
プラグインツールのインストールは基本的には、Photoshopで環境設定されている「プラグイン」フォルダに、プラグインのファイルを入れておくだけでいい。
ただし、Photoshopを起動している場合は一度アプリケーションを終了してから「プラグイン」フォルダにコピーしたあと、再びPhotoshopを起動すること。あとは起動時に「プラグイン」フォルダがチェックされ、プラグインの機能がメニューに取り込まれる。数多くのプラグインを利用したいときには、あらかじめPhotoshopの使用メモリを多めに設定しておくといいだろう。
Illustratorのプラグインで圧倒的に多いのが、描画したオブジェクトにさまざまな効果を与えるグラフィックフィルタだ。中でも、市販品として一番人気なのが、簡単に3Dオブジェクトを生成できる機能を付加するプラグインパッケージだ。KPTシリーズの「VECTOREffects」や「FILTERiT」は、プロから一般ユーザーまでに幅広く浸透した3Dプラグインだ。
今回紹介するオンラインウェアのプラグインは、5つとサンプルこそ少ないが、いずれもグラフィックフィルタに属するものだ。
Illustratorのフォルダの中に「プラグイン」フォルダがある。インストールの方法はPhotoshopの場合と同じで、プラグインモジュールをこのフォルダの中にドラッグ&ドロップするだけだ。
なお、Illustrator用のプラグインは、同じアドビシステムズ社の製品であるFreeHandとプラグインを共有できるケースが多いことを付け加えておこう。
少数精鋭のオンラインウェアプラグイン。どうぞお試しあれ。