Platform SDK: DirectX

IUnknown::Release

IUnknown::Release メソッドは、オブジェクトの参照カウントを 1 だけ減少させる。

ULONG Release();

パラメータ

パラメータなし。

戻り値

新しい参照カウント値を返す。この値は、診断およびテストを目的として使うためだけに用意されたものである。

注意

オブジェクトは、参照カウントが 0 になると解放される。AddRef メソッドを呼び出すと、オブジェクトの参照カウントは 1 だけ増加する。

IUnknown::AddRef または IUnknown::QueryInterface を呼び出したか、または DirectDrawCreate などのオブジェクト作成関数を呼び出して明示的に作成したインターフェイスがある場合は、必ずこのメソッドを呼び出してインターフェイスを解放しなければならない。インターフェイスだけを解放するのに必要な処理は、このメソッドの呼び出しである。

動作環境

  Windows NT/2000 : Windows NT 3.1 以降が必要。
  Windows 95/98 : Windows 95 以降が必要。
  ヘッダー : unknwn.h で宣言。