Platform SDK: DirectX

IDirectSoundBuffer::GetCurrentPosition

IDirectSoundBuffer::GetCurrentPosition メソッドは、サウンド バッファ内の再生カーソルと書き込みカーソルの現在の位置を取得する。

HRESULT GetCurrentPosition(
  LPDWORD lpdwCurrentPlayCursor,  
  LPDWORD lpdwCurrentWriteCursor  
);

パラメータ

lpdwCurrentPlayCursor
DirectSoundBuffer オブジェクト内のカレント プレイ ポジションを保持する変数のアドレス。この位置はサウンド バッファ内のオフセットであり、バイト単位で指定される。カレント プレイ ポジションが必要ない場合は、このパラメータは NULL であってもよい。
lpdwCurrentWriteCursor
DirectSoundBuffer オブジェクト内のカレント ライト ポジションを保持する変数のアドレス。この位置はサウンド バッファ内のオフセットであり、バイト単位で指定される。カレント ライト ポジションが必要ない場合は、このパラメータは NULL であってもよい。

戻り値

成功すれば DS_OK、失敗すれば次のエラー値のいずれかを返す。

DSERR_INVALIDPARAM
DSERR_PRIOLEVELNEEDED

注意

書き込みカーソルは、バッファへのデータ書き込みを安全に行える位置を示す。書き込みカーソルは通常、再生カーソルより 15 ミリ秒のオーディオ データ分だけ先行している。詳細については、「カレント プレイ ポジションとカレント ライト ポジション」を参照すること。

lpdwCurrentPlayCursor パラメータが示す位置より後の場所では、必ずデータを安全に変更できる。

動作環境

  Windows NT/2000 : Service Pack 3 を適用した Windows NT バージョン 4.0 以降が必要。
  Windows 95/98 : Windows 95 以降が必要。Windows 95 用に再配布可能な形で使用可能。
  ヘッダー : dsound.h で宣言。
  インポート ライブラリ : dsound.lib を使用。

参照

IDirectSoundBufferIDirectSoundBuffer::SetCurrentPosition