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DDVIDEOPORTBANDWIDTH 構造体は、特定のビデオポートとピクセルフォーマット構成と共に使用する場合、オーバーレイ サーフェスの帯域幅特性を記述する。この構造体は、IDirectDrawVideoPort::GetBandwidthInfo メソッドと共に使用される。
typedef struct _DDVIDEOPORTBANDWIDTH { DWORD dwSize; DWORD dwCaps; DWORD dwOverlay; DWORD dwColorkey; DWORD dwYInterpolate; DWORD dwYInterpAndColorkey; DWORD dwReserved1; DWORD dwReserved2; } DDVIDEOPORTBANDWIDTH,*LPDDVIDEOPORTBANDWIDTH;
DDVPBCAPS_DESTINATION を指定すると、他のメンバで記述される伸縮係数は、GetBandwidthInfo メソッドの呼び出しで与えられるディメンジョンでオーバーレイを表示するのに必要となる最小伸縮係数を記述する。伸縮係数値が 1000 未満の場合、表示の際にビデオ ポートはオーバーレイを収縮する能力を持つ。伸縮係数値が 1000 を超える場合は、オーバーレイを表示するためにオーバーレイを伸縮して転送元より大きくする必要がある。
DDVPBCAPS_SOURCE を指定すると、ほかのメンバに記述されている伸縮係数は、オーバーレイを表示するためにオーバーレイ転送元をどれくらい収縮する必要があるかを示す。この場合、最適値は 1000 で、収縮が必要ないことを意味する。値が 1000 より小さい場合、GetBandwidthInfo の呼び出しの際に指定した転送元矩形が大きすぎることを意味する。たとえば、伸縮係数が 750 で dwWidth パラメータに 320 ピクセルを指定した場合、そのサイズではオーバーレイを表示できない。オーバーレイを表示するには、240 ピクセル幅の転送元矩形を使用しなければならない。
Windows NT/2000 :Windows 2000 が必要。
Windows 95/98 : Windows 95 以降が必要。Windows 95 用に再配布可能な形で使用可能。
ヘッダー : dvp.h で宣言。