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DirectMusicComposer.AutoTransition メソッドは、パフォーマンスのプライマリ セグメント (または無音) 内部からほかのセグメントへの移行部をアレンジし、演奏の目的でその移行部とセカンダリ セグメントを挿入する。
object.AutoTransition( _ performance As DirectMusicPerformance, _ toSeg As DirectMusicSegment, _ lCommand As Long, _ lFlags As Long, _ chordmap As DirectMusicChordMap) _ As DirectMusicSegment
成功すれば、移行部セグメントのアレンジに利用できるスタイルがほかにない場合に限り、DirectMusicSegment オブジェクトを返す。「注意」を参照すること。
失敗すればエラーが発生し、Err.Number が設定される。
lFlags が DMUS_COMPOSEF_MODULATE を含んでいない場合、toSeg の値は NULL でもよい。toSeg が NULL またはスタイル トラックを含まないセグメントの場合、導入部の装飾は無効になる。演奏中のセグメントがない場合またはセグメントがスタイル トラックを含んでいない場合は、フィル、ブレーク、エンド、およびグルーブの装飾が無効になる。
演奏中のセグメントまたは toSeg のどちらも、NULL またはスタイル トラックを含まないセグメント (MIDI ファイルに基づくセグメントなど) を指定できる。その場合、すべての装飾は無効になり、演奏中のセグメントと toSeg の間で移行は行われない。メソッドは NULL を返すが、成功して、toSeg によって表されるセグメントを挿入する。
chordmap の値は NULL でもよい。値が NULL の場合、コード マップ トラックからコード マップを取得する試みが行われる。最初に toSeg、次にパフォーマンスのプライマリ セグメントが試される。どのセグメントにもコード マップ トラックが含まれない場合は、現在のタイムにプライマリ セグメント内で発生するコードが移行部のコードとして使われる。