Platform SDK: DirectX |
ここでは、Visual Basic でのアプリケーション開発について説明する。C++ については、「DirectPlay C++ サンプル」を参照すること。
Memory は、4 人までのプレーヤーが参加できる簡単なネットワーク ゲームである。このゲームは、接続を確立し、セッションを作成するかまたはセッションに参加し、プレーヤーを作成し、DirectPlay メッセージを送受信する方法を示している。
ソース : (SDK ルート)\Samples\Multimedia\VBSamples\DPlay\Src\Memory
実行可能ファイル : (SDK ルート)\Samples\Multimedia\VBSamples\DPlay\Bin\Memory.exe
ネットワーク セッションを作成するか、またはネットワーク セッションに参加するには、[Multiplayer] ボタンをクリックする。接続の種類を選択し、オプションでプレーヤーの名前を変更して、[OK] をクリックする。セッションをホストしている場合は、サービス プロバイダのあらゆるダイアログ ボックスをキャンセルすることができる。
TCP/IP 接続を選択すると、1 台のコンピュータ上で複数のセッションを実行し、ゲームをプレイすることができる。
[Join or Create Game] ダイアログ ボックスで、[New] をクリックして新しいゲームを作成するか、またはリストからゲームを選択して [Join] をクリックする。このリストは自動的には更新されないので、ほかのプレーヤーがゲームを作成するのを待機している場合は、[Refresh] ボタンを定期的にクリックする必要がある。
ゲームを作成する場合は、プレーヤーの最大数と名前を設定して、[Create] をクリックする。[Waiting for Host to Start Game] ダイアログ ボックスが表示される。最低 1 人のプレーヤーがリストに表示されていれば、ゲームを直ちに開始することができる。
ゲームをプレイするには、自分の名前がスコアボードに強調表示されるのを待って、任意の 2 つのタイルをクリックする。タイルが一致したら、もう一度プレイする。一致したタイルが最も多いプレーヤーが勝ちである。一致しないタイルは、次のプレーヤーがタイルをクリックすると、直ちに隠される。
ほかのすべてのプレーヤーにチャット メッセージを送信するには、Enter キーを押す。
途中でゲームを抜けると、ほかのプレーヤーがホストになる。
アプリケーションは、GlobalModule.bas モジュールの Sub Main でメッセージを問い合わせる。また、ほとんどのフォームに、DirectPlay のコードが含まれている。