Platform SDK: DirectX

Chat サンプル

[C++]

ここでは、Visual Basic でのアプリケーション開発について説明する。C++ については、「DirectPlay C++ サンプル」を参照すること。

[Visual Basic]

説明

Chat サンプルは、簡単なチャット クライアントである。このサンプルは、ロビー クライアントから起動することも、ユーザーによって起動された後にロビー セッションに参加することも可能である。

パス

ソース : (SDK ルート)\Samples\Multimedia\VBSamples\DPlay\Src\Chat

実行可能ファイル : (SDK ルート)\Samples\Multimedia\VBSamples\DPlay\Bin\DXVBChat.exe

ユーザーズ ガイド

チャットを開始するには、次の手順を実行する。

1.    コンピュータ上でロビー サーバーを実行する。通常のセッションを開始する。

2.    各クライアント マシン上でBellhop サンプルを実行し、ロビー サーバーによって作成されたロビー セッションに参加する。

3.    1 台のクライアント上の Bellhop で、DXVBChat に対するステージング領域を作成する (Chat ドアをマウスの右ボタンでクリックし、[CreateGroupInGroup] をクリックする)。

4.    各クライアント上で、三角形をダブルクリックして、ステージング領域に入る。1 台のクライアント上で、三角形をマウスの右ボタンでクリックし、[StartSession] をクリックして、セッションを開始する。これにより、ステージング領域内のすべてのクライアント上で DXVBChat が実行されるか、または DXVBChat が待機モードから抜ける。

セッションが始まった後に新しいプレーヤーが参加するには、ステージング領域に入り、セッションを再度 "開始" する。

セッションが始まる前に DXVBChat を実行することは可能だが、Visual Basic 環境から実行することはできない。DXVBChat.exe を実行する必要がある。

1 台のコンピュータ上でアプリケーションの複数のインスタンスをテストするには、TCP/IP を使用する。実行されている処理を詳しく確認するには、Bellhop の各インスタンスで異なるプレーヤー名を選択する。

プログラミング上の注意

InitDPlay 関数は、アプリケーションがユーザーによって起動されたか (接続の設定を待機する必要がある)、またはロビーによって起動されたかを判断する方法を示している。