アプリケーションは、ウィンドウプロシージャでウィンドウメッセージに応答するためにIDirect3DRMWinDeviceインターフェイスのメソッドを使用する。このセクションはIDirect3DRMWinDeviceインターフェイスメソッドのリファレンスである。概念についての概要は、「ウィンドウ管理」を参照すること。
IDirect3DRMWinDeviceインターフェイスは次のメソッドをサポートする。
HandleActivate |
HandlePaint |
すべてのCOMインターフェイスと同様、IDirect3DRMWinDeviceインターフェイスはIUnknownインターフェイスメソッドを継承する。IUnknownインターフェイスは、以下の3つのメソッドをサポートする。
AddRef |
QueryInterface |
Release |
Direct3DRMWinDeviceオブジェクトは、IID_IDirect3DRMWinDeviceを指定してIDirect3DRMObject::QueryInterfaceメソッド呼び出すか、IDirect3DRM3::CreateDeviceFromD3Dのようなメソッドを使用すれば取得できる。IDirect3DRMWinDeviceメソッドは、IDirect3DRMDevice3インターフェイスから継承される。
Microsoft® Windows®のWM_ACTIVATEメッセージに応答する。これにより、アクティブなレンダリングウィンドウで色を正しく保つことができる。
構文
HRESULT HandleActivate(
WORD wParam
);
パラメータ
- wParam
- メッセージ処理プロシージャに渡される、WM_ACTIVATEのWPARAMパラメータ。
戻り値
成功すればD3DRM_OK、失敗すればエラーを返す。エラーのリストについては、「Direct3D保持モードの戻り値」を参照すること。
WindowsのWM_PAINTメッセージに応答する。hDCパラメータは、WindowsのBeginPaint関数に渡されるPAINTSTRUCT構造体から取得される。このメソッドは、デバイス上に作成されたビューポートの外側の領域を再描画することがあるため、ウィンドウ内のアプリケーション領域を再描画する前に必ず呼び出す必要がある。
構文
HRESULT HandlePaint(
HDC hDC
);
パラメータ
- hDC
- デバイスコンテキスト(DC)のハンドル。
戻り値
成功すればD3DRM_OK、失敗すればエラーを返す。エラーのリストについては、「Direct3D保持モードの戻り値」を参照すること。
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