Platform SDK: DirectX
テクスチャ座標のトランスフォームと取得  [C++]

アプリケーションでジオメトリに使用する行列と同様、IDirect3DDevice7::SetTransform および IDirect3DDevice7::GetTransform メソッドを呼び出してテクスチャ座標トランスフォームを設定および取得できる。これらのメソッドは、テクスチャ ステージの 0 〜 7 のトランスフォーム行列をそれぞれ識別する、D3DTRANSFORMSTATETYPE 列挙型の D3DTRANSFORMSTATE_TEXTURE0 〜 D3DTRANSFORMSTATE_TEXTURE7 メンバを受け取る。

次のコードは、テクスチャ ステージ 0 のテクスチャ座標に適用される行列を設定する。

// この例では、lpd3dDevice 変数に IDirect3DDevice7 インターフェイスへの
// 有効なポインタが格納されている。

D3DMATRIX matTrans  = D3DUtil_SetIdentityMatrix(); // d3dutil.h に宣言される。

// 希望のトランスフォーム用の行列を設定する。
lpd3dDevice->SetTransform(D3DTRANSFORMSTATE_TEXTURE0, &matTrans);
[Visual Basic]

アプリケーションでジオメトリに使用する行列と同様、Direct3DDevice7.SetTransform および Direct3DDevice7.GetTransform メソッドを呼び出してテクスチャ座標トランスフォームを設定および取得できる。これらのメソッドは、テクスチャ ステージの 0 〜 7 のトランスフォーム行列をそれぞれ識別する、CONST_D3DTRANSFORMSTATETYPE 列挙の D3DTRANSFORMSTATE_TEXTURE0 〜 D3DTRANSFORMSTATE_TEXTURE7 メンバを受け取る。

次のコードは、テクスチャ ステージ 0 のテクスチャ座標に適用される行列を設定する。

' この例では、d3dDevice 変数に Direct3DDevice7 オブジェクトへの
' 有効な参照が格納されており、
' dx には DirectX7 オブジェクトへの有効な参照が格納されている。
Dim matTrans As D3DMATRIX
Call dx.IdentityMatrix(matTrans)

' 希望のトランスフォーム用の行列を設定する。
Call d3dDevice.SetTransform(D3DTRANSFORMSTATE_TEXTURE0, matTrans)