Platform SDK: DirectX |
ここでは、C++ でのアプリケーション開発について説明する。Visual Basic については、「Direct3D 直接モード Visual Basic サンプル」を参照すること。
Filter サンプルでは、Direct3D がサポートするテクスチャ フィルタリング技法を示す。Direct3D テクスチャ フィルタリング技法により、アプリケーションはレンダリングされたプリミティブの外観に、より一層のリアリティを加えることができる。詳細については、「テクスチャ フィルタリング」を参照すること。
ソース ファイル :(SDK ルート)\Samples\Multimedia\D3dim\Src\Filter
実行可能ファイル :(SDK ルート)\Samples\Multimedia\D3dim\Bin\Filter.exe
サンプルを起動すると、テクスチャ付きの 2 つの矩形プリミティブが表示される。
F1 キーを押すと [About] ダイアログ ボックスに表示される通常のコマンドに加えて、このプログラムにはメイン メニューがある。
[File] メニューでは、プログラムの一時停止と再開、Direct3D デバイスの変更、プログラムの終了が選択できる。アプリケーションの一時停止と再開は、Enter キーを押すことによっても行える。
[Left Pane] メニューは、サンプルがスクリーンの左側で 3D プリミティブの拡大縮小を行うのに使用する、テクスチャ フィルタリング方法を制御する。また、エッジ アンチエイリアシングや異方性テクスチャ フィルタリングのオプションもある。これらのオプションのエフェクトを見るには、ソフトウェア リファレンス ラスタライザを有効にする必要がある。リファレンス ラスタライザを有効にするには、(SDK ルート)\Samples\Multimedia\D3dim\Bin\Enablerefrast.reg を実行する。
[Right Pane] メニューにより、サンプルがスクリーンの右側でプリミティブのレンダリングを行うとき、拡大縮小に使用するフィルタリング方法を設定できる。
このサンプルは、最近点サンプリング、線形フィルタリングおよび異方性テクスチャ フィルタリングを示し、異方性の有効化と無効化の方法を示している。さらに、エッジ アンチエイリアシングを有効にする方法も示している。