Platform SDK: DirectX

IDirectDrawVideoPort

アプリケーションは、ライブ ビデオ データをハードウェア ビデオポートから DirectDraw サーフェスにチャネルするために、IDirectDrawVideoPort インターフェイスのメソッドを利用する。ここでは、このインターフェイスのメソッドのリファレンスを提供する。概念の概要については、「ビデオ ポート」を参照すること。

IDirectDrawVideoPort インターフェイスのメソッドは、以下のグループにまとめることができる。

カラー コントロール GetColorControls
  SetColorControls
フィールドと信号 GetFieldPolarity
  GetVideoSignalStatus
フリッピング Flip
  SetTargetSurface
フォーマット GetInputFormats
  GetOutputFormats
タイミングと同期 GetVideoLine
  WaitForSync
ビデオ コントロール StartVideo
  StopVideo
UpdateVideo
ズーム係数 GetBandwidthInfo

すべての COM インターフェイスと同様、IDirectDrawVideoPort インターフェイスは IUnknown インターフェイスメソッドを継承する。IUnknown インターフェイスは、以下の 3 つのメソッドをサポートする。

IUnknown AddRef
  QueryInterface
Release

LPDIRECTDRAWVIDEOPORT データ型を使用すると、IDirectDrawVideoPort インターフェイスへのポインタを含む変数を宣言できる。dvp.h ヘッダー ファイルは、次のコードで LPDIRECTDRAWVIDEOPORT を宣言する。

typedef struct IDirectDrawVideoPort    FAR *LPDIRECTDRAWVIDEOPORT;

動作環境

  Windows NT/2000 :Windows 2000 が必要。
  Windows 95/98 : Windows 95 以降が必要。Windows 95 用に再配布可能な形で使用可能。
  ヘッダー : dvp.h で宣言。
  インポート ライブラリ : ddraw.lib を使用。