Platform SDK: DirectX

IKsControl::KsProperty

IKsControl::KsProperty メソッドは、プロパティの値を取得または設定する。概要については、「ポートのプロパティ セット」を参照すること。

HRESULT KsProperty(
  PKSPROPERTY pProperty, 
  ULONG ulPropertyLength,
  LPVOID pvPropertyData,
  ULONG ulDataLength,
  PULONG pulBytesReturned
);

パラメータ

pProperty
プロパティ セット、項目、実行する操作を提供する KSPROPERTY 構造体のアドレス。このプロパティにインスタンス データが含まれる場合、そのデータはメモリ内で構造体のすぐ後に置かれていなければならない。
ulPropertyLength
pProperty が指すメモリの長さ。任意のインスタンス データも含む。
pvPropertyData
設定操作の場合、プロパティの新しい値を表すデータを含むメモリ バッファのアドレス。取得操作の場合、プロパティの値を十分に保持できるメモリのアドレス。基本的なサポート問い合わせの場合、サイズが最低でも DWORD のバッファのアドレス。
ulDataLength
pvPropertyData が指すバッファの長さ。
pulBytesReturned
KSPROPERTY_TYPE_GET または KSPROPERTY_TYPE_BASICSUPPORT の呼び出しで、ポートによって pvPropertyData に返されるバイト数を受け取る変数のアドレス。

戻り値

成功すれば S_OK を返す。

失敗すれば次のエラー値のいずれかを返す。

E_FAIL
E_INVALIDARG
E_NOTIMPL
E_OUTOFMEMORY
E_POINTER
DMUS_E_UNKNOWN_PROPERTY

動作環境

  Windows NT/2000 : Windows 2000 が必要。
  Windows 95/98 : Windows 95 以降が必要。Windows 95 用に再配布可能な形で使用可能。
  ヘッダー : dmksctrl.h で宣言。

参照

ポートのプロパティ セット